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静岡・御前崎の海に水上バイク〜全国5ヵ所目の「シーバード」拠点に [2012年07月19日(Thu)]

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贈呈された水上バイクを前に安全祈願祭が行われた

東に駿河湾、南に遠州灘を望む静岡県御前崎市のマリンパーク御前崎海水浴場で7月14日、日本財団から日本プロウインドサーファー協会(御前崎市、JPWA)に、水上バイク1台が贈呈された。水難救助や安全啓発とともに、子どもたちが海を近くに感じる行事などにも活用してもらう『シーバード』プロジェクトの一環。御前崎は『渚の交番』として青パトや浜辺を整備するホイルローダーなどが配備されており、水上バイクの加入で、海とそれに続く陸地が一体となった“安全地帯”の誕生となった。
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海の安全を祈る参列者

マリンパーク御前崎は静岡空港から約30分の距離にあり、遠浅で波も静か。水質検査でも「AA」のトップランクの評価を受けている。環境省の“快水浴場百選”にも選ばれ、遊泳客は年間3万〜4万人。この日は「海開き」で、石原茂雄・御前崎市長はじめ警察、消防、海上保安庁、観光協会関係者ら約50人が出席した。石原市長が「無事故でこの夏を乗り切ってほしい」とあいさつ。御祓いなどの神事に全員が深々と頭を垂れ、安全を祈った。

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荻上チームリーダー/石原JPWA理事長

続いて行われた贈呈式では、日本財団海洋グループの荻上健太郎チームリーダーからJPWAの石原智央理事長らに、水上バイクの鍵のレプリカが手渡された。荻上チームリーダーは「ホイルローダーは浜辺を、水上バイクは渚、青パトは陸を見守るもので、これで横断的に安全を見つめる体制が整った。地域と海の関わりを、民間団体と、警察などの公的機関が協力しあって健全なものに育てていく。その象徴的なケースです」と期待を込めた。

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水上バイクのデモンストレーション

このあと水上バイクを使ったデモンストレーションが行われた。西日本を襲った大雨・洪水の影響で、この日はあいにくの曇り空。遊泳客も50人ほどだったが、それでも溺れ役の人を救助するために猛スピードで疾走する水上バイクの勇姿に歓声を上げた。石原理事長は「水上バイクは船が立ち入れない浅瀬でも機動的に動け、沿岸の安全に欠かせない。さらにバナナボートを引くなど、子供たちがもっと海に親しみを抱けるような活動にも使いたい」と話した。
            ◇
「シーバード」プロジェクトは、遊泳ゾーンでの暴走など悪いイメージが付きまとう水上バイクを、人と海をつなぐ手段に変えようという試み。2007年、利用者のマナー向上と事故防止の取り組みが佐賀県伊万里市で始まり、日本財団はこの活動を全国に広げようと2011年度から、水上バイクで人命救助を進める団体や安全啓発を行う水上バイクメーカーらと協力して活動開始。現在、全国8か所に活動チームがあり、水上バイクの贈呈は5か所目。(平尾隆夫)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:03 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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