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2023年01月11日

【緑児童館】じどうかんだより職員コラム〜不登校・フリースペース〜

こんにちは。緑児童館職員の伊藤です。

緑児童館へ平日の午前中に来館された方は、小中学生がにぎやかに過ごしている姿に驚かれたかもしれません。
児童館は0歳から18歳までの子どもが利用できる公共施設です。
学童期の子どもたちは放課後や週末に遊びに来ることが多いですが、平日日中でも利用できます。実際、以前から緑児童館では学校が休みの子どもや、学校を休んだ子どもが昼間に利用することがありました。また、小中学生以外にも、通信制高校に在籍している子、もっといえば学校に在籍していない子の利用もあります。

しかしここ数年、いわゆる「不登校」の子どもの利用が重なり、とりわけ「コロナ休校」以降は利用者が定着しています。それを受け、児童館としても、あらためて日中に安心して過ごすことができる場づくりの必要性を実感し、今年度から「フリースペース」と銘打った専用の部屋と専属スタッフを配備しました。1学期は1日に3名から5名程の利用があり、夏休み明けの2学期には問い合わせや見学が急増。現在は10名程の小中学生が毎日過ごしています。

「学校に行けない」「学校には行きたくない」「学校には行かない」「学校に行き、児童館にも行く」など、ニーズは様々です。頻度も様々で、毎日のように来る子もいれば、ときどきやって来る子もいます。そして過ごす時間が長くなるごとに、メンバーが増えるごとに、活動の展開やトラブルも起こってきました。そんな日々を共に過ごすなかで、子どもたちとの試行錯誤を重ねるなかで、日課のミーティング、曜日ごとの過ごし方、自習時間など、ゆるやかなリズムが形づくられ、いまに至ります。
 
ところで、10月末に文部科学省から昨年度の不登校に関する調査報告が公表されました。新聞にも「不登校の小中生最多24万人」との見出しで取り上げられ、目に触れた方も多いと思います。不登校急増の背景には、新型コロナウィルスの影響により学校活動が制限され登校意欲が下がった、休校による生活リズムの乱れ、あるいはフリースクールなど学校以外の学びの場が選ばれやすくなったなどの指摘があるようです。

不登校についてはこれまで「学校恐怖症」「登校拒否」「不登校」「選択登校」などと呼称が変遷しました。社会のありようの変化にあわせて、個人的病理という扱いから多様な学習機会の保障という流れに変化しつつあります。

ただ、その「選択」は、自由で平等なものでしょうか。
「選択」が「自己責任」にすり替えられていたり、格差の助長に加担していたりする可能性も考慮しなければなりません。たしかにフリースクールやオルタナティブスクールといった民間の居場所、学びの場が増えたとはいえ、拠点の数や運営は依然として不安定です。アクセス面や受け入れキャパシティ、利用費負担などの課題が山積しています。そこで児童館は公設の児童福祉施設としての特性を活かして、日中の居場所、あるいは学習機会の保障に寄与することができるのではないかと考えています。

児童館にも歴史的経緯があります。高度経済成長期には安全な遊び環境の保障、健康や情操の向上、交通教育といった役割が期待されました。その後は社会情勢の変化にあわせて孤立防止、多世代の居場所、そして今後も「子どもの権利」を基盤としつつ、社会状況に即した、あるいは牽引する役割が期待されています。いずれにせよ、社会課題のしわ寄せは社会的弱者に、ひいては子どもの生きにくさとして表出しがちです。では、逆に、児童館という「小さな社会」を子どもたちと共に創っていくことによって、誰もが生きやすい社会にしていくことはできないでしょうか。

「フリースペース」は、そのチャレンジに他なりません。いつかこのにぎやかな姿が、世の大きなうねりになることを思い描きながら、子どもたちと日常を共に過ごしています。(伊藤)
 
【参考】
・「令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」
 2022年10月27日(木) 文部科学省初等中等教育局児童生徒課
・「中日新聞」(日刊)2022年10月28日(金)
・木村元『学校の戦後史』岩波新書 2015年
posted by 河村 at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 緑児童館

2022年07月01日

【緑児童館】子どもの言葉を待ってみよう

こんにちは〜緑児童館職員のすみです。

緑児童館では移動児童館事業「ちびっこ冒険ひろば」(通称・ちび冒)を毎週火曜日の午前に開催しています。

ちび冒は0〜3歳くらいの未就園児さんが主に遊びに来てくれています。

おもちゃの取り合いであったり、他の子が使っていたおもちゃを使っていない隙に持って行ってしまったり(置いていた本人がすっかり忘れている場合と「置いといただけなのに!」な場合とありますが…)、振り返ったら案外近くに人がいてぶつかって泣かせてしまったり・・・そんなトラブル?も日常茶飯事です。

まだ自分の気持ちを上手く伝えることが難しいお年頃の乳幼児さん。
こうしたトラブルの場面で大人が先導して

母「ほら!ごめんねは?」
子「…ごめんね」
母「いいよ!は?」
子「…いーよ」

乳幼児さんが集まるとよくあるやりとりだと思います。

このやり取り、果たして正解なのでしょうか・・・?

先日のちび冒でこんな場面がありました。

絵の具で遊んでいた2歳のAちゃんとBちゃん。

悪気があってやったわけじゃないけどたまたま近くにいたBちゃんに道具が当たってしまったAちゃん。

当てられたショックでしばらくだんまりしていたけどしっかり自分の言葉で自分の気持ちが言えたBちゃん。

その言葉を受けてAちゃんはじ〜〜〜〜っとBちゃんの顔を見て気まずそうな顔をしていました。

言葉で解決しようとするのは簡単だけど、無理に解決しなくても、そのモヤモヤを体験するのも、やっちまった〜の気まずさを体験するのも、必要な経験。

この日、両者の母たちはこの「ごめんね」「いーよ」の合言葉?をすぐには使わず、子どもたちの気持ちを汲んで様子を見守ってくれました。

2歳だって、自分自身で「どうしよう…」「どうしたら良いんだろう…」って考えることが出来るんです。

その結果がBちゃんの「当たったの嫌だった!」の言葉でした。

Aちゃんもちょっとだけ時間はかかったけど自分で納得してから「さっきごめんね」って言いに行く姿が見られました。

自分の気持ちを整理して自分の言葉で、さらに自分のタイミングで伝えるって少し難しく感じるかもしれませんが、生きていく中でも必要な力です。

子ども自身が自分の意見を述べられる機会は大人が先に言ってしまうことでその経験を奪ってしまう事にも繋がると感じた場面でした。

大人からするとヒヤヒヤすることもあると思いますが、どういった対応が正解なのかはその時々で違うからこそ色んな場面で色んな経験をして、親子で一緒に色んな気持ちを知れたら良いですよね。

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ブログ用A.jpg

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緑児童館移動児童館事業「ちびっこ冒険ひろば」
毎週火曜日10:00〜13:00
場所 新海池公園
予約不要・出入り自由です
※夏休み期間中ちびっこ冒険ひろばはお休みです。
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posted by 河村 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 緑児童館

2022年01月21日

【緑児童館】ホームページリニューアル・ウラ話


こんにちは。緑児童館スタッフのつげです。

緑児童館では、先日ホームページをリニューアルしました〜。
今回のブログでは、少しその裏話を書こうと思います。

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ホームページをつくるにあたって、こだわったポイントのひとつが
写真です。

児童館に来るのが初めての人にも、
どんな雰囲気か伝わるといいなぁと思い、
写真はこだわって選んでいました。

中でも「あ〜緑児童館らしい写真だね」
と他の職員にも言われたのが、トップページのこの写真です。

DSC01181.JPG

ヒマだしとりあえずマンガ読もっかな〜
って感じですかね。

児童館は、好きな時に来て、好きなように(好きな態勢で!)過ごす場所。
自分で過ごし方を決められる場所です。

もちろん子どもたち同士でわいわい遊ぶのもいいし、
気分に合わせて、のんびり過ごすのもいい。
ヒマだな〜と思っていると、他にもそういう人がいて、自然と遊びが生まれることもある。

そんな場所だということが伝わるといいなと思い、写真を選びました。

DSC00871.JPG
(子どもが撮影した写真)

これって何してる写真?ってものもあるかもしれませんが、
子どもたちがヒマから生み出した遊びかもしれないな〜
とぜひ想像しながらご覧ください(笑)


そんな緑児童館のHPはコチラ

posted by 河村 at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 緑児童館

2018年05月24日

緑児童館・楽器体験クラブ

こんにちは。緑児童館の柘植です。
4月から緑児童館のプレーワーカーになりました!
よろしくお願いします。

緑児童館では、第2・4日曜に
楽器体験クラブを開催しています。

参加者のスコット2世くん(小6)から、
楽器体験クラブの様子について、報告が届きました。

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楽器体験クラブ

五月十七日クラブ室奥にて

1. ベースでドレミをやる
ピアノやリコーダと違って指の動きが違って難しいよ。たとえばドレミからファソラに指を変えるのが難しいよ

2. 優しい先生が教えてくれるよ
弾きたい曲を選んでその曲を練習できるよ僕は千本桜を弾いたよ。順番に練習するからわかりやすかったよ。

3. やれる楽器
ベース、ギター、ドラム、キーボード(電子ピアノ)の4つがあるよ


楽器体験1.jpg

楽器体験2.jpg

楽器体験3.jpg

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5月、6月の楽器体験クラブは、
5月27日、
6月10日、24日
です。

対象は小学4年生から高校生です。
楽器に興味のある子はぜひ来てみてね。
posted by 河村 at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 緑児童館

緑児童館一体がこどもたちだけの“まち”になる!

こんにちは。緑児童館です。

3月24(土)・26(月)に「こどものまち」を開催しました。

こどものまちとは、ドイツ・ミュンヘンではじまった子どもたちだけで町一体を場として使用し、仮想の町を運営していくプロジェクトです。現在、緑児童館では年に1回こどものまちを行っています。町の仕組みやお金の使い方を有志の企画委員が集まり会議を重ね、緑児童館一体を2日間、こどものまちの場として使っています。企画会議から参加をする子、出店する子、こどものまち当日のみ参加をする子・・・。子どもの参加の仕方も様々です。
今回のこどものまち会議で子どもたちから声があがり特に印象的だったのは、“こどものまちにリーダーはいるのかどうか”です。意見の対立があったため、今年度は緑区区役所地域力推進室まちづくり課の方にご協力いただき子どもたちへの講話を行っていただきました。講話を聴いた後また対話をくりかえし、一人の代表者を据えることで意見が偏らないよう、市長ではなく3人の市長希望者が議会を組んで課題を検討していく仕組みを子どもたち自身で決定しました。この時の様子を下記に記載いたします。
こどものまち当日には、来館した子どもが自らの企画を実現したり、その場で起こった問題を自らの力で解決策を考え、“失敗”からよりよい仕組みを生み出していったりする姿がみられました。子どもたちは「働くのって大変だ」と口々に言いますが、その目はとても活き活きとしていました。


◆こどものまち企画委員会議「こどものまち」に市長はいる?いらない?
 市長いる側:市長が困ったことを解決するために必要。副市長だっていた方が良い。
       最終決定権を持つ存在(=市長)が必要だ。
 いらない側:困ったことを解決するためだったら警察がいればいいんじゃない。
 市長いる側:市長は警察だけでは決めることのできないことを決めるんだ。
       警察はきっと当日まちに来て働く子もいるだろうし…。
       警察がもし勝手に暴れだした場合にとめる人が必要だ。
 いらない側:市長だったら暴れないの?市長だから信じられるわけじゃない。
 市長いる側:だから市長は立候補制で投票して決めるんだ。ちゃんと暴れない人をえらべばいい。
 いらない側:なんで両方が必要なんだろう??
 市長いる側:(もう一度同様の説明をする。)じゃあどんな市長だったら、いいの?
 いらない側:公平で、男女差別しない人なら。
 市長いる側:じゃあそういう人をえらべばいいんじゃないかな。
 いらない側:でも本当に誰にでも公平な人なんているのかなぁ。
 市長いる側:では公平じゃない、って思ったときにはかえることができるよう、任期をつけよう。
 →いる側の意見もいらない側の意見も大切です。
子どもたちはより賛成人数の多い意見ではなく対話を通して新たな仕組みを考えます。
この後、市長選挙を行いさらに対話を繰り返し、市長ではなく議会を組むことになりました。

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(報告:二宮)
posted by 河村 at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 緑児童館

2018年03月28日

子育て支援&担い手養成講座「子育ては地球育て」講座申込募集中!

こんにちは、緑児童館の二宮です。
今回は来年度開催講座「子育ては地球育て」についてご案内させていただきます!

ぜひお申込みくださいね。

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「子育ては地球育て〜託児付き講座〜」子どもと地球の担い手・わづくり隊スタート講座

今の子どもたち、まだ生まれていない新しい命たちには将来どんな暮らしが待っているでしょう。
「子育て」はこれからの地球を支えるとても大切な柱です。
「子育て」の経験をいかしてこそできる社会参画があります。
「今」を「これから」を生きるすべての人・自然が共生していくためにできることを、
身近なところから考えてみましょう♪

日時:6月5日〜7月17日毎週火曜日10時から12時
場所:緑生涯学習センター
費用:無料(託児別途250円)
定員:20名
対象:子育てに関心のある方 子育て中の保護者 一般
申込は以下
■緑児童館で申し込み
窓口 緑児童館窓口で申し込みできます。
電話 緑児童館(052)623−9656にお電話ください。
■緑生涯学習センターで申し込み
インターネット名古屋市電子申請サービスからお申し込みください。
https://www.e-shinsei.city.nagoya.jp/p_reg0_form.php?PHPSESSID=ehu95jse30eaq5d25kblrb1bq6&id=172901&m=3&c1=01&c2=&a=&b=06&b1=000097&k=&s=eventdate&s1=period
パソコンからでも携帯からでも申し込みできます。
窓口 生涯学習センター1階窓口で申し込みできます。
往復ハガキ 往信裏面に@講座名(子育ては地球育て)A〒住所 B氏名(ふりがな)C電話番号 返信表面にあなたの〒住所氏名を記入し、生涯学習センターまでお送りください。
■託児の申し込み
緑児童館 窓口または、お電話でお申し込みいただけます。052)623−9656
緑生涯学習センター 託児を希望される方は、上記手続き時にお子さんの名前(ふりがな)・生年月日もご記入ください。

その他
定員を超えた場合は抽選となります。「当選」「補欠」「落選」の結果を返信用ハガキかメールでお知らせいたします。窓口申し込みをされた方は4月26日(木)以降に電話にてご連絡いたします。「補欠」の方には当選者に辞退がありましたら電話にて連絡します。「当選」された方は5月10日(木)までに、申込された施設(緑生涯学習センターか緑児童館のどちらか)で受講手続きをしてください。
地球育て(カラー).jpeg
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posted by 河村 at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 緑児童館

2018年03月01日

【緑児童館】こどものまち説明会

2月18日(日)こどものまちの説明会を行いました。

小学4年生〜高校2年生までの企画委員15名、この日参加できなかった3名を加えて、18名でまちを創ります。

はじめに簡単な自己紹介ゲームをし、メンバーの顔がちょっとわかったところで、さて「まち」って何?と問いかけてみました。
昨年のこどものまちに参加した子どもからは、「はたらいて、かせいで、あそぶところ」という声。
うん、こどものまちの基本はわかってるのね。
でもね、もう少し原点に戻って「まち」を考えてみようと模造紙に児童館を中心にその周りにどんな場所があるか描いてみました。児童館の横に公園があるよね。
南に行くと川があって、コンビニがあって、小学校はこの辺かな・・・。
自分たちが住んでるまちを改めて見てみると町の成り立ちがみえてくる。
そして、「まち」に一番必要なもの、それは“人”。人の生活に必要なもの、楽しく暮らすためにあったらいいもの、そんなもので「まち」ってできてるんじゃないかな。

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こどものまちでもみんなが楽しくなるためにどんな「まち」にするか、どんな店や仕事を作るか、これからこども会議で考えていこうと話しました。
早速出てきた子どもたちの「あったらいな」は焼きそばや綿菓子などの定番の他に「本格的なラーメンかと思ったらインスタントラーメン屋」とか「ゲームのキャラクターに変装してファッションショーを開く店」などユニークなアイディアもたくさん出ました。

次回は「まち」のル―ルなどを考えます。(報告:小島)
posted by 河村 at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 緑児童館

2018年02月07日

【緑児童館】中高生の学びタイム

こんにちは!緑児童館の二宮です。

中高生の学びタイムは毎週土曜日17:15~19:00まで、希望した中高生を対象に行っている学びの時間です。
現在もこの学びタイムで何を学ぶかは試行錯誤中ですが、子どもの希望を聴いたり、職員の特技を活かしたり?!しながら過ごしています。

そんな中、今回の学びタイム私はとても印象深かったので報告しますね!
今回の学びタイムは、学生バイトの「Mくんへのインタビュー」。
子どもたちからの質問に、Mくんに答えていただきました。

中学2年生〜高校2年生までの6人が参加しました。
最初は恋バナからスタートしましたが、どこの国に行ったことがあるかという話になると、ロシアや朝鮮民主主義人民共和国の話をしてくれたMくん。
朝鮮民主主義人民共和国の話にはみんな興味津々。
朝鮮民主主義人民共和国に住む人側からの視点でMくんが話してくれると、
子どもたちと自分たちはテレビや新聞などのメディアから正しい情報がうけとれているのかなと話しました。

話題は憲法の話に変わり、憲法の説明には少し時間がかかるよ、とMくんがスキップしかけたのですが、私が「詳しく聞きたいなーみんなはどう?」と尋ねると中学生の一人が、えらく真面目な顔で「俺も詳しく聞きたい」と賛同してくれました。

憲法について。憲法って何?
第9条について、個別的自衛権と集団的自衛権って何が違うの?
第25条は何のためにあるの?

とってもわかりやすく説明してくれて、中学生の女の子たちは、学校の授業よりも面白かった、ためになった、よくわかったと何度も伝えてくれました。

学びタイムを何度か見てきている二宮としては、今回の話題に子どもたちがとても関心をもって真剣に聴いていたことがすごくよくわかりました。
感想を尋ねなくても、本当に印象深かったことは子どもたち、自然に伝えてくれるんですね。

中高生の学びタイムは毎週土曜日17:15~19:00に基本行っています。
気になった方はぜひ来てみてくださいね。(報告:プレーワーカー にみー)
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posted by 河村 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 緑児童館

2018年01月05日

【緑児童館】アースキッズ「キャンドルナイト」

2017年12月25日(月)
キャンドルナイトは夏至と冬至の日に照明を消して、キャンドル(ろうそく)の灯りで過ごそうと言う運動で、カナダから始まり全世界に広まりました。

緑児童館のアースキッズでは12月25日のクリスマスにキャンドルナイトを行いました。
今回は、地球にやさしいキャンドル2種類を子どもたちと作りました。

★ハゼの実からキャンドルをつくる
ハゼの実をペンチでつぶして中の実を出し、つぶして煮ます。
煮詰めた実をこして絞り、油を抽出。
なかなか手間がかかる仕事ですが、みんなつぶすのが楽しいみたい。
たくさんは出来ませんでしたが、ちゃんと火をともすことができました。
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★蜜蝋キャンドル
もう一つは、蜜蝋を使ったキャンドルづくりです。
蜜蝋を空き缶に入れ湯煎で溶かしてクルミの殻に入れました。
可愛いキャンドルができたでしょ!
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キャンドルづくりのあとは、ホットケーキを作りキャンドルの光の中で食べました。

宇宙から見ると地球はどんな色に見えるかな?
「黒!」
「青!」
お日様の光が当たっている時といないときでは見え方も違うよね。
宇宙から見るとね 日本はとっても明るいの・・・。

そんな話をしながら環境のことを考えるひと時でした。
posted by 河村 at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 緑児童館

2018年01月04日

【緑児童館】12/10じどうかんまつり&音楽フェス開催!

12/10にじどうかんまつりと音楽フェスを開催しましたわーい(嬉しい顔)

★じどうかんまつり★


今年度のじどうかんまつりも子ども模擬店が盛況でした。最初はなかなか出店者が現れませんでしたが、日にちが近づくにつれ、申込みも増えていきました。パフェ、クレープ、コーヒー、シチュー(!)など。
当日まで、期限がきれた使えなくなった食材を使用してクレープづくりの練習(練習を”食品サンプルづくり”と名付けていたこどもたち。”練習”というより楽しそう♪)をしたり、画用紙でつくったパフェで模擬練習をしたりして準備の期間もたのしみました。
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クレープづくりの練習
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当日店頭ポップにもなったパフェ

地域の団体やお母さんたちの協力により、クラフトやゲームコーナーも充実していましたし、低学年の子のお店で大変そうな所には、午後の音楽フェスの中高生たちが手伝ってくれたりといろんな世代の方たちで作り上げたおまつりになりました。

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子どもたちのお店は行列もできていましたよ。
真剣そのものでした。

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本格ドリップコーヒーは大人に大人気。
…最初から大人向けの値段設定(笑)

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地域の団体さんによる参加型のものづくりやゲームコーナー

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オーナメントづくりはフェス中も行われてました。音楽聞きながら工作♪

★音楽フェス〜New Leaves〜★


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9月に予定していた音楽フェスが台風で延期になり、じどうかんまつりと同日開催になりました。「クリスマスが近いから曲変えようかな?」「全員で演奏する曲も欲しいね」など意見を交わしつつ、チラシも作成したり、ワンドリンクサービス制にしたりと準備してきました。
基本は中高生ですが、お母さんグループや小学生の参加もあり、10組ほどの出演になりました!
ギターの弾き語り、ピアノ演奏、ウクレレ、ファゴット(!)など。曲も最近の流行の歌から童謡まで幅広い感じでした。小学生たちが飛び入りでステージで歌ったり、知っている歌はみんなで歌ったりとアットホームな雰囲気のフェスになりました。
最後に全員で演奏した「小さな恋の歌」は、ほぼぶっつけ本番でしたが、なんとかなっていましたよ♪
終了後にさっそく「次のフェスいつにする?」なんて話しているメンバーも。そして今日のフェスで刺激を受けたのか、友達にギターを教えてもらっている子もいました。どうせなら参加した方が楽しいですしね。いいきっかけになってようです。何も楽器だけじゃなくても、けん玉とか物まねとかの一芸披露でもいいですし。演奏技術も大事だけど、子どもたちで作る、誰でも出られるっていうことを大事にしていきたいです。(報告:緑児童館)

posted by 河村 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 緑児童館