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「若者は地域で育てる」 高校生の奉仕活動調査委員インタビュー [2008年02月28日(Thu)]


やさしく力強い口調で語る相川さん

東京の全都立高校282校で2007年度から「奉仕」の授業が新たに義務化された。この科目の実施によりどのような問題が生じているのかなどの現状を把握し、実践例や成功例のノウハウを集約するため、日本青年奉仕協会日本財団の支援で調査委員会を設置し、1年をかけて調査を続けている。「奉仕」科目義務化推進や否定といった前提から入るのではなく、現場の多様な立場からの意見を集約しようと、メンバーは教育コーディネーター、高校教員、学識経験者、東京都教育庁職員といった顔ぶれで構成され、調査結果は近く公表される。この調査会の委員であり、渋谷区青少年教育コーディネーターとして教育問題をライフワークにしている相川良子さんに、教育にかける思いを聞いた。(写真:多忙なスケジュールの合間を縫って開かれる調査委員会)
  
相川さんは、中学校の社会科の教員から教頭、校長と、学校現場で38年間働いた経験を持つ。70〜80年代にかけて、校内暴力の増加など教育をめぐる環境が急激に変わってきたという。「学校は勉強をしに行く場所、家庭はしつけの場所、そして地域はいろんな人が集まって遊ぶ温かい場所でした。しかし、このころからすべての機能が学校に求められるようになり、子どもはこのままでいいのか? 学校は限界なんじゃないか、と強い疑問を感じました」。退職した相川さんが最初に手がけたのは「地域で原っぱをつくること」だった。それが渋谷区内の11ヵ所で子どもの居場所づくりを行う「渋谷ファンイン」の活動に発展する。(写真:地域に子どもたちを出してほしいと語る相川さん)

「地域に子どもを出すことと、奉仕の科目とはつながる」と強調する。「地域にはNPO、企業、おじいちゃん・おばあちゃん、いろいろな人たちがいる。学校で教えること以上に強い社会の力が地域にはある。高校生が地域に出ていくきっかけとして、奉仕の授業はうまく活用できると思う」と相川さん。コーディネーターとして2つの高校の奉仕科目にかかわる立場から、学校への注文は「無理をせずに子どもを地域に出してほしい。『ウチの生徒はだめなんじゃないか、出したら迷惑をかけるんじゃないか』と囲い込むのが一番よくない。だめな子はだめな子で出してくれれば、地域の人はちゃんと『ダメだよ』といえるから」。地域に求めることは? 「若者は社会が育てている。学校が育てるものじゃない。『最近の若者は』といってしまったらおしまい」。

日本青年奉仕協会は、地域で高校生の受け入れに協力した団体、都立高校、生徒に対しアンケート調査を実施し、既に187団体、111校、1,069人の生徒から回答を得た。回答からは、相川さんのように学校と地域をつなげるコーディネーターの役割の重要性も浮かび上がっている。3月15日(土)にはフォーラムを開催し、調査結果の報告と課題提起のパネルディスカッションが行われる。問い合わせと申込みは、日本青年奉仕協会(TEL:03-3460-0211)まで。
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:41 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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