アブナイ生きものたち・企画展が人気 萩博物館、入場者7万人超えそう [2012年08月29日(Wed)]
![]() 人気を集める世界最大のトカゲ・コモドドラゴン 幕末から明治維新にかけて活躍した吉田松陰、高杉晋作、木戸孝允(桂小五郎)、伊藤博文などを輩出した旧長州藩の城下町・山口県萩市は、街全体を博物館としてとらえる「萩まちじゅう博物館」の取り組みで知られている。このまちづくりの中核として2004年11月に開館した萩博物館は7月7日から「最恐!危険生物アドベンチャー〜海と山のアブナイ生きものたち〜」というユニークな企画展を開催、子どもから大人まで幅広い層に人気を集めている。 |
![]() 家族連れの姿が目立つ博物館 同博物館は、旧萩城三の丸に当たる堀内伝統的建造物群保存地区内にあり、高杉晋作関係資料や萩の人物コーナー、萩の歴史、萩の海と陸にすむ生きもの発見ギャラーなど常設展示などのほか、年数回企画展を開催している。今回の企画展は、日本財団が支援している海と船の博物館ネットワーク・海と船の企画展の一環で、海洋生物担当の堀成夫主任研究員を中心に企画した。 ![]() 企画展を担当した堀主任研究員 国内外の動物園、水族館、天文台、博物館の協力で世界の森や草原、海、川など危険な生物が生息する空間で、その生物たちの攻撃をかわしながら萩へとたどりつくことができるかという想定で、さまざまな危険生物のゾーンをつくった。展示された資料は200種、300点で、ほ乳類、鳥、は虫類、両生類、魚、甲殻類、ムカデ、クモ・サソリ、昆虫、ウニ・ヒトデ、貝・タコ、クラゲ・サンゴ・イソギンチャク、その他の生物をはく製やパネルで紹介した。 ![]() 街並みにマッチした博物館の建物 このうち堀さんが「必見」として挙げるのは、1990年に発見されたという実在した伝説の毒鳥、世界最大の最強のトカゲ・コモドドラゴン、アフリカ最強の殺人魚・ムベンガ、人の体にもぐり込むアマゾンの最恐の怪魚、恐怖の伝説を生んだ世界一の猛毒動物、世界最大のサソリ・ダイオウサソリなどだ。このほか堀さんら同博物館の学芸員が出演した「危険生物界の王子・デンジャロスからのメッセージ映像」も楽しい。 ![]() 企画展はさまざまな空間がある 堀さんは企画展が人気を集めていることについて「郷土の自然や生き物に目を向けてほしいと思い企画した。展示した危険な生物はふだん見ることができない。怖いもの見たさで面白いと受け止めてくれたようだ」と語っている。同博物館は、2010年夏「UMA(未確認生物)との遭遇 〜知られざるミステリーアニマルの世界」という企画展を開催し、入場者は開館以来最高の67、769人を記録した。今回の企画展(9月9日まで)は、27日までに56、597人が入場、最終的に2010年夏を上回る可能性も出てきており、博物館関係者は残る2回の土日に期待を寄せている。(石井克則) |














