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高校生カフェがプレオープン 若い力で石巻の名所づくり [2012年07月02日(Mon)]

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市役所1階のプレオープン会場

東日本大震災被災地の高校生がカフェを作って、地域の人たちと交流を図り、復興の担い手になろう―というプロジェクトが発足、6月24日、宮城県石巻市役所でプレオープンの式典があった。日本財団とたばこメーカー・フィリップモリスジャパンによる共同企画で、いずれも大阪を中心に活動しているNPO み・らいず、NPO スマイルスタイルNPO Co.to.hanaが協力、この9月に若い手による「いしのまきカフェ」がオープンする。
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(左から)あいさつする尾形・日本財団理事長、亀山市長、
井上コーポレートアフェアーズディレクター

プレオープン式典は、石巻市から提供された市役所1階のカフェ用のスペース(64平米)で開催され、参加予定の42人(市内の9つの高校に在籍)の高校生のうち県立石巻好文館高校3年の斎藤拓磨君、県立石巻西高3年の鈴木亜紀さんら34人(うち男子は5人)が出席し、午前10時から始まった。開会のあいさつの後、石巻高校OBである日本財団の尾形武寿理事長があいさつ。「石巻の未来はあなた方にかかっている。町の人たちと一緒に考え、行動し、石巻の発展に尽くしてほしい」と激励した。続いて、亀山紘石巻市長が「石巻の復興の担い手として前に進んでほしい。ここにどんな夢が実現するか期待している」と呼び掛け、フィリップモリスジャパンの井上哲・コーポレートアフェアーズディレクターも「9月までにどんなものができるか楽しみにしている」と、高校生に語りかけた。

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運営を支援する9人のメンバー

参加メンバーの自己紹介のあと、メンバーはカフェについて「イメージすること」「期待すること」「自分にできそうなこと」「やってみたいこと」「心配事」の5グループに分かれ意見交換した。この結果「フラッとやってきて、フラッと入ることができる場所」(イメージすること)、「地元の人との交流」(期待すること)、「役に立てるか」「大きな失敗をしないか」「みんなと仲良くやっていけるか」(以上、心配事)などの声が出ていた。

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初の意見交換/カフェが置かれる石巻市役所

このカフェについて、NPOスマイルスタイル代表の塩山諒さんは「正解は持っていない。日ごろモヤモヤしている思いがあるだろうが、みんなの思い、イメージを形にして社会に出てからもやっていける力を身に着けてください。カフェを日本中に希望と勇気を与える場所にしたい」と、意気込みを語った。

カフェの名前は現在「    」(カギカッコ)のままで、今後、高校生らがオープンに向けて考えるという。メンバーはこの後、「商品開発チーム」「空間デザインチーム」「広報デザインチーム」の3チームに分かれて意見交換を重ね、9月29日(土)のオープンを目指す。オープン後の運営は高校生が中心となり、地元の素材を使ったメニューやWebによる商品流通の展開も考えており、カフェが大きな津波被害を受けた石巻の名所になり、市民が活力を取り戻すオアシスになることが期待されている。(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:41 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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