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頼朝創建の瀬戸神社の宝物の特別展 横浜の金沢文庫 [2013年05月23日(Thu)]

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金沢文庫で開催中の瀬戸神社展

かつて風光明美な景勝地として知られた神奈川県横浜市の「金沢八景」の中心にあり、源頼朝の創建と伝えられる「瀬戸神社」が秘蔵してきた宝物を展示した「特別展 瀬戸神社〜海の守護神〜」が4月26日―6月9日の日程で、神奈川県立金沢文庫(横浜市金沢区)で開催中だ。日本財団が支援している海と船の博物館ネットワークの海と船の企画展の一環で、瀬戸神社に伝えられた約120点の宝物が展示され、中世から幕末までの武家文化や鎌倉に近いこの地域の歴史に光を当てている。
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学芸員の山地純さん

瀬戸神社は、治承4年(1180年)、伊豆で挙兵した源頼朝が伊豆三島明神(静岡県三島市)を勧請し、社殿を建立したといわれる。現在の社殿は寛政12年(1800年)に建ち、以後これまでに修繕が何度も行われた。昭和初期に葺き替えた銅版の屋根が2011年に損傷し、昨年6月から半年をかけてこの屋根の葺き替えと社殿の修復・増築工事が行われた。これを機会に、収蔵してきた宝物類を一般公開することになり、鎌倉中期に北条実時によって武家の文庫として創設され、これらの蔵書を保存し、鎌倉時代を中心とした資料を公開する歴史博物館の金沢文庫が協力した。

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特別展の図録

展示物は「正一位大山積神宮」と書かれた木製の神号額や子どもから大人の男女のさまざまな「神像」、舞に使われた舞楽面、江戸時代に江戸の豪商が奉納したという大絵馬などがあり、舞楽面2面は鎌倉時代初期の運慶派の仏師(仏像の制作者)の作とみられ、国の重要文化財に指定されている。

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文庫1階に展示された称名寺所蔵の重要文化財・弥勒菩薩立像のレプリカ

このほか徳川家康坐像(寛永15年作)は、明治になって神仏分離で仏教色が排斥される中で、円通寺(横浜市金沢区)が管理していた東照宮を明治11年に合祀し、瀬戸神社が引き継いだものだという。徳川家康から称名寺(北条実時が開基、金沢文庫に隣接)とともに、百石の朱印地(領地)を与えられた書状、神職として神社の鍵を預かる江戸時代の裁許状(免許状)や大岡越前(当時の寺社奉行)による訴訟に対する決定など、歴史的書状も見逃せない。

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黄菖蒲が美しい称名寺/金沢文庫の建物

同文庫の専門学芸員の山地純さんは「今回瀬戸神社所蔵の宝物が系統的、総合的に展示されたことで、その価値が認められるのではないか」と語り、瀬戸神社の歴史を通じて金沢八景の存在が見直されることを期待している。同文庫の隣にある称名寺は現在、名物の黄菖蒲の花が盛りで、歴史好きの年配者が特別展をのぞいた後、寺に足を延ばしている姿が見られる。(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:17 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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