市民活動支援にかかわる卒業生とのミーティング
4月20日(木)、研究所に「市民活動支援センターさぽらんて」の副センター長である小田亜紀さんに来所していただきました。
小田さんは、本学の卒業生(2期生)です。3年前から、ダウン症のお子様を育てる母親として、社会福祉を学ぶ学生にお話をしていただいています。小田さんは、「市民活動支援センターさぽらんて」の副センター長として地域の市民活動やボランティア活動の支援をされている傍ら、ダウン症の親の会のスタッフとして地域貢献をされていらっしゃいます。
ミーティングでは、不登校のお子さんやその家庭に対する支援について情報交換を行いました。小田さんからは、「さぽらんて」で関わりのある5つのボランティア団体それぞれの支援の特色を中心にお話しいただきました。しかし、このような受け入れ先が未だ少ないという状況であるため、お子さんやご家庭が選択肢を持てるような体制になることが理想だと述べておられました。
研究所の地域連携事業<子ども家庭しあわせプロジェクト>の1つである「いまそら」は、不登校や行き渋りのあるお子さんとご家庭の個別支援を目的としています。そのため「いまそら」の活動についてご説明させていただき、「さぽらんて」でも不登校のお子さんの受け入れ先の一つとしてご紹介いただけるようご提案をしました。
ミーティング後には、様々な状況を抱えたお子さん・ご家庭の支援の一助となれるよう「いまそら」の活動を充実させていくことを学生と意見を共有し、今後の方針を新たに検討するよい機会になりました。