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理事長の交代について [2023年09月07日(Thu)]

 平素は私ども山科醍醐こどものひろばの活動に、ご支援・ご理解を賜り誠にありがとうございます。

 さて、2023年7月31日の任期満了をもって村井琢哉が理事長を退任し、8月1日に開催した理事会において、理事の互選による協議の結果、品田真孝が理事長に就任いたしました。この度、無事に法務局への登記が完了いたしましたので、ご報告させていただきます。

 第25年度、第26年度においては、このような新体制でまいりますので、よろしくお願いいたします。村井の退任と品田の就任についてのご挨拶はコッペパン及びホームページ(以下にリンクがあります)に掲載させていただいておりますので、そちらをご覧ください。

 今後も山科醍醐こどものひろば一丸となって、子どもたちの豊かな育ちを応援できる団体でありたいと思いますので、今後とも皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

特定非営利活動法人 山科醍醐こどものひろば
理事長 品田真孝


退任についてのご挨拶はコチラ

就任についてのご挨拶はコチラ
こんな時代だからこそ地域のなかで子どもとの活動を。 [2020年12月25日(Fri)]

2020年は山科醍醐こどものひろばの前身団体が誕生して40周年。

今年も多くのみなさまに応援いただき活動を継続することができました。ありがとうございました。

12月12日には前身団体から「山科醍醐こどものひろば」を立ち上げる設立総会をした節目の日を迎えましたが、次の一年もこれまで以上に社会の状況にも対応しながら、活動を進めていきたいと思います。

この一年はコロナでいろんな活動が中止になったり、形を変えざるを得ない状況とはなりました。しかし、こどもフェスタの実行委員会のなかでもみなさんから、コロナだから全部中止ではなく、こんな時代だからこそ、できる形で子どもたちとの活動をつくっていきたいという声があがりました。結果として現在は10月から約40企画を年度末まで実施となり、年内で約30回が終了いたしました。この40周年での活動のかたちは、これからまだまだコロナの影響を受ける中、こどものひろばの新しいスタイルでの活動運営となっていくのかもしれません。小規模だけど、多彩で柔軟な活動づくり。従来からの活動をあわせて、一つでも多くの活動を子どもたちとつくることができる、そんな地域活動を継続していければとも思っています。

さらにこのように多様な活動を実施しているにもかかわらず、限られた時間のなかで、多くのみなさまに活動のご案内や実施報告がうまくできていない状況もあります。こどもフェスタは、まだ残り10回の企画もありますので、2021年はみなさんによりこどものひろばを知っていただき、より多くのみなさまと楽しい時間を過ごすことができる環境づくりしていきたいと思います。

世の中が目まぐるしく変化する時代のなかで、子どももおとなもその変化に振り回されることもありますが、こんなときこそ、子どもたちが暮らす小さな地域だからこそできる活動をみなさんと一緒に今後もつくっていきたいと思いますので、次の一年もどうぞよろしくお願いいたします。
理事長 村井 琢哉

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1999→2019の20年間の感謝 [2019年12月12日(Thu)]

12月12日「こどものひろば」設立総会をして前身の「山科醍醐親と子の劇場」から生まれ変わり、そして20年。

当時生まれた子どもでも20歳という時間。
とても多くの時間を地域の子どもたちと過ごすことができました。かつての子どもが活動をつくっていたり、親となり子どもと参加している姿を見ることも多く嬉しい限りです。一方で長く関わるからこそ、悲しいご連絡をいただくこともあり、子ども時代だけでなく、地域で人の人生に関わる活動でもあるなとあらためて感じております。

今年はこれまで続けてきた事業を活動回数を減らしたり、お休みしたり、予定していたけど参加者がうまく集まらなかったりということもあり、従来のままというのが難しい一年でもありました。長く取り組んでいるとそのようなことがたびたび起きます。それはきっと今地域で暮らす子どもたちへの活動をさらに進化させるチャンスなのだと思っています。もちろん広報や活動の運営という点の見直しが求められているということはありますが、年々子育て環境も学校環境も、地域や社会の状況も変化するなかで今一度子どもたちの世界で何がおきているのか立ち止まりみんなで考えるタイミングなのではないかなと思っています。

前身の山科醍醐親と子の劇場の19年間よりこどものひろばとしての時間が長くなりました。
こどものひろばの20年の中でも、その都度、子どもたちの成長にあわせて年代別での活動づくり、興味関心にあわせた創造表現活動、子どもたちと暮らすまちに触れ、集団が苦手であれば個別での活動をつくると多様な活動を生み出してきました。子育て支援という言葉があまりなかったときから事務所のスペース開放し、また0歳から3歳の親子が過ごすことができる場を運営もしてきました。さらに集団活動が苦手な子どもとマンツーマンでの活動づくりも生まれました。さまざまな方々のお力、アイデア、そして子どもたちの声から多くの活動が生まれ、深まり、よりよく豊かに楽しむ活動から困難を抱えた子どもの暮らしづくりの活動まで行う団体にもなりました。近年はこれまで培った活動を地域の他の団体さんや関係機関と協力して取り組むことも増えました。あっという間の20年ですが、その時代、状況にあわせてまったく同じ1年がない充実した20年であったのではないでしょうか。

私自身、この20年間、キャンプリーダー、ときにはボランティアをしたいというわかものたちと交流し、仕事をもっても役員として関わり、事務局も担い、現在理事長のお役目と関わり方がかわってきました。社会の要請にただ応えるだけでなく、私たちが何をしたいのかという想いとのあいだで、多くの方が議論し、時には衝突しそれでも「やっていこう」と続いてきた山科醍醐こどものひろばです。みんなが思っていた結果やみんなのやりたかったこと100%が実現できたわけでもないですが、それでもみなさんが必死に活動をつくってきた20年間だったと思います。

20年前も今後に向けての議論をし、そのときは姿を変える選択をしました。これからの山科醍醐こどものひろばもきっと多くの議論を重ね、「よりよい子どもの育ちの環境づくり」としてどんな姿や活動がふさわしいか考えながら活動していくと思います。姿、形よりも想いや子どもたちとどう関わるかにこだわり、地域のなかで特別なことをする集団ではなく、ある意味当たり前に存在し、立ち寄ってもらえるような団体としてここから40年目の活動を重ねていきたいと思います。

毎日のように多くの悲惨なニュースが流れ、子どもやその家庭を取り巻く状況が悪化しているのではと感じる時代ではありますが、まずは地域にともに暮らす子どもとともに丁寧な活動を行いながら、子どもから地域、そして社会がよりよく豊かになっていけるよう取り組んでいきたいと思います。前身から数えて40年目になってもまだまだ未熟な団体ではありますが、今度とも懲りずに関わっていただければうれしいです。

山科醍醐こどものひろばになってからの、
これまでの20年間のご協力、応援ありがとうございました。
山科醍醐こどものひろばとしての21年目もどうぞ宜しくお願いいたします。

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山科醍醐こどものひろば

  理事長 村井 琢哉
こどものひろばとして20年目のスタート [2018年12月12日(Wed)]

1999年12月12日に「こどものひろば」としての設立総会をして、満19年。

20年目のスタートとなりました。前身の「山科醍醐親と子の劇場」が1980年に誕生し、「山科醍醐こどものひろば」として生まれ変わり気がつけばほぼ同じ年月。あっという間ですね。この1年間も大変お世話になりました。



こどものひろばには、設立総会をした12月、法人認証を受けた3月、法人年度開始の6月(今年度から3月末に変更したので次からは4月開始)といくつかの節目があります。日々の活動のなかで子どもたちと活動、会員や地域のみなさん、ボランティアの方々との活動を振り返ることも多いですが、やはり節目がやってくると原点の確認や、この一年の振り返り、これからのアクションに想いを馳せる機会になっています。



活動自体はほんとに多くの「やりたい」ことに主体的に取り組んでくれる方々や、「やるべき」と求められる声に、「できる」や「やってみよう」というチャレンジなどを日々してくれる方々、そして「一緒にしよう」と声をかけてくださる地域で活動される方々。そんなみなさんのおかげで1年間を通じて様々な活動を子どもたちを創り続け、育ち合う環境づくりに取り組むことができています。

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昨年度の事業報告はこちらをご覧ください。

https://fields.canpan.info/data/organizations/141/141261/1412614412/files/VU0R3Nyq.pdf



これだけ多くの活動ができているのは、みなさんが皆さんなりに「皆さんの営み」の一部を分かち合うというアクションを集めることができているからなのだと思います。私はそんなみなさんの取り組みを多くの方に知っていただき、よりよい豊かな子どもの育ちの環境を広げていくための発信をさせていただいています。



またこの1年では、従来の活動に取り組むも

・げんきスポット0−3の拠点移転

・天候による活動変更、延期・中止など

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(新げんきスポット0−3)



大変な作業やトラブルなどもあり、あらためて普段通り活動をすることの難しさも再確認しましたし、そのなかでも柔軟に対処しながら子どもたちに活動を届け続けてくれたみなさんにはほんと感謝しております。さらに地域の各団体との連携も増え、特に伏見区役所醍醐支所と京都市ユースサービス協会との連携による学習支援では、支所の会議室をお借りしての定期開催ができております。あわせて地域の学校との連携で土曜授業や出前授業など、「こどものひろば」を子どもたちがいる場所に届ける機会も増えて来ています。このこともいきなりすべてができたわけではなく、これまで活動に関わったみなさんの積み上げの賜物だと実感しています。



理事長としては、出版社さんを大変お待たせしたのですが、前理事長の幸重さんとの共著で『まちの子どもソーシャルワーク』(かもがわ出版)を発刊することができました。これまでの取り組みをご紹介することだけが目的ではなく、この本を通じてまた新しいご縁を創っていくことができればと願っております。実際にこの1年間でも数多くの講演会、視察などのご依頼もいただき、山科醍醐こどものひろばでみなさんと一緒に積み上げて来たことをお伝えすることができております。話せば話すほど、この39年間に活動を通じてできた、地域のなかでの「ひろばの生態系」が今の活動、これからのチャレンジを支えてくれていることを実感します。


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(まちの子どもソーシャルワーク)



社会では、子どもの貧困、児童虐待、いじめ、などあげればきりがない子どもの育ちを阻害するできごとで溢れていますが、このような困難を生み出す社会のありようについて取り組むことも求められています。一方でこどものひろばのような一地域の小さな活動では現状できないことも多いです。まずは地域のなかで問題のあるなし関係なく、ひとりひとりの子どもたちと「よりよい」営みを創っていけるよう取り組み、その関係のなかから社会に向けた発信もひとつずつ取り組めればと思っています。そのなかで子どもたちとの「営みの文化」や「大事にしたい共通の価値」をあらためて考えていきたいと思います。



さて今週末は年度の期間変更にともない、次年度に向けての議論を行う臨時総会。

なかなかみんなで話し合う機会ももてないくらい各活動が日々動いていますが、みなさんから意見を寄せていただきながら、次の展開や大事にしたい価値観などさまざまな議論を自由にしたいと思っています。そんな議論から次の一歩が見えたらよいなと願っています。



最後に、こどものひろばの20年目のスタートを寄付者になって応援いただければうれしいです。

地域からの子どもの受け入れ・サポートの要請も多いため、さらにスタッフ体制の充実をはかってまいります。

(2018年度子どもの貧困対策事業寄付募集ページ)

https://www.plus-social.jp/project.cgi?pjid=11

※こちらのご寄付は公益財団法人京都地域創造基金を通じて募集しております。

(寄付税制あり、クレジットカード決済可)

※遺贈寄付については京都地域創造基金に直接ご相談ください。



それでは山科醍醐こどものひろばとしての20年目もどうぞ宜しくお願いいたします。



山科醍醐こどものひろば

理事長 村井 琢哉
あらためて一歩ずつ:12月12日をむかえて。 [2015年12月12日(Sat)]

みなさまご無沙汰しています。
山科醍醐こどものひろばの代表の村井です。
12月にも関わらず暖かい日も多く地球大丈夫かな?と思う今日この頃です。

さて、12月12日といえば、「こどものひろば」設立記念日です。
厳密には、山科醍醐こどものひろばが設立総会をした日でございます。
前身の山科醍醐親と子の劇場が1980年にスタートし、さまざまな活動を取り組んできましたが、
より多くの地域の子どもたちと活動をともにしたいと1999年の12月12日に山科醍醐こどものひろばが誕生しました。

昨年はそこから節目の15年でした。その15年間を振り返る機会として、初代代表の朱さん、二代目代表の幸重くん、そして私の3名のパネルディスカッションを9月に開催した。それぞれ思い思いお話させていただいたこともこれからの歩みを進めていく上で大事な機会であったとも思っています。
少しずつではありますが、そのような思いの確認や、みなさまとの意見を交えながらも、急がず一歩ずつ「こどものひろばらしく」次の一年を作っていければと思っております。もちろん、今の社会や地域、なにより子どもからの期待や相談もたくさん寄せられておりますので、現状と未来を見据えながら次の一歩とはなりますので、大変なこともあるかと思います。みなさまにもご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、それ以上に、困難を乗り越えながら、みなさまと充実の活動を創っていきたいと思いますのでこれからも宜しくお願いいたします。

 理事長 村井 琢哉
15回目の法人登記日 [2015年03月21日(Sat)]


「3月21日」

山科醍醐こどものひろばが、特定非営利活動法人という法人として登記した節目の日です。
2000年の3月21日に登記が完了し、15年。法人として16年目がスタートします。

1980年にスタートしたときから数えると35年目を迎えていて、なにかと節目にあたるこの一年。しかもそのスタートから、これまで7年半も活動を支えてくれた「げんきスポット」を移転させるという大きなプロジェクトに取り組むという変化の一年にもなります。
それぞれの拠点ができるたびに、新たな活動が生まれたり、これまでの活動が変化したりしてきました。関わる人も変わってきました。大西会館、大宅事務所、げんきスポット、ころころハウス、こども生活支援センター、醍醐事務所などとこれまで様々な拠点が子どもたちとともにありました。
あらたに「げんきスポット」を移す新拠点も、子どもやその家族、そして地域と活動を支えてくださるみなさんとともにある場になればよいなと思っております。
ぜひ内覧会にお越し下さい。

そして、山科醍醐こどものひろばの活動も関わる人が変われば、その姿も変わっていきます。思いは同じであっても、できること、できなくなること、新しく生まれるもの、求められるものとその時代によって表現されるものは違います。広がりを見せる活動、原点回帰をする活動、そしてそれを支える事務局の変化などそれは様々ですが、この節目のときに、あらためて振り返り、整理し、次のステップをみなさまとともに歩みたいと思っております。

朱元理事長、幸重前理事長のときにできていたことができなくなること、変わったことはこの2年でもたくさんあると思いますが、山科醍醐こどものひろばは、よりよい子どもの育つ環境をみなさまとともに創ることはいつまでも変わることはありません。これからも一緒に活動を生み出していただければうれしいです。

最後に、現在移転プロジェクトや子どもの貧困対策事業でたくさんの寄付を募集しております。多くの方に応援していただき、各プロジェクトを成功させたいと思っておりますので、ご支援いただけましたら幸いです。(それぞれ1口1,000円〜ご協力ください。)

 移転プロジェクトへの寄付
 https://blog.canpan.info/kodohiro/archive/2050

 子どもの貧困対策への寄付(寄付窓口:公益財団法人京都地域創造基金)
 http://www.plus-social.com/jigyo/shiteikifu/shitei_kifu11.html
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 理事長 村井 琢哉
12月12日という日をむかえて [2014年12月14日(Sun)]


みなさまご無沙汰しています。
山科醍醐こどものひろばの代表の村井です。
いよいよ本格的な冬の寒さがやってきましたが、
みなさん寒さ対策は万全でしょうか。
さまざまなウイルスも流行っているので、
お身体大事に2014年の最後を乗り切っていただければ思います。

さて、お題の12月12日。
山科醍醐こどものひろばが設立総会をした日でございます。
前身の山科醍醐親と子の劇場が1980年にスタートし、
さまざまな活動を取り組んできましたが、
より多くの地域の子どもたちと活動をともにしたいと
1999年の12月12日に山科醍醐こどものひろばが誕生しました。

丸15年。前の組織からも35年目となる節目の1年のスタートです。
これから益々みなさまと充実の活動を創っていきたいと思いますのでこれからも宜しくお願いいたします。

 理事長 村井 琢哉
ハートネットTV子どもクライシス第3回「ある地域の挑戦」ご覧のみなさま [2014年04月03日(Thu)]


このたびは、NHK[Eテレ]ハートネットTV
子どもクライシス第3回「ある地域の挑戦」ご覧いただきありがとうございます。
見逃したという方、来週の再放送お願いしますね。

さて、今回「子どもクライシス」というシリーズで活動を取り上げていただきました。
シリーズ第1回、第2回を「クライシス」の最前線の現状が語られていました。
それを受けての第3回。
私たちが子どもや家庭それぞれ育ちや暮らしの条件が違う中で、それでもすべての子どもたちの「よりよい」豊かな育ちの環境をどうつくっているのか、そのことに焦点を当てていただくようにお願いし、紹介いただきました。

全体のテーマ、子どもの貧困という衝撃的な言葉。
そして6人に1人が相対的貧困という現状が日本にはあります。
しかし必ずしも低所得だから不幸せということではありません。
低所得を原因として様々な困った状況が起きやすくなること。
その「困った」を解決する術があまりにも限定的であることで
解決できない社会、地域環境であることが問題なのです。
そして、その「困った」みんなのちょっとした関わりで解消できるものも沢山あるのです。

そして、そのような「困った」だけでなく、
「普通」といわれる子どもや家庭であっても、
「もっとこうしたい」「実はこんな困りごとが」ということはいくらでも存在し、そのなかには自力ではなかなか解消できないことがたくさんあるのです。
私たちの活動は、そんな「困った」や「よりよく」に、地域としてどう解決していくのかというものに取り組んでいるものです。
あくまでどの地域でもあることです。
だからこそ、地域で取り組んでいかないといけないのだと思っています。

そのうえで、紹介いただいた活動をみていくなら、
「子どもの貧困対策事業」でいえば、
経済的困難から、様々な育ちの環境を奪われていく状況なので、まず学習や食事を軸とした個別支援が必要で、そのことで他の子どもたちとの条件を整えていくことができます。
しかし、文化やコミュニケーション、そして自己の「肯定・尊重」といった、子どもがどこに向かって育っていきたいかを自分で考えるために必要な力も不足しますので、そこを余暇支援で支えています。

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また地域の子どもたち自身が家や、学校では体験できない、異年齢、他地域の子ども同士、学生との関わりとそこから生まれる活動づくりは、「よりよい」育ちを一緒に創って行くには欠かせないことです。
よく「昔は、、、」とありますが、それを活動の場面で創っていっています。

そして、地域だけでなく学校も地域と連携してよりよい学びの場として
創意工夫をされている学校が増えています。
その工夫のひとつに私たちのような様々な体験プログラムをもっていて、また個別のサポートもできる組織を巻き込み、巻き込まれ相互のアイデアで子どもたちの学びを「よりよい」ものにできる学校、地域を創っていくことに取り組んでいます。
そのことが結果的に、課題を抱えた子どもや家庭を応援することにもつながっています。

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私たちの活動は組織に根ざして34年目となりました。今年中に35年目突入。
社会問題がたくさんあるから活動するというよりは、ずっと暮らし続けるこのまちで、
ともに暮らし、育つ、子どもや家庭が「よりよく」育ち、生きていくために
そのとき必要と思えることをカタチにしてきました。
多くのボランティアと寄付に支えられ、一緒に知恵を絞りアクションをつくる。
今の社会の問題を解決していくそのひとつには、そこにどれだけ多くの方が
関心をもち関わることができるかなのだと思います。

今の子どもが、20年後おとなになり、親になり社会を支えていきます。
その20年後を考えたときに、今子どもに地域として社会として、個人として
何を届けるのか、ぜひみなさんと一緒に考え、取り組んでいきたいと思っています。
様々なお考え、立場もありきっと収拾つかないのだと思いますが、
それでもどうみんなで納得感のある未来を迎えるか、そこにチャレンジしたいですね。

そして、そのような活動に一緒に取り組む
ボランティアと寄付を募集しています。
社会の仕組み、制度を変えていくことは時間の掛かることですが、
待っていては「今」の子どもはほったらかし。
一緒にほっとかないまちをつくりましょう。

ボランティアをご希望される方
山科・醍醐の地で取り組むさまざまな活動。
ぜひ一緒に活動しましょう。お問い合わせの流れ、フォームは下記URLから。
 http://www.kodohiro.com/modules/pico/index.php?content_id=10

寄付で応援いただける方
様々な寄付方法があります。
税制優遇を受けられる寄付募集もありますので、ご都合にあわせてお申し込みください。日々の活動費、子どもの食費、学習費、ボランティア交通費などに活用いたします。

○確定申告等はしないので直接団体へ寄附(目標300万円)
・インターネットからクレジットカードで寄附
 http://www.kodohiro.com/modules/pico/index.php?content_id=8#credit

・振込で寄附
 郵便振替口座 口座記号番号 00990-1-47656
 加入者名 特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろば
 (通信欄に「活動への寄附」と記載)

 銀行振込口座 京都信用金庫 北山科支店 店番号:052
 口座番号:498523
 口座名義 特定非営利活動法人 山科醍醐こどものひろば 理事長 村井琢哉

・持参もしくは現金書留
 山科醍醐こどものひろば こども生活支援センターまでお届けください。
 (〒607−8085 京都市山科区竹鼻堂ノ前町18−1)

子どもの貧困対策事業への寄付(寄附の税控除が受けられます)
 2014年度も公益財団法人京都地域創造基金を通じての事業指定寄附の仕組みを
 活用しての寄附で税の控除の対象となります。(目標400万円)
 ・インターネットからクレジットカードで寄附
  http://www.plus-social.com/jigyo/shiteikifu/shitei_kifu11.html

・振込で寄附
 郵便振替口座 口座記号番号 00930-4-312262
  加入者名 京都地域創造基金寄付口座
 (通信欄に「子どもの貧困対策・領収書希望」と記載)

 銀行振込口座 京都信用金庫 本店 店番号:001
 口座番号:2027687 口座名義 公益財団法人京都地域創造基金

これらについてのお問い合わせは、
山科醍醐こどものひろば こども生活支援センター(075-204-3940)までお寄せください。

新年のご挨拶 [2014年01月06日(Mon)]

山科醍醐こどものひろばを応援してくださっている皆さまへ
新年のご挨拶


旧年中は温かなご支援ご協力を賜りありがとうございました。

先月で山科醍醐「こどものひろば」になって15年目を迎え、2014年 あらためてこれまでの思いと今の子ども・家庭・地域・社会の声に向き合いながら、ひとつひとつ活動を創ってまいります。

2013年は理事長交代という大きな組織の転換期を迎え、不安定ながらも新しいチャレンジにも取り組むことができました。

組織として地域や社会からも期待されていることが増え、2014年はその分ますます活動づくりや経営的には一緒に取り組む仲間・活動スペース・資金も不足して厳しさが増すばかりではありますが、必要とされている組織であることの裏返しととらえ、全力で活動に努めてまいります。

本年も大変ご迷惑をおかけすることも多いと思いますが、何とぞ宜しくお願いいたします。


特定非営利活動法人 山科醍醐こどものひろば
理事長 村井 琢哉

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理事長就任のごあいさつ [2013年05月07日(Tue)]


このたび山科醍醐こどものひろばの理事長を、前任幸重忠孝より、引き継ぎ村井琢哉が5月1日付けで就任することとなりましたことご報告させていただきます。

やっと登記事務なども完了いたしましたので、みなさまにご報告とご挨拶ができます。

この組織に子ども時代に関わりはじめ、20年以上が経ちました。
前任者の幸重とも出会って20年。
このように理事長のバトンを引き継ぐことになるとは、当時考えも及びませんでしたが、ともに考え、アクションを続けた結果といえば必然なのかもしれません。

また初代理事長である朱まり子、二代目幸重忠孝のもとで私は副理事長をさせていただき、多くの意見を交わしてきました。
二人のアクションは方法は違えど、多くの子ども達の「豊かな育ち」ができる社会を目指したものでした。
きっと私が今後展開していく山科醍醐こどものひろばも、これまでとはまた違った方法で、「豊かな育ち」ができる社会を目指していくことになると思います。

「親子劇場」の財産と朱さん、幸重くんのアクションによって、山科醍醐こどものひろばの目指す、

地域に住むすべての子どもたちが、心豊かに育つことをめざし、子どもと大人が一体となって、「よりよく育つ」社会環境・文化環境の創造。

このなかで、全ての世代や多様なアクションを生み出せる土壌ができました。
次はその土壌が、私たちの山科醍醐こどものひろばの「なか」だけでなく、地域全体の、さまざまな場面に広がればと考えています。
活動にいろんな意味で「参加」している人々だけでなく、まだ見ぬ「活動を必要としている」子どもたちや地域の方々にも「届く」。
そのような組織にできればと考えています。

すでに、これまでもそのような種はまかれていて、芽もたくさんでています。
こっそり花を咲かせ、実をなしていることもありますが、もっとそこに光をあてていければと思っています。

もちろんこれまで会員やボランティアのみなさんによって生み出された、たくさんの創造表現、体験活動ももっと安心してつくる事ができるような基盤強化も私の役割だと思っております。
「生きづらい社会」といわれるなかでは、「子どもの貧困対策」などの事業は急務ではありますが、最終的にどの段階にあっても地域社会のなかで子どもたちが「よりよく」育つ、その「よりよく」には上限がありません。
ここが本当の意味で、重要な事業でもあるため、もっとたくさんの事業やこれまでの事業の安定運営ができるよう、そこに「関わりたい」「つくりたい」そんな地域のみなさんとの「人」のつながりと、「資金」としての支えあいのお金づくりもしていきたいと思っています。

長々と書かせていただきましたが、
山科醍醐こどものひろばと20年以上もご一緒させていただき、「育った」わたくしから、どのような「恩送り」ができるか。

社会の変化も早く、何が一番よいかはまだ悩むところではありますが、私なりの「恩」をアクションとして表現できればと思っておりますので、何とぞ変わらぬご指導、ご協力いただけましたら幸いです。

これから宜しくお願い申し上げます。

 理事長 村井 琢哉
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