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ハンセン病回復者が政府に生活改善を訴え インド最貧困のビハール州 [2010年05月31日(Mon)]


ピプラ・ハンセン病コロニー

インドには世界最多の約800万人というハンセン病回復者がおり、約1,000カ所といわれるコロニーで肩を寄せ合って暮らしている。このコロニーの環境改善などを求めて5月上旬、笹川陽平日本財団会長がインド北部ビハール州の「ビハール州ハンセン病協会」代表者とともにヤダヴ州保健大臣らに要望書と州内のコロニーの実態調査報告書を提出、ハンセン病回復者への支援強化を訴えた。
ことし4月、笹川会長がビハール州の中でも特に経済状況が悪い北部の3つのコロニーを訪問、劣悪な住環境と年金が支給されないなどの問題点が浮き彫りになった。笹川会長は協会の代表者らとともにヤダヴ保健大臣らに会い、ハンセン病回復者の生活状況の改善に向けた協力を要請した。これに対しヤダヴ保健大臣は「2週間以内にハンセン病患者・回復者の生活状況に関するデータを提出してもらえればすぐにでも対応する」と答えた。

このため同協会のメンバーが約2週間かけて州内63カ所のコロニーを訪問、各コロニーの世帯数、年金の受給状況、住環境など詳細な調査報告書をまとめた。その結果、ビハール州のコロニーで生活するハンセン病回復者1,630人のうち、年金受給者が半数以下の784人であり、全997世帯のうち整備された住居を持たない世帯が407世帯あるという実態が明らかになった。この調査を基に、協会が具体的な問題点の改善案を要望書としてまとめたもので@ハンセン病患者・回復者を対象に月1,800ルピーの年金支給A貧困層を対象とした住居補助の適用B電気、道路、トイレなど公的設備の整備―の3点の支援を求めている。

笹川会長が同席する中で回復者の訴えを聞くヤダヴ保健大臣

報告書を受け取った際、ヤダヴ保健大臣は「既存の施策で幾つかの要望には応えられるかもしれないが、ハンセン病患者・回復者の救済に向けた新たな枠組みが必要だ。具体的に実務担当者との話し合いを進めましょう」と対応を約束した。同協会のラン・バライ・サーさんは、「州政府が問題解決のために動いてくれることを期待したい。夢はコロニーから物乞いをなくすこと。もしうまくいけば、ビハール州が全国のモデルになる」と目を輝かせて語った。

今回のインドビハール州の動きに関して笹川会長は「自助努力で働こうという意欲がある人たちには、ササカワ・インド・ハンセン病財団から資金を提供する。しかし高齢者や後遺症が重い人たちの中には働けない人たちもいる。彼らの生活向上のためには行政の支援が必要」と指摘。また「コロニーの実態調査をハンセン病回復者である当事者が行った意義は大きい。同様の取り組みをインドの他の州にも広めていきたい」と述べた。(粟津知佳子)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:42 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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