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オリーブ栽培で障害者の自立を支援 新潟と九州で同時進行プロジェクト [2012年08月09日(Thu)]

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安徳台で実をつけたオリーブ

良質の食用油が採れる植物のオリーブ。その栽培を障害者の自立支援に役立てようという試みがスタートした。7月28日には福岡県筑紫郡那珂川町で、新潟市のNPOひなたの杜と福岡の九州・障がい者自立支援(オリーブ)ネットが共催して「オリーブ栽培と障害者の自立支援を考える講演会」と、オリーブ農園見学会が開催され、九州各地から新しい事業展開を考える福祉施設関係者など多数が参加した。
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安徳台で進むオリーブ栽培

講演会では冒頭、NPOひなたの杜相談役の橋元雄二さんと代表理事で息子の大礎さんがオリーブ栽培を始めた経緯や障害者の反応について明らかにした。同NPOは2009年に設立。新潟市内で障害者を対象にグループホームやケアホーム、地域活動支援の事業をしているが、雄二さんは当初から障害者の労賃が低いことに疑問を持ち、打開策を考え続けた。農業大学校に通いさまざまな文献に目を通した雄二さんはオリーブ栽培に着目、かんきつ類が育つ環境ならオリーブ栽培も可能と判断、市内の耕作放棄地約2000坪(6600平米)を借り、4年木200本を植え、栽培を始めた。翌年にはさらに2000坪を借り受け、九州・障がい者自立支援(オリーブ)ネットの母体である九州オリーブ普及協会(KOA)から1年木100本の寄贈を受けるなど、毎年植栽を続けている。植えた苗木の生育は順調で、近い将来4000坪の土地に5000本を植栽する計画だ。

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橋元さん父子。雄二さん(右)と大礎さん

7月時初めに脳こうそくで倒れこの講演のため一時退院して福岡に入ったという雄二さん。「ひ弱だった自閉症の子どもがオリーブの水やりのプロになった。他の果樹栽培に比べ年間の労力が5分の1程度で、加工食品として多様な用途があり、オリーブ栽培は障害者の就労支援に向いている。障害を持つ子どもにとって一番いいことを考えてやるのは福祉団体の責任だ」と語った。

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古賀代表理事/大熊理事長

引き続き、九州オリーブ普及協会の古賀直樹代表理事がこれまでの活動を報告。百富孝行さん、中山良一さん(いずれも同協会理事)とともに2009年12月に協会を設立、百万本を植え、九州をオリーブの一大産地にしようという目標で普及活動をした結果、オリーブ栽培で知られる香川県・小豆島(栽培面積2011年現在、約110ヘクタール)をあと1、2年で追い越し、九州はオリーブの新大陸になるという見通しを明らかにした。そのうえで古賀さんは「協会はオリーブ栽培サポートのための教育機関(オリーブ大学)もつくった。オリーブはかわいい。ぜひみなさんもチャレンジしてみてください」と呼び掛けた。この後、九州・障がい者自立支援(オリーブ)ネットについて、社会福祉法人こぐま会の大熊猛理事長が設立の目的や役割について説明。「情報交換の場として利用してほしい」と強調した。

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盛況だった講演会会場/参加した障害者が書いたひなたの杜という習字

講演会に先立って参加者は猛暑の中、KOAが活動の拠点にしている那珂川町の育苗ハウス(国産の2年生苗6000本を育苗中)や高台の安徳台地区のオリーブ園(結実している国産の7年生21本、イタリアトスカーナ産4年生400本)、育苗露地栽培地(イタリア産3年生5000本)を回り、農園関係者の説明を聞きながら、九州で着実に進むオリーブ栽培に期待の目を向けていた。(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:14 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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