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被災者101人の聞き取り集を刊行 社会人、学生がインタビュー [2013年03月07日(Thu)]

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話し手と聞き手の対話(岩手県大槌町吉里吉里地区で)

東日本大震災の被災者101人がこれまでどんな生き方をしてきたのかを語った「被災地の聞き書き101」が、感動を呼んでいる。民間のシンクタンク・東京財団NPO共存の森ネットワークが社会人・学生ボランティアの協力でまとめた「聞き書き集」だ。聞き書きの対象は大津波によって大きな被害を受けた岩手県大槌町吉里吉里、陸前高田市田束、宮城県南三陸町志津川、石巻市の4つの地区の住民で、聞き書き集からは大災害から立ち上がり、懸命に生きようとする人たちの思いが伝わってくる。
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刊行された聞き書き集
 
聞き書きは、聞き手が話し手に様々な質問をして答えてもらい、不明なことは再質問を繰り返し、録音したインタビューの内容を文章としてまとめたもの(聞き書き作家の塩野米松さん)だ。東日本大震災後の2011年7月、東京財団と共存の森ネットワークは、塩野さんの指導で被災地に住む人たち101人への聞き書きをスタート。社会人、大学生計47人がインタビュー役となり、さまざまな世代の老若男女の話を聞いた。

最初に登場する大槌町の漁師の東谷寛一さん(インタビュー当時67歳、聞き手・代田七瀬さん)は、家も働く場も奪われた悔しさから話し出し、震災当時の状況や漁師になったいきさつ、漁師としてのこれまでの生活を振り返り、息子たちが取り組むワカメ養殖への期待を語っている。妻が行方不明のままだという堀合陽太郎さん(同78歳、聞き手・辻るりさん)は、船も道具も流され、漁師生活を辞めざるを得ない心境を話した。

震災から立ち上がろうと前を向く姿勢を語った人も少なくない。同町の門崎タツさん(67歳、聞き手・古澤杏奈さん)は、「孫たちに手をかけてあげたい。元気でいたい。痛いところを出さないよう頑張っぺ」と答え、陸前高田市の漁師、千田勝治さん(同63歳、聞き手・七井舞さん)は、「海の仕事はいい。早く戻りたい」と海への思いを語った。石巻市雄勝地区の堀川義雄さん(同83歳、聞き手・山代真希さん)は「日本人は強いから、時間はかかるが復興する」と話した。

「あの音がいまでも耳から離れない」と津波当時の恐怖を話したのは陸前高田市の村上リエさん(同83歳、聞き手・川口圭大さん)。宮城県南三陸町志津川の勝倉彌司夫さん(同77歳、聞き手・満さん)は志津川火災、チリ地震津波、そして今回の大震災と人生で3回被災、「今度は全部何もかもなくなってしまった。そういう人生です」と振り返った。

聞き役の一人、玉川大学の猪俣明希さんは「震災の影響を受けた県の出身でありながら、3月11日にはその影響を全く受けないところにいたため、自分を責める日々が続いた。陸前高田の人々の生き方を知ることで自分が助けられ、気持ちの整理がついた」と胸の内を明かしている。「被災地の聞き書き101」はA5判、677頁。1500円プラス税。購入は通販サイトアマゾンで。(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:08 | 総合 | この記事のURL | コメント(0)
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