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ミャンマー報告(1)ミャンマーの学校建設190校に うち10校は歯の妖精事業 [2012年03月30日(Fri)]

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新築の学校

ミャンマーのNGO「Saetanar」(セダナー)が日本財団の支援を受け2002年から少数民族居住地域のシャン州で進めてきた学校建設事業で完成した学校が、この春で190校となった。うち2010年度分の10校は日本財団が日本歯科医師会の協力で進める歯の妖精「TOOTH FAIRY」プロジェクトの寄付で建設され、現地でも「日本の歯医者さんからの贈り物」として好評。日本財団では200校建設に向け、引き続き事業を進める。
ミャンマーは人口約5,400万人、135もの民族が住む多民族国家。教育熱心な国民性で知られ識字率もが高い。しかし内陸部のシャン州は長く反政府勢力の支配下にあったため学校など教育インフラの整備が遅れ十分な教育が受けられない子どもが多い。さらにミャンマーの学校はすべて公立で授業料は無料、教員や学校の備品は政府が配備することになっているが、シャン州のような辺境地域では、政府や民間の支援が不十分で教員が足りなかったり、備品がそろっていない学校も少なくない。その結果、学校運営に欠かせない補助教員の確保や壊れた校舎の修理、備品の補充などは親の負担となり、これが重荷となって子どもの通学を辞めさせる親も出ている。

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シャン州はミャンマー東部の少数民族居住地域/少数民族のパオ族

このためミャンマー政府と日本財団、セダナーが2002年に合意書を交わした「ミャンマーにおける学校建設を通じた地域開発プロジェクト」では、単に学校を建てるのではなく、その後の学校運営を地域で担っていく仕組みをプロジェクト内容に組み込み、地域の子どもたちが学校に通うことができる環境づくりや学校を中心とした地域全体の発展を目指してきた。

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建設された学校に通う子どもたち

学校建設の過程で住民たちが木材や労働力を提供することで建設費を節約し、そこで浮いた金を学校建設後の村落開発事業資金として支給。この資金を村落開発プロジェクトに使い、得られた収益を補助教員の雇用や備品の整備など学校運営の強化に充てるのが狙いだ。

3月上旬、シャン州の景勝地・インレー湖のほとりに位置するロンカン村を日本歯科医師会の関係者とともに訪ねた(詳細は4月2日付本欄に掲載予定)。シャン族、インダー族、パオ族など少数民族がトウモロコシや豆などの農業、インレー湖での漁業で生計を立てるこの村には2010年度、TOOTH FAIRYプロジェクトでロンカン小学校を建設された。学校完成後、村の人々が知恵を出し合って農家のための小規模金融事業を始め、今では400世帯の村の農家のうち1割が作付期にこの事業から資金を借り入れ、1年後に3%の利子をつけて返済。金融事業の収益で、教員見習いの若者2人を学校の補助教員として雇っているという。

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ロンカン村への交通手段はボートのみ/村出身の補助教員(左)と校長先生

プロジェクト担当として、村の成長を見守ってきたセダナーのスタッフのエイ・エイ・タンさんは「近い将来、この村を出て高校に進学してくれる子どもたちが増えるといい」と語り、豊富な経験を積んだ子供たちが村の発展に尽くしてくれる日を心待ちにしている。(田中麻紀子)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:50 | 寄付 | この記事のURL | コメント(0)
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