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1999→2019の20年間の感謝 [2019年12月12日(Thu)]

12月12日「こどものひろば」設立総会をして前身の「山科醍醐親と子の劇場」から生まれ変わり、そして20年。

当時生まれた子どもでも20歳という時間。
とても多くの時間を地域の子どもたちと過ごすことができました。かつての子どもが活動をつくっていたり、親となり子どもと参加している姿を見ることも多く嬉しい限りです。一方で長く関わるからこそ、悲しいご連絡をいただくこともあり、子ども時代だけでなく、地域で人の人生に関わる活動でもあるなとあらためて感じております。

今年はこれまで続けてきた事業を活動回数を減らしたり、お休みしたり、予定していたけど参加者がうまく集まらなかったりということもあり、従来のままというのが難しい一年でもありました。長く取り組んでいるとそのようなことがたびたび起きます。それはきっと今地域で暮らす子どもたちへの活動をさらに進化させるチャンスなのだと思っています。もちろん広報や活動の運営という点の見直しが求められているということはありますが、年々子育て環境も学校環境も、地域や社会の状況も変化するなかで今一度子どもたちの世界で何がおきているのか立ち止まりみんなで考えるタイミングなのではないかなと思っています。

前身の山科醍醐親と子の劇場の19年間よりこどものひろばとしての時間が長くなりました。
こどものひろばの20年の中でも、その都度、子どもたちの成長にあわせて年代別での活動づくり、興味関心にあわせた創造表現活動、子どもたちと暮らすまちに触れ、集団が苦手であれば個別での活動をつくると多様な活動を生み出してきました。子育て支援という言葉があまりなかったときから事務所のスペース開放し、また0歳から3歳の親子が過ごすことができる場を運営もしてきました。さらに集団活動が苦手な子どもとマンツーマンでの活動づくりも生まれました。さまざまな方々のお力、アイデア、そして子どもたちの声から多くの活動が生まれ、深まり、よりよく豊かに楽しむ活動から困難を抱えた子どもの暮らしづくりの活動まで行う団体にもなりました。近年はこれまで培った活動を地域の他の団体さんや関係機関と協力して取り組むことも増えました。あっという間の20年ですが、その時代、状況にあわせてまったく同じ1年がない充実した20年であったのではないでしょうか。

私自身、この20年間、キャンプリーダー、ときにはボランティアをしたいというわかものたちと交流し、仕事をもっても役員として関わり、事務局も担い、現在理事長のお役目と関わり方がかわってきました。社会の要請にただ応えるだけでなく、私たちが何をしたいのかという想いとのあいだで、多くの方が議論し、時には衝突しそれでも「やっていこう」と続いてきた山科醍醐こどものひろばです。みんなが思っていた結果やみんなのやりたかったこと100%が実現できたわけでもないですが、それでもみなさんが必死に活動をつくってきた20年間だったと思います。

20年前も今後に向けての議論をし、そのときは姿を変える選択をしました。これからの山科醍醐こどものひろばもきっと多くの議論を重ね、「よりよい子どもの育ちの環境づくり」としてどんな姿や活動がふさわしいか考えながら活動していくと思います。姿、形よりも想いや子どもたちとどう関わるかにこだわり、地域のなかで特別なことをする集団ではなく、ある意味当たり前に存在し、立ち寄ってもらえるような団体としてここから40年目の活動を重ねていきたいと思います。

毎日のように多くの悲惨なニュースが流れ、子どもやその家庭を取り巻く状況が悪化しているのではと感じる時代ではありますが、まずは地域にともに暮らす子どもとともに丁寧な活動を行いながら、子どもから地域、そして社会がよりよく豊かになっていけるよう取り組んでいきたいと思います。前身から数えて40年目になってもまだまだ未熟な団体ではありますが、今度とも懲りずに関わっていただければうれしいです。

山科醍醐こどものひろばになってからの、
これまでの20年間のご協力、応援ありがとうございました。
山科醍醐こどものひろばとしての21年目もどうぞ宜しくお願いいたします。

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山科醍醐こどものひろば

  理事長 村井 琢哉
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