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身近な薬草を知る〜能登いきものマイスター養成講座の1日 [2012年08月06日(Mon)]

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薬用植物園で薬草に触れ、効能などにペンを走らせる

能登半島の豊かな動植物に精通し、人々の生業と自然が共存できる社会創出の担い手に…金沢大学日本財団の支援を得て進める「能登いきものマイスター」の養成講座は、最終の3年目を迎えた。里山里海を守り、高齢化・過疎化の町に元気を取り戻すのが目的で、講座は月1回のペース。7月28日は“本拠地”の珠洲市を離れ、金沢市の金沢大学角間キャンパスで開かれた「薬草勉強会」に、一般市民らとともに参加。養成マイスターらは炎暑の中、ありふれた草花が実は意外な効用を持つことなどを知り、驚きの目を見張った。
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炎暑の中、御影園長(右端)の説明に聞き入る受講生

この日参加したマイスターは、養成中の3期生7人に1,2期の卒業生5人が加わった計12人。勉強会のテーマであるウツボグサ(シソ科)について、止血や熱さましの薬効があると聞いた後、キャンパス内の広さ3,9ヘクタールの薬用植物園を御影雅幸園長の案内で観察した。勧められて南米原産のステビア(キク科)の葉をかじる。葉っぱ特有の苦味の後に、実にとろける様な甘味が口内に広がった。中国産サンシュユ(ミズキ科)は止血の効用があるが、実をかじるとぴりりと辛く、舌が痺れた。聞けば、中華料理の麻婆豆腐の香料に使われているといか。“小さな体験”の都度、笑いと驚嘆の声が上がる。

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古民家の前で説明を受ける養成マイスターたち/中村浩二教授


勉強会を終えた午後はマイスター養成講座に戻り、キャンパス近くの「角間の里山自然学校」に移動して復元された棚田などを見学。大学が創立50周年を記念して移築した古民家でくつろぎ、養成講座生みの親の中村浩二教授の講話に耳を傾ける。里山の大切さ、その里山をどう活用していくか…例えば放牧場の経営も悪くないと思うよ、などの“提案”に小さくうなずく姿も見られた。このあと、中村教授が炭焼き小屋や棚田など周辺地域を自ら案内し、この日の授業を終えた。

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薬草勉強会は今年6回目、通算74回目

石川県奥能登農林総合事務所に勤める3期生の中出吉彦さんは「町中でよく見かける草も薬になるのだと、先生の説明でよく分かった。マイスターに応募したのは、仕事がらみもあったが、もともと里山里海に興味があったから。珠洲市の田んぼに入ったり、生き物の写真はどう撮れば良いかなど、講座は毎回工夫されていて楽しいですよ」と話した。同じ3期生の落合紅さんは染色家。「自分で里山を歩いて染料になる植物を採り、1日かけて染め上げる、そんなエコツアーをやりたくてマイスターに応募した。今日は、根が染色材料になるムラサキを実際に目にできたし、染色できる植物の多さに驚いています」と満足の態。

養成講座は全20講義。受講生は珠洲市三崎町の金沢大学能登学舎周辺や能登一円の里山里海で実習を行い、写真展や修了論文の発表会などを経てマイスターの修了証書が手渡される。(平尾隆夫)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:00 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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