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閉校の小学校を福祉作業所に 北海道・旭川で「再生工事」進む [2008年01月28日(Mon)]


大規模改修が進む旧旭川市立第4小学校


過疎や少子化の進展で、公立学校の統廃合が全国的に進行している。しかし「学校」は、地域の求心力ともなっているため、閉校後の跡地利用は集落活力維持へ難しい問題を生んでいる。有効な再利用について各地で知恵が絞られているが、福祉作業所への衣替えもその一例だ。例えば北海道旭川市では、閉校となった校舎を社会福祉法人が借り受け、知的障害者らの就労施設に再生しようと大規模改修が進められている。(写真:107年の歴史を閉じた第4小学校)

旭川市立第4小学校は2006年3月に閉校となり、107年にわたる歴史を閉じた。同校は市東部の農村地域にあり、築34年になる鉄筋2階建て1100平方メートルの校舎と、体育館や教員住宅、それに広いグランドが残された。市は施設の無償貸与を条件に跡地利用を公募、3件の申し込みの中から、隣接する鷹栖町に本部を置く社会福祉法人・鷹栖共生会への提供を決めた。(写真:体育館もリニューアルされ、活用へ)

鷹栖共生会は鷹栖町や旭川市で障害者の就労支援作業所や介護施設、ケアセンターなどを展開する福祉法人で、全体の利用者が200人を超す規模を持つことや、同町で閉校となった中学校の校舎を生活介護のデイセンターとして運営している実績が評価された。同会は旭川第4小を改修し、旭川市内で就労移行支援を行っている「旭川ヒューマンサービスセンター」の一部を移転する計画だ。(写真:小学校跡へ移転する「旭川ヒューマンサービスセンター」の作業所)

この移転でセンターは作業場の面積を拡大し、職員数を増やして授産活動を活性化させる。同時に重視していることは地域との交流で、体育館や市内最古の木造音楽室などは地域の人たちにも気楽に活用してもらうことを考えている。松平昇三施設長は「卒業生や地域の方たちがいつでも気楽に立ち寄れる施設にすることが、作業所としても大きなメリットにつながると期待しています」と語っている。(写真:センターには「おしぼり」のクリーニング工場もある)

4月開所を目指し、雪と寒風の中で改修作業が進められている。食堂や調理室、それにトイレは新設され、2階の教室は旧校舎の構造を残しながらワークルームに改修される。教員住宅はショートステイ施設に利用していく計画だ。総額7000万円に上る改修費は、体育館の暖房施設だけは市が提供してくれたものの、法人が日本財団の支援を受けながら負担するめどをつけた。

小学校跡地に福祉作業所が移転してくることについて、地域の20歳以上の住民270人を対象に住民投票が行われた。結果は「78.3%が賛成」だった。鷹栖共生会が活動を始めた20年ほど前とは、福祉施設への理解は格段に向上している。地域のお年寄りからは、むしろ開所をもっと早めて欲しいという希望さえ寄せられた。広々とした敷地で、新しい福祉作業所が地域と交流を深めていく「春」が、まもなく始まる。
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Posted by 日本財団 広報チーム at 11:42 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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