7月27日(木)、APPLE(自閉スペクトラム症の幼児への個別支援プログラム)を
開催しました。
協力していただいているお子さま(2歳)とお母さまに来所いただきました。
お母さまへの対応は永瀬准教授、
お子さまへの支援は藤田がさせていただきました。
学生(3年生)も1名参加させていただきました。
研究所にあるおもちゃ・教材以外にも
型はめ(学生作成)
プットイン(学生作成)
等も、「ぼくできるよ」といわんばかりに
自信満々で取り組んでいました。
大人(藤田)と一緒にかかわりながら遊ぶ経験として
しゃぼん玉
お絵描き
<ちょうだいーどうぞ>の遊び
「おんなじ遊びしていい?」の遊び 等
とっても可愛らしいお子様の姿がみられ・・・
思わず、お母さまから
「楽しそうだねー」
と声をかけていただきました。
お絵描きの時に、クレヨンを持って
「あおー」とはっきりとした言葉を発して
同じ場所にいたお母さまと私も
「あおーって言えたねー」と笑顔に。
そして・・
とっても感動したのが
「ぴょーん」の絵本の読み聞かせ
に、お子さまが主体的に参加してくれたこと。
この絵本は、「は♪あ♪い」(わらべうたを導入したプログラム)の時に
お子さまが読み聞かせの時に、一生懸命みていた絵本だったので
個別プログラムに入れてみたものです。
「は♪あ♪い」の時のお子さまの様子はこちら。
好きなもの、好きな絵本があると素敵ですね。
お子さまは、たくさん遊んで、私たちに
可愛い姿だけでなく
「こんなことできるよ」「わかるよ」という
<つよみ>を見せてくれました。
記録をしていた井辺助教からも
「前回より、とっても成長していて感動しました」と。
子どもの可能性は無限大です。
今後も、お子さまの育ちにかかわらせていただいていることに
感謝しつつ、この取組から学ばせていただいたことを
整理していきたいと思います。
所長 藤田 久美