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2022年10月21日

名古屋市緑区子育て応援拠点 森の実

10月2日から森の実は、新しい場所に移転しました。これまでの地域子育て支援拠点から、子育て応援拠点となり、一時預かりの事業も始まりました。
 
 初めてのお預かりの時に、泣いたらどうしよう・・・とドキドキ不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫です。小さな子どもにとって、泣くのはとっても当然のこと。むしろ泣いて表現してくれているんだ、と安心します。親の母性的なお世話のことをマザリングを言います。泣いていたら、
 「どうしたらいいの?」
と抱っこしたり、オムツを替えたり、ミルクをあげたり・・・と試行錯誤して応えようとすることです。この相互作用によって、信頼感、安心感のベースを築き、身体感覚の分化も促進させると言われています。そして、泣いたときに
 「お腹すいたね」
 「痛かったね」
と思いを言葉にして伝えたり、
 「楽しかったね」
 「あれは犬だね」
と共感して伝えることによって、言葉の発達や社会性を育んでいくと言われています。

ひろばや一時預かりの場でも鳴き声や、言葉にできない思いや気持ちに耳を傾け、大切に受けて止めていきたいです。

                               森の実 加藤
posted by 河村 at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)

2022年10月20日

学習支援と感染症

こどもNPOの本体事業で学習サポートを担当しています。藤原です。
ブログで記事を書くのは3月以来の2回目になります。
あのころは花粉のことを書いていましたね、懐かしいです。
私は春先にだけ症状が出るタイプなので、今は何ともありません。(なんでまた花粉の話してるんだろ…)
気を取り直します。

今回は学習会と感染症というテーマで書いてみようと思います。
今は某感染症が拡大して3年目になりますね、既に当初のことを昔のことに感じてしまいます。
1年目はかなり厳しく行動の制限があったり、デマ情報が出回ったり、人々の意識も高かったですね。学習支援の現場でも約3か月間、会場を閉鎖せざる負えなくなりました。すでに懐かしい話になりつつあります。あまり詳しい所までは分かりませんが、学校も閉鎖され、学習会も無くなる、何もかもが急で、家にいることを余儀なくされることになりました。
学習会は学習をするという側面以外にも居場所としての側面があり、子どもたちにとって、学習会の閉鎖というのは文字通りの「学習できるスペースがなくなった」というだけではなかったと思います。

その期間中は山田さんが配信サイトを用いてオンラインで子どもたちとコンタクトを取れるようにしてみたり、私も参加してラジオのようなことしていたりしました。
始めほどの警戒が解かれた後も学習会の会場によっては閉鎖することがあったので、オンラインで子どもたちと学習ができるように工夫していたりしました。
その後は学習会でこどもたちの遭遇する時間をずらして開催するなど様々な工夫を凝らしましたね。

今年度は第何波と言われ感染が増加しているにもかかわらず、閉鎖している会場はありません。感染者数自体は変わらなかったり、むしろ多かったりするのですが…

学習支援に来ている子どもたちに話を聞いてみると、現在でも学校ではコロナ対応が残っているようです。給食中は前を向いて黙食、体育や部活動中はマスクを外しているそうですが、行事ごとは時間を分けて各学年を別に開催しているそうです。
来年度に規制が厳しくなるとは考えられないので、コロナのある日常が送ることが通常になっていくのかなと思います。
再来年度ぐらいには、マスクや検温のない学習会が始まり、休憩中にはお菓子を摘まみながら談笑しているのかな〜
日常生活や学習会がコロナ以前の様相に戻るのかどうかは分かりませんが、コロナウイルスがあることが日常になった世界、ある種の終わりが見えたような気がしました。

posted by 河村 at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習サポート