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市民活動支援にかかわる卒業生とのミーティング [2023年04月25日(Tue)]
市民活動支援にかかわる卒業生とのミーティング

  
 4月20日(木)、研究所に「市民活動支援センターさぽらんて」の副センター長である小田亜紀さんに来所していただきました。
 小田さんは、本学の卒業生(2期生)です。3年前から、ダウン症のお子様を育てる母親として、社会福祉を学ぶ学生にお話をしていただいています。小田さんは、「市民活動支援センターさぽらんて」の副センター長として地域の市民活動やボランティア活動の支援をされている傍ら、ダウン症の親の会のスタッフとして地域貢献をされていらっしゃいます。
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 ミーティングでは、不登校のお子さんやその家庭に対する支援について情報交換を行いました。小田さんからは、「さぽらんて」で関わりのある5つのボランティア団体それぞれの支援の特色を中心にお話しいただきました。しかし、このような受け入れ先が未だ少ないという状況であるため、お子さんやご家庭が選択肢を持てるような体制になることが理想だと述べておられました。
 研究所の地域連携事業<子ども家庭しあわせプロジェクト>の1つである「いまそら」は、不登校や行き渋りのあるお子さんとご家庭の個別支援を目的としています。そのため「いまそら」の活動についてご説明させていただき、「さぽらんて」でも不登校のお子さんの受け入れ先の一つとしてご紹介いただけるようご提案をしました。
 ミーティング後には、様々な状況を抱えたお子さん・ご家庭の支援の一助となれるよう「いまそら」の活動を充実させていくことを学生と意見を共有し、今後の方針を新たに検討するよい機会になりました。
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Posted by 小田 at 15:35
4月19日 横山順一准教授がKRYラジオ「Morning CloseUP」に出演しました。 [2023年04月25日(Tue)]
4月19日 横山順一准教授が
KRYラジオ「Morning CloseUP」に出演しました。

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スタジオの高橋裕アナウンサーと山本京子アナウンサーから電話でインタビューを受けました。研究所や設立の背景、活動の3つの柱(調査研究、人材育成、地域連携)についてお話しました。

☆インタビューの概要をお知らせします。

Q.「子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所」とはどのようなところなのでしょうか?」
A.山口県の保育や幼児教育の質の向上に向け、子ども家庭福祉課題等、困難を抱える子ども家庭への支援に対応できる人材育成や、それらに関する調査研究等を行うことが目的です。

Q.「設立の背景は?」
A.山口県立大学社会福祉学部は、社会福祉士・精神保健福祉士という福祉の専門職を養成する教育課程がありますので、その専門性をいかして、現代の子ども家庭問題について福祉の領域からの地域貢献を行います。

Q.「子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所」が、実際にされようとしていることは、どのようなことですか?」
A.3つの柱の一つ目は「調査研究」です。保育所や幼稚園、こども園の保育者とその園の管理職の方を対象とした大規模な実態調査を行いました。多くの保育現場の方からご協力いただいて、ご回答を得ることができました。現在、その結果を分析中です。

Q.「2つ目の柱は何でしょう?」
A.保育現場のニーズにこたえることができる研修の開催「人材の育成」です。
保育所・幼稚園・子ども園に勤務する保育士や幼稚園教諭等をはじめ、子ども家庭支援に携わる支援者を対象とした「YPU保育者ステップアップセミナー」を開催します。福祉、児童福祉、障害福祉や特別支援教育、発達心理学や臨床心理学といった専門分野を担当する社会福祉学部の所属教員が、保育、子どもの発達、子育て、カウンセリング、ソーシャルワークなどについての講義をします。日々子ども家庭支援に携わっている保育士・幼稚園教諭だけでなく、障害児施設や児童福祉施設に勤務されている専門職の方々にとって学びなおしの機会になります。

Q.「セミナーについて、もう少し詳しく教えていただけますか。」
A.ステップアップセミナーは、保育や教育の現場の先生方が、お仕事の後にも参加できるように毎月1回、金曜日の夜に、オンラインで講義を開催します。講義は全部で10回行いますが、全部通して参加されても、部分的に参加されてかまいません。現在保育等の仕事に就いていない方でも、保育士等の資格を目指す社会人の方や子ども家庭支援に関心のある学生のみなさんも受講できます。参加は全ての回で無料です。

Q.「現場の方々のステップアップは大切なことですよね。3つ目の柱は何でしょう?」
A.3つ目は、「地域連携」です。困難を抱える子ども家庭支援を対象に「子ども家庭しあわせ家庭プロジェクト」を行います。「不登校やいきしぶりのある子ども家庭支援」や「医療的ケア児の親と支援者のネットワークづくり」「わらべうたを導入した親子関係支援」「特別支援学校の生徒と学生の学び合いの」等、社会福祉学部の教員と学生によるプログラムを行っていきます。大学で、子ども、家族、学生、支援者が出会い、子ども家庭のしあわせづくりのお手伝いをしていきます。

Q.「研究所の名称の中に「ソーシャルワーク」という言葉がありますが、どういった意味の言葉でしょうか?」
A.誰もが抱える可能性のある生活問題をその背景にある問題に目を向けながら、解決するために支援していくことを言います。ソーシャルワークは、社会福祉士などの資格を持った、ソーシャルワーカーという専門職が主に担いますが、保育者のようなケアを担うことを役割としている人達も、ソーシャルワークの知識と視点をもつことが、子どもやその子どもを育てている家庭を支えるためにはとても大切なことです。

Q.「セミナーへの参加や、地域連携活動にかかわるお問い合わせ先は?」
A.4月に、大学のホームページ内に、子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所のページを開設いたしました。大学のホームページのトップページから、アクセスして詳細をみていただくことができるようになっています。

☆多くの方に子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所について知っていただけると嬉しいです。
Posted by 小田 at 15:27
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山口県立大学社会福祉学部附属子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所さんの画像
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