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YPU保育者のためのキャリアアップセミナー(「保育実践で出会う「気になる」子どもの理解と支援」)を開催しました [2023年08月21日(Mon)]
8月18日(金)に、YPU保育者のためのキャリアアップセミナーを開催しました。
本セミナーは、以下の流れで実施されました。
講義1 研究結果報告
講義2 「気になる」子どもの理解と支援のための
     ソーシャルワーク
     ―子ども家庭福祉課題に着目して―
講義3 発達の「気になる」子どもの理解と支援
講義4 「気になる」子どもの家族とかかわり
まとめ・質疑応答 学びの総括とふりかえり
         ―グループワーク―

講義1は研究員の井辺から、昨年度実施したアンケート調査の結果報告がありました。
アンケート調査は、保育者及び保育施設の管理者を対象とした「気になる」子に関するものです。講義では、〈福祉課題を抱えている家庭で養育されている〉子ども、〈発達の気になる〉子ども、「気になる」子どもの保護者に対する支援といったその後の講義に関わる三つテーマを中心とした説明がありました。

いんべ.png

講義2では、研究所主任の横山先生から〈福祉課題を抱えている家庭で養育されている〉子どもをテーマに、ソーシャルワーク的視点からの説明がありました。受講者の方々からは「保育ソーシャルワークという言葉に衝撃を受けました。保護者支援をしていく上で、現在最も必要なカテゴリ―だと思いました」などの感想をいただきました。

じゅんいち先生.jpg

講義3は発達心理学的がご専門の永瀬先生から、〈発達の気になる〉子どもが一般にどのような子どもを指すのか、その行動特徴とともに支援の方法についてのお話がありました。講義1で取り扱ったアンケート調査のデータについても適宜解説がありました。

ながせ先生.png

講義4では研究所所長の藤田先生より、「気になる」子どもの家族とのかかわりについて、長年の実践経験を基にしたお話がありました。受講者の感想にも「親からの相談を受けることがあるのでそのときは、しっかりと親の気持ちを受け止め寄り添っていこうと思う」など、納得感を持って実践に活かそうとする意見がありました。

ふじた先生.png

最後には受講者同士でのグループワークがあり、それぞれの実践経験や悩みを共有する時間となりました。
感想には、
「講義もですが、グループワークをする中で、まだしらなかった事をしることができ、実践例も聞くことができた」
「グループでは、保育所だけでなく、療育機関の先生や幼稚園の先生などいろいろな場所の話が聞けてよかった」
などのご意見もあり、講義だけでなくグループワークからも学びを深めるよい機会になったようです。
参加者の皆さま、ご参加いただきありがとうございました。

まとめ.jpg

研究所では、これからも保育や子ども家庭に関する領域を中心にイベントを企画しております。
今後の活動についてはこちらからどうぞ↓

https://www.yamaguchi-pu.ac.jp/search.php?t=%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%95%99%E8%82%B2%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80&c=search
Posted by 小田 at 16:28
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