寒い日が続いていますね。
森の実も新しい場所に移ってから初めての冬を迎え、利用者さんもスタッフも、どこが暖かい場所なのかをわかってきたようです♪
“この場所があったかくて過ごしやすい”
と思うポイントがみんなそれぞれ違うのも面白いなぁと思いながら、もっと快適に過ごすためには何があればいい?どうすればいい?とアイディアを求めて聞いてしまう自分がいます。
先日、ひろばで離乳食をテーマにおしゃべり会を開催しました。おしゃべり会を始めたきっかけも、利用者さんの持っている育児のアイディアや意見、思い、実際の行動、挫折、それに対してやったこと、やらなかったこと等々をそこに居あわせた方とスタッフだけが聞いているのはもったいない!
この経験をみんなにも聞いて欲しい。それを聞いて何か感じることがあれば思いを伝えて欲しい。と思ったからでした。
そのおしゃべり会の中で、自分自身の離乳食経験談を話す機会があり「子どもが食べたくない時にはあげなかった。その後は自分があげたいと思ったらあげていた」ということを伝えたのですが、ズボラな母さんだったなぁと思いながらも“なぜそんな選択をしたのか”と頭の中でぐるぐると思いを巡らせていました。
そんな事を考えていた時に思い出したのが、
食物アレルギーのひどかった娘が、食べるものによって、一度に眠れる睡眠時間が1時間から15分に変わる現実が辛すぎて、自分の体調に合わせて離乳食を進めていた。という当時の自分の姿でした。
おしゃべり会のおかげで、自分が選択したやり方は(単にズボラな性格が理由だったわけではなく)娘の希望と自分の願いを出し合って、その時のお互いにとっての最善の方法を選んだ結果だったのだな。ということに今になって気づくことができましたが、森の実の利用者さんも子どもの気持ちだけじゃなく、自分の気持ちやこだわり、願いについても知って、大事にして欲しいなぁと感じた時間になりました。
相手を知ることもワクワクしますが、新たな自分を発見するのも楽しいですよ〜
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