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「演劇が地域でできること」シンポジウム開催 [2008年02月25日(Mon)]


白熱する議論を展開するパネリストたち

演劇が、学校教育の場や地域社会の中でいかに貢献できるかを語り合うシンポジウムが、2月11日、シアタートラム(世田谷区太子堂)で開催された。財団法人せたがや文化財団が主催した「演劇が地域でできること〜ワークショップから広がる教育普及活動〜」で、全国の公共ホールの職員や劇団関係者などが集い、今後の可能性などについて意見を交換した。

せたがや文化財団下にある世田谷パブリックシアターでは、これまで、学校訪問プログラムなど(一部日本財団助成)、演劇を劇場から地域に持ち出すアウトリーチ活動に積極的に取り組んできた。冒頭、同シアターの松井憲太郎さんが、昨年度からアウトリーチ活動をどのように全国的に広め、深めていくかについて検討し始めたと説明。これを受け、第1部では、地域からの報告として北九州芸術劇場ほか2つの芸術文化振興団体、第2部では、演劇を現場で取りまとめる劇団関係者からの報告として、特定非営利活動法人演劇百貨店などが発表した。(写真:3つの団体が地域での活動の報告を行った)

最終部の第3部では、第1部と第2部のパネラーすべてが登壇し、「演劇による活動の評価とは何か」について白熱した議論を展開した。前半の発表の中で出た「教育現場でワークショップを行う際、事前に学校との意識の違いのすりあわせが重要」という背景には、演劇百貨店の柏木陽さんが指摘する「アーティストが学校でワークショップする目的と学校がワークショップに期待することが違う」という事情があるようだ。(写真:写真を使った活動紹介)

柏木さんは「社会を肯定するだけでなく問題をつまびらかにすることがアートの“危険性”と呼ばれるもの。学校に、この危険性も含め受け入れてもらった上でワークショップをやりたい」と語った。学校とアーティストの間の考え方の違いに焦点を当てた議論の中、横浜市芸術文化振興財団の今村麻紀子さんは「アーティストと教師・学校との思いのぶつけ合いの中で、一番大切なワークショップ参加者である子供の視点が落ちがちだ」と指摘した。最後に、松井さんが「演劇が演劇界だけで構成されなくなってきている。公共ホール、補助金などの条件のあるなかで、演劇理念を持つ人をどう育てるか、手を携えていく必要がある」とまとめた。(写真:劇団関係者からもそれぞれの活動を報告)

「今回のように、演劇を使ったアウトリーチ活動を行っている各地方の団体が集って、議論しあうような場はこれまでには無かったため嬉しい」とパネリストも喜んでいた。引き続き、せたがや文化財団は、各地でさまざまなアウトリーチ活動を展開している劇団関係者や支援する公共ホールなどのネットワーク化を目指して取り組んでいく予定である。


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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:36 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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