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サンゴの大事さを子どもたちに 石垣の地域連携プロジェクトが報告会 [2013年05月08日(Wed)]

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この1年の成果を発表する小林さん

八重山列島の中心である沖縄県石垣島(石垣市)。周囲にサンゴ礁が広がる美しい島で「サンゴ」保全の重要性を子どもたちに伝える3年計画の取り組みが進行中だ。日本財団支援の4団体連携プロジェクト「わくわくサンゴ石垣島」で、4月18日には2012年度の事業説明会が同市八島町の環境省国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターで市役所や市商工会などの関係者を集めて開催された。サンゴの保全活動を通じて石垣島の活性化を目指す地域連携の取り組みで、各団体が初年度の成果を発表した。
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サンゴの保全活動に取り組む人たちが集まった人たち/スライドによる報告が続いた

最初にこのプロジェクトの事務局長の小林鉄郎さん(八重山漁協観賞魚部会・サンゴ養殖研究班)が、この1年間の活動について報告。島内の6つの小学校でサンゴに関する学習を行い、サンゴ礁をテーマに「科学的知見、伝統文化の継承、娯楽的手法」を柱にしてその魅力を知ってもらう授業を続けたことなどを説明した。続いてプロジェクトに参加している4団体がスライドを使って体験学習の内容などについて報告した。

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サンゴ礁が広がる石垣島周辺

このプロジェクトは、4つの団体がそれぞれ取り組みを分担しており、小林さんが所属するサンゴ養殖研究班は、「サンゴ養殖体験」の出前授業、石垣島沿岸レジャー安全協議会はサンゴ学習プログラムの開発、白保魚湧く海保全協議会はサンゴ学習に使う水槽のメンテナンスを中心に担当している。さらにNPO沖縄エコツーリズム協議会はサンゴ学習のプログラム開発支援と広報活動を担い、4団体が連携してサンゴの大切さを子どもたちに伝え、将来の保全活動を担ってもらうのがこのプロジェクトの狙いだ。こうした活動を通じて石垣島の活性化に役立てることも大きな柱で、説明会後の全体会議では2013年度の連携事業やこのプロジェクトの島内での位置付けなどについて意見交換した。

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説明会後の全体会議で連携事業について意見交換

2012年度を初年度としたプロジェクトは2014年度まで継続し、島内21の小学校全校でサンゴに関する出前授業を行う。これにより島の子どもたちにサンゴの大事さを教えるほか、サンゴ保全のフォーラム(2012年度は福島県いわき市と横浜市で開催)など、島内外での交流も積極的に行う計画だ。(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:13 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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