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信長の大船の復元模型も展示 安土町で企画展 [2012年08月07日(Tue)]

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信長の大船の復元模型

天智天皇や織田信長が琵琶湖に浮かべたといわれる大船をテーマにした企画展「湖の船が結ぶ絆―天智天皇、信長の大船 そして うみのこ」が7月中旬から滋賀県・安土町の滋賀県立安土城考古博物館で開催されている。9月2日まで。企画展では大船の復元模型も展示されているほか、古代から“巨大な水路”として大きな役割を果たしてきた琵琶湖の多彩な歴史をテーマにした連続講座なども用意されている。
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天智天皇の大船の復元模型も

企画展は安土城考古博物館の開館20周年記念事業。日本財団の助成で長浜市長浜城歴史博物館との連携企画として開催され、開会日の7月16日には琵琶湖汽船「ビアンカ」による琵琶湖一周クルーズも行われ、湖上フォーラムでは嘉田由紀子知事が「今だから琵琶湖―人と自然の絆再生に向けて」と題し基調講演を行った。

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会場の安土城考古博物館

天智天皇と信長の大船の復元模型は、いずれも滋賀県文化財保護協会の横田洋三氏の製作。天智天皇の大船は万葉集に詠まれている天皇の行幸船をイメージして復元され、幅2・8メートルの丸木舟を縦に3つ継いだ形。全長35メートルで左右に各15本の櫂を持つ。一方、信長の大船は元亀4年(1573年)信長の命により、後に安土城を築く岡部又右衛門を棟梁に全国の鍛冶、大工を集めてわずか40日で完成させた。信長公記によると「長さ30間(約54メートル)、幅7間(約13メートル)、左右合わせて100挺の艪と前と後に櫓があった」とされ、復元模型はいずれも実寸の35分の1。考古博物館1階に展示されている。

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安土城天主跡(左)と大手道石段

コロンブスが1492年初の大西洋横断航海で使った帆船サンタ・マリア号は全長18メートル、ピルグリム・ファーザーズが1620年英国から米国に渡ったメイフラワー号は全長約30メートルといわれ、両船と比べても大船の巨大さが分かる。自ら製作に当たった横田氏は、信長の大船について工期の短さから見て浮力が安定する曲線の形状にするのは難しく、直線を基調とする箱型だったとするとともに、今回の企画展に向け刊行された「琵琶湖の船が結ぶ絆」の中で、「人々を驚愕させ、信長の存在を否応なく知らしめる圧倒的巨大オブジェ、つまり『浮かぶ城』、これこそが信長が望んでいた大船である」と解説している。

会場にはこのほか琵琶湖の湖上交通で活躍した丸子船や滋賀県内の小学5年生全員が体験する環境学習船「うみのこ」の資料なども展示されているほか、「琵琶湖の王者 丸子船の世界」、「琵琶湖運河計画」など連続講座も予定され、最終日の9月2日に「信長の琵琶湖戦略と大船」のテーマで講演する予定の大沼芳幸・副館長は「大船は実戦より、見た目の威圧的効果が狙いだったようだ。その証拠に3年後、安土城の建設が始まると信長の命令で解体されている。安土城の登場で大船の役目は終わったということではなかったか」と語っている。(宮崎正)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:08 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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