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北前船文化のにぎわいを再び〜青森・みちのく北方漁船博物館 [2012年08月16日(Thu)]

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昨年7月31日、安来港沖のみちのく丸/同8月27日、秋田船川港のみちのく丸
(みちのく北方漁船博物館提供)

昨年夏、国内最大級の復元北前型弁才船「みちのく丸」(150トン)が日本海側の主要港10道県14港を巡る48日間の旅に出た。その際の航海の模様、寄港地の人々との交流などを写真や航海日誌などで振り返る「よみがえった北前船の道―みちのく丸日本海周航記録写真展」が今、青森市沖館のみちのく北方漁船博物館で開かれている。展示資料を通して改めて“北前船文化”の繁栄を思い、各地の地域振興を一層進めようというのだ。
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展示資料を説明する石山晃子学芸員

企画展は、同博物館が日本財団の助成を受けて、東奥日報社(青森)と共催した。1年前の航海は、秋田魁新聞社や福井新聞社など日本海に面する9つの新聞社の合同企画。みちのく丸を操船し、青森から北海道(小樽)→山陰(美保関、境港など)→北陸(金沢、富山など)→新潟→秋田と回り、青森に戻るコース。このときの船上日記や寄港地での交流写真、航路図などのパネルと、寄港地で各首長の署名を集めた船鑑札など計80点が展示されている。石山晃子学芸員は「北前船が通った時代のにぎわいを取り戻し、日本海を中心に再び交流を深めたいため」と企画展のネライを話した。

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船往来切手と船鑑札

航海長にあたる表仕(おもてし)日記をひも解くと、航海の状況が浮かんでくる。「昨夜はスコール。3日間たまった汚れを落とそうと素っ裸になり、外に出てシャワーを浴びる」(7月28日、小樽から美保関に向かう途中)、「気温は朝から30度を超え、照りつける太陽が恨めしい。岸壁では見物客が長蛇の列」(8月7日、能登)、「出会ったヨットから『ご安航を祈る』の手旗信号、返礼として長3声(汽笛のようなもの)を吹鳴」(8月23日、秋田)…。また、鹿内博青森市長が発行した船往来切手(通行手形)、鰺ヶ沢町長や松江市、小浜市、金沢市、富山市などの首長が署名した木札の船鑑札なども関心を集めていた。

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みちのく丸、後ろの建物は博物館

企画展は9月30日まで。8月25日午後1時半からは博物館展示室で、みちのく丸周航に関わった乗組員による公開報告会が行われる。寄港地で若者らに和船の操船技術を指導する交流模様や悪天下での体験談などが、みちのく丸船頭(船長)の木村透氏、表仕の菊池榮氏、知工(ちく=事務長)の横山明典氏によって語られる。この日は入場無料。石山学芸員は「企画展に触れて、地元の歴史を掘り起こし、(振興策など)見直すきっかけになればうれしい」と期待している。(平尾隆夫)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:07 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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