こんにちは。所長の藤田久美です。
8月4日(金)、8月5日(土)の2日間、ノートルダム清心女子大学湯澤美紀教授の科研テーマ
「幼児に対するわらべうた遊びの発達的効果の検証と保育実践への応用(研究代表者:湯澤美紀、2023 – 2027 基盤研究(C)」の研究協力者として、岡山県津山市及び鏡野町で開催された講演会及び研究会に参加させていただきました。
ここでは、part2として、2日間で学んだことをほんの一部ですがお伝えしたいと思います。
8月4日(金)
岡山県鏡野市の保育園を舞台に、
落合美智子先生(「おはなしとおんがくのちいさなおうち」主催)のわらべうたの講演会と、保育園の3歳児クラスと4歳児クラスの子どもたちとの<わらべうた>のプログラム。
落合先生の長年にわたって取り組まれてきた実践から生み出された語りに魅了されました。
8月5日(土)
鏡野町夢広場を会場に、わらべうたを実践している仲間と学び合い。
湯澤美紀先生から研究の構想についてお話があった後、
3つの大学の取組(ノートルダム清心女子大学、新見公立大学、山口県立大学)の
話題提供がありました。
本学では研究所の地域連携事業「は♪あ♪い」の取組について紹介しました。
〇連携機関は、児童発達支援センター、医療的ケア児を育てる親の会等で、
障害のある子どもとその保護者に参加を呼びかけていること
〇また、山口市内の地域子育て支援拠点事業や保健センター等と連携して、
事業の主旨を理解してくださる親子に参加を呼びかけ、
インクルーシブな子育て支援活動を展開できるようにしていること
〇研究所スタッフと学生スタッフとで企画。・運営にかかわり、
学生の主体的な活動として展開できるようにしていること
〇「わらべうた遊び」を中心にした活動プログラムを提供し、
わらべうた遊びの音とことばのあたたかい雰囲気の中で、
子ども、大人、学生が心を動かしながら、活動を展開できるようにしていること
報告の様子はこちら
落合美智子先生からのメッセージ、皆様との意見交換会ありました。
落合先生、湯沢先生、参加者の皆様から、大学研究所で開催している意義についてメッセージをいただきました。
意見交換会では、すべての参加者から、幼児期にある子どもの発達におけるわらべうたの意義、子育て、保育の中にある<わらべうた>の存在、子どもや大人に与える影響など、それぞれの思いを共有しました。
落合先生、湯澤先生と記念写真
湯澤先生からは、「は♪あ♪い」のわらべうたの実践について「感動」という言葉とあたたかい笑顔と涙で激励をいただきました。
湯澤先生、ありがとうございました。
今回、学ばせていたただいたことを、研究所のスタッフと学生スタッフに伝えます。
これからも、子どもと家族の笑顔の輪が広がるような活動をしていきたいと思います。