【写ブログ】マダガスカルの笑顔〜昭和大学マダガスカルプロジェクト〜 [2012年06月30日(Sat)]
2012年6月12日〜23日、マダガスカルのアンツィラベで実施された「昭和大学マダガスカルプロジェクト」に参加し、アベマリア産院(修道院)に滞在しました。本プロジェクトでは期間中に地元の子供たちを主な対象として口唇口蓋裂等の手術を23件行いました。今日はアベマリア産院で出会った笑顔をご紹介します。
産院の助産師・シスター牧野(写真中央)と会話する患者の家族。シスター牧野が初めてマダガスカルの地を踏んだのは1978年。一時帰国をしながらも約20年間マダガスカルに滞在している。公用語であるフランス語とマダガスカル語を喋ることができるため現地の住民からの信頼は厚い。京都訛りの日本語でマダガスカル人に話しかける事も!? |
口蓋裂の手術を待つギデオン君(5才)とお母さん。23件行った手術の中で、彼が一番元気だった。手術直前の待合室でもこの余裕の表情。不安そうにしていたお母さんもギデオン君に元気をもらったようだった。 夕食の準備をする患者の家族。手術を受けた患者は産院に入院しており、家族は修道院の敷地内にある建物で寝泊まりしている。七輪を使って炭に火をおこし、ニンジンやトマトなどの野菜を炒めていた。マダガスカルの主食であるご飯(日本のお米とは違いパサパサしている)と混ぜて食べるようだ。 入院患者をお見舞いに来た子供たち。兄弟や姉妹、友達だろうか、修道院の中庭で遊んでいたところにカメラを向けるとすぐにポーズをとってくれた。写真を撮り終えると、また元気よく庭を駆け回る。言葉は通じなかったが子供の元気の良さは万国共通だ。 野菜を洗う修道院のお手伝いさん。修道院には大きな畑があり、そこで獲れた野菜らしい。夕食のおかずにでもなったのだろう。照れくさそうにしながらも笑顔で写真に写ってくれた。(和田真) |