すっかり日差しが強くなってきましたね。
夏が近づくとなぜかワクワクしちゃう 森の実のまりちゃん です。
少しコロナも落ち着いてきてお出かけの機会も増えてきたように感じますが、
全くの元通りにはまだまだ程遠く思えます。
小さな子どもを抱えて閉塞的な環境で過ごしてきたママたちが
少しづつ森の実にも遊びに来てくれています。
子育てをする親たちの悩みは時代が移り変わっても、ほぼ変わらなかったりします。
でも子育てをする環境は驚くほど様変わりしています。
私自身もその違いを肌で直接感じてきましたが、一見とても便利な世の中に変化しているようで実は深刻な問題も増えてきているように思えてなりません。
森の実のモットーは『 いつきてもいいよ いつかえってもいいよ 』という
居場所づくりだったのですが、コロナ禍においては予約制という制限をつけた形での開設となり、それはまだ続いています。
以前は人数の制限もなく、みんなで一緒にお昼ごはんを食べたり自由でゆったりとした関わりの時間を過ごしていました。
私が理想としているのは、ちょっと面倒くさいな〜と思えるくらいの
“ 人との繋がり ” がある、いわゆる 昔の子育て です。
おじいちゃん おばあちゃんがいて、近所には おせっかいなおばちゃんたちや、ちょっと怖いおじちゃんに地域の人の目など、みんなに見守られて助けられて育つ子どもたち。
そんな今では希薄となってしまった “ 人との繋がり ” をあえて意識してみて欲しいと願います。
安心して人と関わり合うことのできる場所のひとつとして
『 森の実 』が存在できていたらいいな、と心から思う私です。
まだいろんな制限はあるけど 森の実に気軽に遊びにきてくださいね!
大人とおしゃべりしたい!という理由でもWelcome!!
スタッフみんなでお待ちしています♪
2022年05月23日
2022年05月17日
【事務局】5月3日付中日新聞
こんにちは。事務局かわむらです。
GWも終わってしまいましたね〜。
次の祝日はなんと2か月以上先の7月18日(海の日)なんですって。
知ってました?
さて、GW中、5月3日の中日新聞朝刊に、
副理事長の山田が取材を受けた記事が載りましたのでご紹介します。
5月3日は憲法記念日。
「コロナと憲法 施行75年」という特集に「教育を受ける権利」「休校 家庭学習に差」の記事が組まれました。
コロナ、コロナと騒ぎ始めた当初、政府の要請により全国一斉休校となったのはみなさんご存知の通り。
子どもたちは突然学習の機会を失い、大きく環境が変わりました。
家庭環境に困難を抱える子どもたちは、コロナ以前から学習面は不安なところがありました。
家事をやらなくてはいけないから勉強する時間がない。
家に勉強するスペースがない。
勉強を手伝ってくれる人がいない。。。
そこに突然の休校措置となってしまい、学習面以外にも影響が及びました。
休校で家にる時間が増え、家族関係が悪化してしまうケースもありました。
生まれた家庭によって生じる格差、これは子ども自身にはどうすることもできません。
憲法では「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」と定められています。
ひとしく教育を受けられるはずの子どもたちが、格差の波にのまれているこの現状を
社会全体で変えていかなければならないと思います。
★新聞を取っている人は、古新聞置き場から探し出して見てみてくださいね。
5月3日(火)、中日新聞朝刊です。
GWも終わってしまいましたね〜。
次の祝日はなんと2か月以上先の7月18日(海の日)なんですって。
知ってました?
さて、GW中、5月3日の中日新聞朝刊に、
副理事長の山田が取材を受けた記事が載りましたのでご紹介します。
5月3日は憲法記念日。
「コロナと憲法 施行75年」という特集に「教育を受ける権利」「休校 家庭学習に差」の記事が組まれました。
コロナ、コロナと騒ぎ始めた当初、政府の要請により全国一斉休校となったのはみなさんご存知の通り。
子どもたちは突然学習の機会を失い、大きく環境が変わりました。
家庭環境に困難を抱える子どもたちは、コロナ以前から学習面は不安なところがありました。
家事をやらなくてはいけないから勉強する時間がない。
家に勉強するスペースがない。
勉強を手伝ってくれる人がいない。。。
そこに突然の休校措置となってしまい、学習面以外にも影響が及びました。
休校で家にる時間が増え、家族関係が悪化してしまうケースもありました。
生まれた家庭によって生じる格差、これは子ども自身にはどうすることもできません。
憲法では「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」と定められています。
ひとしく教育を受けられるはずの子どもたちが、格差の波にのまれているこの現状を
社会全体で変えていかなければならないと思います。
★新聞を取っている人は、古新聞置き場から探し出して見てみてくださいね。
5月3日(火)、中日新聞朝刊です。
2022年05月14日
【中川児童館】つながり
中川児童館足利です。
新学期が始まり、クラス替え等による子どもたちの浮足立つエネルギーに圧倒されつつ、
にぎやかで楽しい日々を過ごしている職員一同であります。
コロナ禍もwithコロナに移行しつつありますが、
子どもたちが幾度となく発していたコロナへの不満の言葉に相づちを打ちながら、
はたして小さな子どもを抱えたママたちは、
閉塞的な環境で不安・不満をどこで吐き出しているのだろう?
という疑問が頭をよぎっていました。
昨年から始めたベビーひろばに来てくれるママたちとの会話から感じたことは、
圧倒的に集まれる場所、人と繋がれる機会が少ないということでした。
「大人と話がしたい。」
「子連れで出かける場所がない、わからない。」
「悩みを打ち明けられる人がいない。」
小さい子を抱えながらの孤独と不安の声…これは、児童館の出番です。
お母さんの笑顔を取り戻さねば!
早速、同じ志のエリア支援保育所の保育士さんとタッグを組み、
“集まれる場所の提供+乳幼児親子さんに特化した相談ができる会”を企画しました。
それが・・・「エリア支援保育士さんとのおはなし会」です。

こんなご時世だからこそ、改めてつながることの大切さを感じます。
次回は6月9日(木)10:30〜12:00 ※予約不要、出入り自由
新学期が始まり、クラス替え等による子どもたちの浮足立つエネルギーに圧倒されつつ、
にぎやかで楽しい日々を過ごしている職員一同であります。
コロナ禍もwithコロナに移行しつつありますが、
子どもたちが幾度となく発していたコロナへの不満の言葉に相づちを打ちながら、
はたして小さな子どもを抱えたママたちは、
閉塞的な環境で不安・不満をどこで吐き出しているのだろう?
という疑問が頭をよぎっていました。
昨年から始めたベビーひろばに来てくれるママたちとの会話から感じたことは、
圧倒的に集まれる場所、人と繋がれる機会が少ないということでした。
「大人と話がしたい。」
「子連れで出かける場所がない、わからない。」
「悩みを打ち明けられる人がいない。」
小さい子を抱えながらの孤独と不安の声…これは、児童館の出番です。
お母さんの笑顔を取り戻さねば!
早速、同じ志のエリア支援保育所の保育士さんとタッグを組み、
“集まれる場所の提供+乳幼児親子さんに特化した相談ができる会”を企画しました。
それが・・・「エリア支援保育士さんとのおはなし会」です。
こんなご時世だからこそ、改めてつながることの大切さを感じます。
次回は6月9日(木)10:30〜12:00 ※予約不要、出入り自由
2022年05月06日
【本体事業】こどもNPOの学習サポートって?
こんにちは。本体事業で中高生の学習サポートをしている おーしま です。
学習サポートって普段どんなことをしているのでしょうか?
他の事業と比較してもイマイチ実態が掴みづらいと思うので、少し紹介してみますね。
とはいっても、「学習サポートなんだから、勉強を教えてくれるところじゃないの?」と思いますよね。
実際来ているこどもの中には塾と同じように捉えている子もいます。
ところで、「勉強」についてどんなイメージを持っていますか?
机に向かって参考書を開きながらひたすら覚える、わけのわからない数式を公式を使って解いていく。。。
どこかそんなステレオタイプのイメージを多くの人は思い浮かべるのではないでしょうか。
私もそういうイメージを持っていますし、「遊び」に関しては本当に幅広いスキルを持っている団体職員でも、勉強と聞くと「いやー難しい。よく分からないし、自分は教えられない。」なんて言っています笑
「本当なら勉強はもっと発見やひらめきがあるダイナミックな学びに繋がるんだろうなあ」と思ってはいるのですが、中々私はその魅力も発見できないし、伝えられないでいます。
それでも勉強は「必要」なことだし、「できないと将来が不安」なことです。
大人になってしまうと、「勉強できなくてもどうにかなることもある」と思うこともありますが、こどもにとってはもっと死活問題なんだろうなと肌で感じています。
前置きが長くなりました。実際の学習会はどんな感じで開催されているかご紹介します。
・サポーター(お姉さん、お兄さん)に丁寧に教わって授業ではわからなかったことがわかるようになった子。
・来て早々宿題だけを黙々としてあまり質問してこない子
・毎回来ているが勉強をする気はなく、スマホゲームをしている子
・サポーターに家庭や学校の愚痴を話続ける子
・寝転がってYouTubeを見ている子
・(児童館会場だと)運動して発散する子
・トランプやカードゲームをする子
いろんな子が混然一体として、同じ空間にいます笑
面白い場ですよね。
私たちは頭ごなしに「勉強しろ」とは言いません。
でも「勉強しなくてもいい」とも思っていません。
学習会にはいろんな子が来ます。
よくよく話を聞いてみると、親の代わりに家事をこなしている、そもそも家に学習机がない、なんて家庭もけっこう多いです。
あるいは、親から勉強に対するプレッシャーが強くて押しつぶされそうになっているなんてこともあります。
場合によっては、勉強以外の関わりが大事だと感じ「勉強するより、話を聞く」ことも多々あります。
ただ学習会で遊んでいるだけでも、「それでも学習会にわざわざ来ている」ことを大事にすることもあります。
勉強を促すこともあります。
様々な事情を鑑み、想像しながら何がひとりひとりの子のためになるか、悩みながら取り組んでいます。
なのでサポーター同士の振り返りの時間が毎回1時間ほどあります笑それでも足りなかったりします。
中高生になると、親、塾、学校の先生から勉強しろと言われますが、向き合うことはあまりないかも。
学習サポートって普段どんなことをしているのでしょうか?
他の事業と比較してもイマイチ実態が掴みづらいと思うので、少し紹介してみますね。
とはいっても、「学習サポートなんだから、勉強を教えてくれるところじゃないの?」と思いますよね。
実際来ているこどもの中には塾と同じように捉えている子もいます。
ところで、「勉強」についてどんなイメージを持っていますか?
机に向かって参考書を開きながらひたすら覚える、わけのわからない数式を公式を使って解いていく。。。
どこかそんなステレオタイプのイメージを多くの人は思い浮かべるのではないでしょうか。
私もそういうイメージを持っていますし、「遊び」に関しては本当に幅広いスキルを持っている団体職員でも、勉強と聞くと「いやー難しい。よく分からないし、自分は教えられない。」なんて言っています笑
「本当なら勉強はもっと発見やひらめきがあるダイナミックな学びに繋がるんだろうなあ」と思ってはいるのですが、中々私はその魅力も発見できないし、伝えられないでいます。
それでも勉強は「必要」なことだし、「できないと将来が不安」なことです。
大人になってしまうと、「勉強できなくてもどうにかなることもある」と思うこともありますが、こどもにとってはもっと死活問題なんだろうなと肌で感じています。
前置きが長くなりました。実際の学習会はどんな感じで開催されているかご紹介します。
・サポーター(お姉さん、お兄さん)に丁寧に教わって授業ではわからなかったことがわかるようになった子。
・来て早々宿題だけを黙々としてあまり質問してこない子
・毎回来ているが勉強をする気はなく、スマホゲームをしている子
・サポーターに家庭や学校の愚痴を話続ける子
・寝転がってYouTubeを見ている子
・(児童館会場だと)運動して発散する子
・トランプやカードゲームをする子
いろんな子が混然一体として、同じ空間にいます笑
面白い場ですよね。
私たちは頭ごなしに「勉強しろ」とは言いません。
でも「勉強しなくてもいい」とも思っていません。
学習会にはいろんな子が来ます。
よくよく話を聞いてみると、親の代わりに家事をこなしている、そもそも家に学習机がない、なんて家庭もけっこう多いです。
あるいは、親から勉強に対するプレッシャーが強くて押しつぶされそうになっているなんてこともあります。
場合によっては、勉強以外の関わりが大事だと感じ「勉強するより、話を聞く」ことも多々あります。
ただ学習会で遊んでいるだけでも、「それでも学習会にわざわざ来ている」ことを大事にすることもあります。
勉強を促すこともあります。
様々な事情を鑑み、想像しながら何がひとりひとりの子のためになるか、悩みながら取り組んでいます。
なのでサポーター同士の振り返りの時間が毎回1時間ほどあります笑それでも足りなかったりします。
中高生になると、親、塾、学校の先生から勉強しろと言われますが、向き合うことはあまりないかも。