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竹炭の商品開発に試行錯誤〜富山の社会福祉法人 [2012年08月30日(Thu)]

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導入した窯は最新のエコタイプ、自然流炭焼窯だとか

JR高山本線笹津駅から徒歩約20分。社会福祉法人秀愛会(澤田和秀理事長)は富山市の南端、岐阜県境に近い竹林と田園に囲まれた場所にある。2駅隣りが越中八尾駅。「おわら風の盆」の季節を迎えて観光客でにぎわうが、哀調のある三味線と胡弓の音色はここまでは聞こえてこない。「炭焼き窯を購入して1年、商品開発に試行錯誤を重ねています」。法人本部新規事業準備局長、塚原久永さんの“お盆”は、知恵を絞る毎日だ。
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左から塚原さんと坂田さん

秀愛会は福祉サービスを必要とする人のため、重度訪問看護や児童デイサービスなど幅広く活動。障害者らの自立支援事業などの担当として「あゆみの郷」があり、休耕田を利用した農作物の栽培などを手掛けていたが、さらに“売れる商品”を目指して昨年7月、日本財団の助成を受けて炭焼き窯を購入、農作業と2本柱の多機能事業所「ステップ」を立ち上げた。ステップ管理責任者の坂田俊久さんによると、施設周辺には竹林が多く、「竹は他の樹木を枯らすため伐採は自由にどうぞ…と周辺だけでなく、遠くの地域の地主さんからも許諾を得ている」という。

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きれいに焼ける炭はまだ半分程度/クズ炭を敷きつめ、ガーデニングに活用できないか、試験中


炭づくりのスタートは晩秋から冬にかけて。竹が水分を吸わないこの時期に竹を切り、長さをそろえ、束にくくる。春から炭焼き。窯は1昨年に考案されたという新型の「自然流炭焼窯」で、温度計を見ながら調整、6〜7時間で焼きあがるというスグレモノ。しかし、良い具合に焼ける炭は50%程度、残りは精錬度(炭素の純度)が低く、この炭をどううまく活用するかが、目下の頭痛の種。砕いて土に撒き、防虫用や土壌の酸性化に使いたいが、中国産が低価格で出回っていて太刀打ちできない、などの悩みがある。

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あゆみの郷/施設付近にはこのような竹林が随所に

現在の商品は、燃料用としての炭のほか、竹を焼いた後のコールタール状の液体を分離して作る竹酸液(入浴剤や花の防虫剤などに使用)など。消費者にさらにアピールする商品開発を目指して@腐葉土に混ぜて堆肥材にするA高い保水力を利用してガーデニング資材に使うB植物を育てるプランターに使えないか、などの工夫を重ねている。「ヒット商品づくりに苦心しています。1年間は試行錯誤、でも2年目からは実用ベースに乗せたい。竹は無償で手に入るし、就労支援のツールとして期待は高い」と塚原さんは話した。(平尾隆夫)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:12 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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