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女性リーダーのチャンドラさんらが受賞 社会貢献者表彰でインド民族芸能披露 [2008年11月21日(Fri)]



各分野で功績がありながら、社会的に報われる機会が少ない個人・団体を対象にした「社会貢献者表彰」の2008年度受賞者としてインドの女性リーダーであるシスター・ジョセフィン・アルル・チャンドラさん(53)らが選ばれ、17日、東京都内のホテルで表彰式が行われた。チャンドラさんは表彰式後の祝賀会で、一緒に来日した女性たちとともにインドの民族芸能を披露、受賞を喜んだ。
社会貢献者表彰は、社会貢献支援財団が1971年の設立以来実施している。人命救助、社会福祉、青少年の育成、国際協力、海の安全と環境保護など多方面に及び、本年度は156件の推薦の中から有識者から成る選考委員会が選考し、人命救助13件、社会貢献功績35件、特定分野・海の貢献2件の計50件を選んだ。受賞者・団体には副賞として日本財団から50万円が贈られた。表彰件数は累計で1万1766件になった。(写真左:表彰式会場の様子)

この日は、海外から受賞したチャンドラさんのほか、インドでハンセン病制圧のためMDT(多剤併用療法)の開発に指導的役割を果たしたドクター・エス・ケイ・ノーディンさん(75)、強盗に襲われ失明しながらカンボジアで視覚障害者のための活動を続けているブン・マオさん(38)、米国国立聾工科大で聴覚障害者教育をしているジェームズ・ジェイ・デカロさん(61)、ペルーのリマで貧しい人のための支援活動をしている加藤正美さん(82)の4人が来日した。(写真右:挨拶する社会貢献支援財団日下公人会長)

さらに新潟県長岡市に住み、生まれ故郷のガーナの村に小学校を建設するなどの教育支援をしているオーガスティン・アゾチマン・アウニさん(53)も表彰された。日本人では、2000年5月の西鉄高速バスジャック事件に遭遇し、犯人の少年から10ヵ所以上も切りつけられる重傷を負いながら、こうした少年を出さないよう、佐賀市内で不登校や引きこもりなどの子どもや親たちのサークルをつくって活動している山口由美子さん(59)らが受賞した。受賞した喜びをマオさんは「今回の受賞で素晴らしい活動をされている方々と知り合うことができてよかった」と述べ、アウニさんも「人材育成には勇気が必要だ。学校に行きたいというガーナの子どもたちのためにさらに学校をつくりたい」と語った。(写真左:受賞者の中には人命救助のために命を落とした方も含まれる)

表彰式後の祝賀会でチャンドラさんは「本当にうれしい」と笑顔を見せ、南インド・ディンディガル県のシャクティセンターの女性たち(一部男性)と一緒に太鼓を使ったインドの民族舞踊を披露した。女性たちはダリットと呼ばれる社会的に最も弱い立場にあり、チャンドラさんはこうした女性を指導し、民族舞踊を通じて自尊心の回復とリーダーとして養成する活動を続けている。女性たちは、太鼓をたたきながらさまざまなステップを繰り返す「タップアッタム」を行い、会場から大きな拍手が送られた。(写真右:笑顔で踊りを披露する女性たち)(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:29 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(1)
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コメント
社会貢献したいと願う人は多いと思いますが、このように実際に社会貢献している人がいることは、本当にすばらしいし、凄いと思いました。願うだけでなく、何か行動しなくてはいけないと感じました。
Posted by: 小林俊  at 2008年12月04日(Thu) 04:42