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町おこし「オンパク」 全国から実施団体集まり社団法人設立 [2010年05月06日(Thu)]


各地のオンパク・ガイドブック

世界的に有数な温泉地、別府発の町おこし手法「オンパク」が全国に広がっている。オンパクとは温泉博覧会の略称で、温泉や飲食、自然環境や町並み、人材などの地域資源をいかしたプログラムを同時期に行うイベントだ。2001年に大分県別府市から発祥し、北海道函館市や福島県いわき市など全国に広がっている。4月23日にはオンパク実施団体らが東京に集まり、社団法人ジャパン・オンパク設立総会が開かれた。6月からは全国各地でオンパク手法の研修会も開催される。
オンパク参加者の泥湯体験(ハットウ・オンパク提供)

「早朝ヨガと温玉カレーで頭スッキリ」、「超B級グルメ!ホルモンこてこてパークゴルフですっぽーん!」、「城下町をきものde散策・染体験」―別府ハットウ・オンパクのガイドブックには地域にまつわる食や観光施設、史蹟などを組み合わせた個性あふれるプログラムの案内が並んでいる。今年は5月7日から30日まで146のプログラムが行われる予定で、多数の小規模体験交流型イベントを短い期間に開催するのが特徴だ。海外からの観光客も含め毎年、三千名近くが各種プログラムに参加している。

鶴田代表理事

別府発のオンパクは地域活性化のユニークな手法として他の地域からも注目を集めるようになり、現在では全国10カ所で同様のイベントが開催されるようになった。今後、さらに同手法を各地に普及させようと、全国のオンパク実施団体が集まって設立されたのがジャパン・オンパクだ。設立総会では、社団法人の代表理事も務めるNPO法人ハットウ・オンパク(大分県別府市)の鶴田浩一郎代表理事が「政府や地方経済がどうなろうと、地域資源を大切にしながら、地方を元気にしていきたい」と意気込みを語った。

ジャパン・オンパク設立総会の様子

総会では長野県諏訪や岡山県総社、静岡県熱海など全国各地のオンパク実施団体代表ら約20名が近況報告や今後の活動の意見交換を行った。今年夏に初めてオンパク手法を活用したイベントを開催する予定のNPO「コドモ・ワカモノまちing」(新潟県妙高市)の星野諭代表理事は「皆さんと出会って、いろんなノウハウを学び、ここまでこれた」と喜びを語った。

この日は、6月から来年1月まで、日本財団の支援を受けて全国各地で開催するオンパク手法の研修会についても話し合われた。オンパクの理念や手法に関する講演から始まり、開催地でのプログラム体験講座、さらに参加者が地元でオンパクを実現させるための企画書を作成するワークショップといった実践的な研修会だ。第1回は6月17日からの3日間、宮崎県都城市で行われ、その後石川県能登、岡山県総社など全国各地で開催される予定だ。(本山勝寛)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:39 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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