ネット中毒の予防と防止〜大丈夫?スマホで子育て〜 事業 [2015年06月25日(Thu)]
日時:2015年6月21日(日) @10:00〜 A13:30〜 会場:山口市男女共同参画センター/視聴覚室 講師:中島匡博先生(中島子どもクリニック) 中島先生はメディアへの長時間接触による子どもの心身への影響、そして危険性をいろんな角度からお話されました。 日本は、世界一、子どもがメディアと接触する時間が長い。そして子ども達は睡眠不足。 睡眠不足により朝食を欠食するなど、生活リズムが乱れてくる。 月曜日、体調不良を訴える子が増えてきている。 土日に深夜遅くまでゲームをしていた、とのこと。 また、体格は昔より向上しているが、体力は低下している。 長時間メディアに接触するということは、屋外で遊ぶ、体を動かすという時間を奪っていることになる。 乳幼児期に、五感を使った体験を積むということがとても大切。 電子音に慣れてしまうと、鈴虫などの自然の虫の音がわずらわしいと思うようになるとか。 ゲームをしている時の脳はほとんど動かず、文章を書いている時の脳は、活発に動いています。 長時間できるものは、脳は動いていないそうです。 電子メディアにのめりこむと、人とのコミュニケーションが希薄になり、依存やトラブルにつながります。 子どもには危険性を前提として対応することがとても大切、家庭でできることから始めよう、と言われました。 参加者からは早速、自分のメールの時間を減らして、子どもと顔と目を合わせて会話しようとか、 今日から夕食の時はテレビを消します!という感想がありました。 子ども達がさまざまな体験ができて、生の人間の息づかいが聞こえる舞台をまじかで見ることができ、 いろんな人とのコミュニケーションが生まれる、このこどもステーション山口の活動はまさに五感を育てている活動だな!と思いました。 |