【仕事って誰かのお役に立てるだけじゃないんだなぁ〜】
数年空いた子育て支援のお仕事に復帰して早7か月が経ちました。
子育て支援の現場を何年も立たせてもらってても、やはり、「これでよかったのかなぁ〜。」「どんなことばをかけたら『今日来てよかった』と感じれるのか?」「一時預かりの子どものむちゃんこ楽しそうな様子をどうしたら伝わるだろうか…」思い出したら反省点なんてキリがありません。
しかし、そんな中にもごく僅かに
発想を逆転してみたら、こんな面白いことがあったのです!
今回はそんな場面をブログに書いてみました。
【きくことで、私にもあなたにも楽しい時となるには?】
森の実のひろば(親子が遊びにくる場)には、
主に0歳から3歳の親子がみえます。
ルーティーンのように立ち寄ってくれる方、
時々来てくれる方、
ごくごくた〜まに来てくれる方、
そうでなく、なんとな〜く来てみました〜。の方…。
つまり、スタッフの私たちからは「あ♡来てくれた!」と思っても、利用者同士では毎回がはじめましての方がいるということです。
ある日のこと、
私はひろばスタッフを担当して、利用者が2組の時間がありました。
利用者(ママ)同士はもちろん「はじめまして」。
そして、子どもの月齢、遊びの興味、座る位置が部屋の隅と隅、それは真逆のような様子でした。
おせっかいおばちゃんの私は、せっかく来てくれたんだから、各々で過ごすこともいいけどさ、ちょっと繋がりやちょいラッキーをもらってから帰って欲しいなぁ〜そんな奥底の思いがいつもあるんです。
【きっかけはわたしの困りごと】
こんな時、わたしはよく悩んでしまうんです。
きっと、きっかけさえあれば、おしゃべりできそうな雰囲気なのに、
(いや、別に繋げなくてもいいんだけど)
ここで何かお話しが弾んだらいいのになぁ〜。
もやもやしてしまう私がいるのです。
【情報はわたしよりたくさん持っている!】
午後のゆったりした時間だったんですよ。
ほーっと深呼吸していたら、ふっと「甘いもの食べたい」と思った私笑。
甘いものが欲しくなり、そのまま、その気持ちをひとりのママに投げかけました。
「最近ハマっているスイーツってなんですか?」と。
そしたら…それまで、じっと我が子が遊ぶのを見守っていたママが「最近ハマってるのが…♡♡」とたーーくさんお話ししてくれるじゃありませんか!
しかも、むちゃんこ丁寧に、そのスイーツ(タルト)がもう目の前にあるんじゃないかというほど、リアルに想像できる美味しそうな話題でした!
(あー、今すぐ食べたーい!)
「タルトなんてオシャレな物、最近食べてないなぁ」そうわたしは呟いて、
もうひとりの利用者(ママ)に「最近スイーツ食べてます?」と聞いたんですよ。
そしたら、帰ってきたことばが
「そのタルト!わたしもすごく気になっていたんですよーーー!うちの近所でね、気になっているけれどなかなか買いに行く勇気がなくて…………」
このあと、私がいなくても二人が、とびきり笑顔でおしゃべりを弾ませていました。その姿に子どもたちもなんだか、のびのびと過ごしているように見えたのは…私だけ?!
【子育ては大人だって楽しみたい♪】
子どもの育ち、困りごとなどでおしゃべりすることももちろんありますが、
子育て支援は、子どものためだけではありませんよね〜。
大人が親が楽しむ姿や雰囲気は、子どもにも何らかの影響はあります。
そんな利用者同士の繋がりが始まった瞬間を見れて
ニヤニヤしてしまう私でした。
森の実 小関