10月20日(金)に第2回子ども家庭しあわせ学習会を開催しました。
テーマは「子どもも大人も笑顔になるわらべうたの魅力をもっと知ろう」
講師は、地域連携事業「は♪あ♪い」企画段階からご指導いただている
ノートルダム清心女子大学教授 湯澤美紀先生です。
14時45分から湯澤先生と学生、スタッフで事前打ち合わせをして・・・
15時から子どもたちと保護者が来所されました。
もう何回も研究所に来たことのある子どもたちだから、慣れた様子で思い思いに過ごしています。
そして、いよいよ、湯澤先生による<わらべうた遊び> のはじまりです。
マットの上にみんなでまあるくなって、わらべうた遊びのはじまりです。
子どもも大人も学生も、みんな「わくわく、どきどき」です。
湯澤先生はこの時からもうすでに<わらべうた遊び」の魔法をかけられているように感じました。
どんな<わらべ歌遊び>が繰り広げられたでしょう。
紹介していきます。
<ととけっとう>
湯澤先生が絵本が好きそうな子どもがいるから「ととけっこう」の絵本を導入として読んでくださいました。子どもたちの心をつかんでいました。
<このこどこのこ>
湯澤先生が、学生と子どもが名前を呼び合えるようにしてくれた後、みんなで子どもの名前を呼びました。「は♪あ♪い」と自分で言ったり、学生やお母さんに言ってもらったりして、子どもたちも嬉しいような恥ずかしいようなお顔で「ここにいるよ」と自分自身を表現してくれました。
<イチリニリ>
お母さんやお父さん、学生が、子どもにふれあいながら、最後のフレーズの「アックリからのしりしりしりー」でおしりにをこちょこちょ、子どもも大人もみんな笑顔いっぱいになりました。
<アックリスックリ>
お顔をさわってもらいながら、わらべ歌の心地よいリズムと感触にひたりながら、子どもの可愛い表情に大人が癒されました。
<いもくってぷっ>
湯澤先生の宝箱(スーツケース)からでてくるいろんなわらべ歌遊びのグッズの中で、この日一番の盛り上がり?だった「お芋さん」。みんなで秋という季節を感じながら思いっきり遊んで笑顔いっぱい。
「ぺったらぺったん」
宝箱からでてきたお手玉がいっぱい入ったかご。元気いっぱいの3歳の女の子はお友達に配ることが大好き。湯澤先生にいっぱい褒められながら得意そうに配ってくれました。小豆入りのお手玉を頭に乗せてお地蔵さんになって遊びました。
<にぎりぱっちり>
素敵な色とりどりの布で遊び「にぎりぱっちり」で大喜びの子どもたち。
<うえからしたから>
素敵な布でみんなのペースで風を起こしました。北キャンパスの落ち葉とドングリも仲間になって秋の風もにおいも感じながら、「うえからー♪したからー♪」とみんなで歌いました。
その場全体が、一つになっているように感じられ、わらべ歌遊びの魅力を感じました。
<さよならあんころもち>
湯澤先生の<さよならあんころもち>は3つのバリエーション。みんなも全身で表現して
とっても上手にできました。楽しくてうれしくて心がおなかいっぱいになったようなお顔が印象的でした。
15時50分から、保護者はお茶会、子どもと学生は自由遊び
16時40分から、湯澤先生と学生でふりかえり
今回の学習会のテーマ「子どもも大人も笑顔になるわらべうたの魅力をもっと知ろう」
では、学生がわらべ歌の魅力を再考し、さらに学びたい、体験したいという意欲を
高めることができたようです。
ご協力いただいた子どもたち、保護者の皆様、ありがとうございました。
そして、湯澤美紀先生、たくさんの魔法をかけていただき、
笑顔いっぱいの会になりました。
ありがとうございました。
所長 藤田 久美