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子どもたちが難事件解決に挑戦 科学技術館で科学捜査展 [2011年08月25日(Thu)]


親子で科学捜査に挑戦

社会が複雑化し、犯罪の手口も巧妙になり、事件の捜査は年々難しくなっている。そんな犯罪捜査に欠かせないのが、目に見えない証拠を見つけ、鑑定や分析で解明する「科学捜査」だ。東京・北の丸公園の「科学技術館」は、夏休みの特別展として、8月6日から21日までこれらの関連機材などを紹介する「科学捜査展」を開催、多くの親子連れが訪れた。中でも科学捜査を体験するコーナーには常時順番待ちの列ができ、子どもたちが3つの架空の事件解決に挑戦していた。
体験コーナーには順番待ちの列が

科学技術館は、現代から近未来の科学技術や産業技術に関する知識の普及・啓発の目的で公益財団法人日本科学技術振興財団が設立、常設展示のほか、特別展を開催している。この夏の特別展は、入館者の要望を受けて企画、日本財団も支援した。今回は「指紋捜査」「筆跡鑑定」「DNA鑑定」「声紋・音声鑑定」「成分分析」「画像解析」「火災鑑定」「CSI科学捜査班」(映像)―の8つのコーナーのほか、体験コーナーを設けた。事業部の砂子賢治主任は「科学捜査は奥が深く、交通事故鑑定などは展示できなかった。しかし入館者は捜査に科学を利用しているということで、斬新さを感じたようだ」と話している。

 
制限時間内に解決できるかな?/事情聴取が始まったが、残りは4分しかない

今回、特に人気があったのは科学捜査を体験できるコーナーで、用意されたパソコン端末には、3つの架空の捜査本部(マンションの殺人事件、空き巣事件、変死=事件・事故の両方の可能性=)があり、一人20分の制限時間内に解決するよう設定した。犯罪などのドラマを書いているシナリオライターに依頼して、題材を考えてもらったという。連日、親子連れが途切れなく列を作り、一日当たり約600人が科学捜査に挑戦した。また「うそ発見器をつくろう」や「指紋を検出してみよう」といったワークショップコーナーも関心が高かった。

会場は多くの家族連れでにぎわった

この夏、科学技術館には例年以上の入館者があり、一日平均で2200人―2500人が詰めかけた。入館者からはアンケートで「原発問題があり外で遊ぶよりも室内の面白い所を探した」という答えもあったという。友達同士でやってきたという2人の小学生の女の子は「声紋に興味があります」と話しながら、声紋鑑定のセットに向かって大きな声を出していた。科学技術館は、これらの展示物を要望があれば全国の科学博物館に貸し出す方針という。
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:23 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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