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中国からの医学研究者が交流 日本財団で「同窓会」 [2006年12月11日(Mon)]

 日中笹川医学奨学制度で中国から来日し、研究に従事した医療関係者らが12月8日、東京・赤坂の日本財団に集まり、日中笹川医学研究者在日経験者連絡会(韓晶岩会長ら会員約100人)主催による連絡会議と同窓会を開いた。この日、集まったのは、日本での研究終了後、一度中国に帰国したが、再び日本での研究や勤務のために来日した元奨学生ら42人を含む約60人。

 午後6時半から開かれた会議では、笹川陽平日本財団会長が「このような連絡会ができたことは本当に喜ばしい。これからの時代、志を同じくして勉強に励んだ方やそれを支えた方々のネットワークをつくるのは大きな財産だ。日中笹川医学生奨学制度は来年が20周年になるので、元奨学生の方々に人民大会堂に集まっていただき盛大にお祝いをしたいものだと思っている」と激励のあいさつをした。
  続いて、在日中国大使館の干淑媛総領事が「安倍首相の訪中で日中関係が改善されつつあるが、皆さんも両国の関係回復に努力してほしい」と日中友好への思いを述べた。
 
 さらに研修生らのネットワークづくりを中心にした活動報告があり、来年度の活動方針として@研修生相談窓口の設立A中国での学術交流B日本語による留学感想文集の出版−の3点の提案があった。会議の後、引き続き懇親会があり、会員らが近況を語りあった。

 日中笹川医学奨学生制度は第二次天安門事件(1989年)直前の、中国の政情が不安定だった1987年から、中国衛生部、(財)笹川記念保健協力財団、(財)日中医学協会の協力によりスタート。毎年中国から100人の医学生を招聘し、1年間日本の研究機関で研修する制度で、これまでに約1900人が日本に留学した。

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◆コメント◆
 エイズに続き、新型肺炎(SARS)、鳥ウイルスなど、人類が克服すべきウイルスが介在する未知の病気が次々に出現する。こうした時代だからこそ国際協力がいかに大事であるかを痛感するのだ。医学の道に国境はないはずだ。この制度で学んだ研究者たちが、日中両国の架け橋になり、共通の難敵に挑戦し、それらを克服してほしいと思う。(I)



笹川陽平会長(中央右)と日中笹川医学研究者在日経験者連絡会メンバー
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Posted by 日本財団 広報チーム at 18:01 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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