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認定看護師目指す83人 神戸研修センターで入学式 [2011年09月30日(Fri)]


教職員の紹介風景

看護のスペシャリストといわれる「認定看護師」が全国で9000人を超えた。特定の看護分野に熟練した看護技術と知識を持ち、日本看護協会の試験に合格した実務経験5年以上の人たちだ。この認定看護師を目指す看護師たちを研修する日本看護協会神戸研修センターで、9月1日、2011年度の入学式が行われ、日本財団が支援している緩和ケア分野など3つの分野(緩和ケア分野29人、感染管理分野28人、がん化学療法分野26人)の計83人が入学した。
あいさつする保田センター長

83人は9月から来年2月までの6カ月間にわたって研修を受ける。前半の3カ月は授業を通じて専門知識を学び、後半の3カ月は現場実習を中心に受講する。入学式では保田昌子センター長が「環境の変化に戸惑うこともあるだろうが、ここで学ぼうとした初心を忘れず、終了式を迎えられるよう頑張ってほしい」とあいさつ。さらに同センターでかつて学んだ先輩の湯浅一二美さんも、自分の経験を踏まえて、後輩たちを激励した。入学生を代表して感染管理分野の藤井克匡さんが「認定看護師のコースは六甲登山よりさらに険しいと思うが、乗り越えたい」と目標を語った。入学式のあと、日本看護協会の洪愛子常務理事が「認定看護師制度の発展と認定看護師への期待」と題して講演した。

 
入学した是澤さん(左)と石川さん/洪常務理事が講演

緩和ケア分野の29人中、唯一の男性で兵庫県明石市民病院に勤務する石川央さんは、最近若い女性患者の臨終に立ち会った。夫や子どもが患者の名前を呼び掛けているのに、石川さんは「聞こえていますよ」と言うことができなかったのが心残りだったと明かした。一方、救命センターに勤務中、輸血中の患者から「天使に見えた」とお礼を言われたのが支えになっているという大阪府吹田市の済生会吹田病院東淀川訪問看護ステーションの是澤広美さんは、「在宅のがん患者と接しているが、つらい思いで過ごしている人が多い。そういう人たちの役に立ちたい」と、認定看護師を目指した動機を話してくれた。

緩和ケア部門担当の林先生

神戸研修センターの緩和ケア認定看護師教育課程担当の林直子さんによると、同センターの緩和ケア分野の認定看護師の養成は2004年度からが始まり、これまでに210人が終了している。半年間の教育プログラムを受講したあと、翌年5月に実施される日本看護協会の試験に合格すると、認定看護師の資格が得られる。同協会によると、制度発足以来、これまでに19分野で9048人が資格を取得した。(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:13 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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