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ペルーに中古福祉車両 救急車として利用 [2007年07月18日(Wed)]


ペルーに寄贈された福祉車両


日本財団は、社会福祉の増進に寄与するため、全国の社会福祉関係団体に移動用の「福祉車両」の配備を支援しているが、本年度はこのうち助成先で使用されなくなったものの程度のいい車を南米のペルーに寄贈することを決め、既に6台を船便で輸送した。さらに近く6台を送る予定で、これらの車は現地の医療福祉の向上に貢献することが期待されている。

日本財団が支援している福祉車両は、訪問入浴車、車いす対応車、送迎車などで2006年度までに約18、000台を全国に配備した。この中で使用されなくなった車がかなり出ているが、性能や外観も含めて使用が可能と思われる「リフト付き車いす対応車」(4、077台配備)を引き取り、海外に寄贈して活用してもらうことにしたもので、福祉車両のニーズがあり、車両の輸入規制面で理解のあるペルーを寄贈先に決めた。

福祉車両の寄贈に当たっては、ペルー政府はじめ在ペルーの日本大使館、ペルー日系人協会の協力を得ており、「500台」を上限に寄贈を継続する方針だ。対象の車は使用年数が6−8年(ペルーは使用年数が5年以上の車は輸入禁止)だが、同国政府は特別に輸入を認め、税金も除外される。中古車両は、改修・整備のうえペルー日系人協会、厚生省管轄の病院、福祉施設などに配備され「救急車」として使用されるという。

第1回の寄贈車両として12台を選び、うち6台は6月9日に横浜港からノルウェー船籍の貨物船で輸送した。29日にはペルーのマタラニに到着した。残り6台は現在出港待ちの状態にあり、近く輸送される見込みだ。車にはこれまで使用していた団体の名前が日本語で入っているが、受け取るペルー側はそのままで使う意向で、今後日本の福祉団体名入りの救急車がペルー国内で走る姿が見られそうだ。

(英文記事はこちら
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:32 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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