こんにちは。緑児童館です。
今回は緑児童館で行った子ども企画「ハロウィンパーティー」について報告します。
10月第3週に職員企画のハロウィンで使用する飾りづくりを手伝ってくれていた小学2年生の子どもたちから「私たちもハロウィンパーティーがしたい!」と声が挙がりました。
そして、「児童館に来ている小さな子たちもパーティーに参加してほしい」という子どもたちの思いから、子ども企画としてハロウィンパーティーを企画することになりました。
(※こども企画とは…こどもの「やってみたい」を実現するための企画。企画を立ち上げたときに必要となる材料や場は児童館がサポートをします。)
まずは企画書を書いてみよう!と企画者の子どもたちの考えを自分たちで整理するところから開始。
企画に関わるメンバーは誰かな、どんなことをやってみる?、いつやる、どんな人がくる?、何が必要?、どうしてやりたい?ーーーーー
考えた結果、「はじめて企画することで楽しくなるはずだからやってみたい、ゲームをやってやった人はお菓子をもらえるというのはどうだろう?、自分たちのお友達だけじゃなくて新しいお友達もできると嬉しいから誰でも参加できるようにしたい」とだんだんと企画内容が具体化されていきました。
企画を立ち上げてからハロウィンパーティー当日までの1週間。
企画者の子どもたちはほぼ毎日のように来館し、こんなものがあったらきっとみんな楽しめるんじゃないかな!このやり方だとうまくいくか不安だなぁなんて考えを巡らせながら、招待チケットづくりやポスター描き、ゲームづくりを楽しそうに行っていました。
ハロウィン当日には仮装したお友達がたくさんあつまり大盛況!
玉当てゲームやクレーンゲームをおこない楽しみました。
翌日も2日続けてハロウィンパーティーをしたい!という企画者の希望から、
2日目やるならどうする?と感想・ふりかえり会を実施。
「あんまり自分の知らない人は来てもらえなかったけど楽しかったよ」
「ひまだった」「(感想)なーい!」なんて和気あいあいとおこないました。
2日目はもっと人が来てもらえるようにポスターやゲームを増やしてみようかと計画もしました。
ハロウィンパーティー2日目は企画者よりもちょっと大きいお兄さんお姉さんも参加。
参加した人が新しいブースをつくったり、他のあそびをしながらも来た年下の子に遊び方の案内をしたりする場面が見られました。
企画を立ち上げてからの1週間、楽しそうにやりたいときにやりたいことをしていましたが、当日はめんどくさくなったり他の事がやりたくなったりするときもしばしばありました。大人からしたら、不完全だったりパーティーとして成り立っているのか!?と思ってしまうようなことなのかもしれませんが、言われてやるのではなく自分で考えてやりたいことをやってみたときの子どもたちの目の輝きはとても素晴らしかったです。
自分でやってみて失敗したとしても、それは子どもにとってはなんてことのない、通過点なのだなと思いました。
やりたいことをやってみた1週間。企画した子どもたちは「自分たちでやるんだ」と何度も言葉にしていました。自分たちでやるからと、とても楽しく考えていました。
緑児童館はこれからも「子ども企画」を応援します!(報告:二宮)
2017年11月02日
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