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光のなぞを探り、不思議さを体感 船の科学館で実験装置公開 [2010年09月21日(Tue)]


隠された動物を探せをテーマにした「光の肖像画」装置

「光」の説明は、なかなか難しい。辞書によると「人間の目を刺激して明るさを感じさせるもの、可視光線のこと」あるいは「電磁波の一種で赤外線、紫外線のこともいい、宗教や哲学、自然科学の分野でも考察の対象」という。この「光」の謎を探り、その不思議さを体感する「体感型実験装置群」が完成し、11日から26日まで東京の船の科学館で一般公開されている。日本科学協会日本財団の支援で製作したもので、来年度全国の科学博物館で巡回展示される予定だ。
面白い「正反対ミラー」の装置

日本科学協会は科学知識の普及や科学研究の奨励のための事業を行っており、2007年度には「大人から子どもに伝える日常の科学シリーズ」として、「台風」をテーマに体感型の実験装置を製作、科学博物館で巡回展を開催している。光の実験装置は、木村龍治・東大名誉教授を座長とする「体感型実験装置群の開発・製作研究会」の中の分科会(泉伸一座長・神戸市神戸鈴蘭台高校教諭ら5人で構成)が考案、開発した。

 

レーザー光を使った「光のマイク」装置と見入る人

装置は「光の肖像画」「光が反射しない部屋」「ホワイトアウト」「正反対ミラー」「巨大目玉ロボット」「透視の部屋」「光のマイク」「3D幻灯」「光の散歩道」「レーザー原理模型」「紫外線写真感」「動く立体写真感」の12に別れ、光の不可思議さを体験することができる。例えば、いま映画やテレビで脚光を浴びている「3D」を扱った「3D幻灯館」では、赤と青のメガネを掛けると、壁の赤と青の影が黒い立体となって目の前に飛び込んでくる。この装置を含め全部の装置が謎めいたつくりになっており、次はどんな体験をさせてくれるのかというワクワク感を与えてくれる。

期間中、28人の気象予報士たちが交代でボランティアとして装置の説明に当たった。科学協会は予報士などの声を聞いて、改良の余地があれば今後改良を重ね、巡回展に備える予定だ。

泉座長の説明を聞く気象予報士たち

現在、開催中の台風に関する巡回展は、京都府木津川市(きっづ光科学館ふぉとん、07年8月1日〜同26日)を皮切りに富山市(富山市科学博物館、2010年7月17日〜9月5日)まで16カ所で開催、今後茨城県日立市(日立シビックセンター科学館、2010年12月1日〜2011年1月10日)、宇都宮市(わくわくグランディ科学ランド、2011年3月19日〜4月10日)の2カ所で開催する。いずれも開発委員から説明を受けた現地の学芸員やボランティアの気象予報士たちが開催期間中は装置を説明しており、新しい装置の巡回展でも現地の関係者が説明に当たる。(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:33 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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