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「青梅市いじめ防止条例(案)」へのパブコメ [2014年09月29日(Mon)]
2011年に発生した大津いじめ事件は、翌年にマスコミでクローズアップされてから、大きな社会問題になりました。

これを受けて昨年、国会で「いじめ防止対策推進法」が成立しました。

今回、青梅市ではこの法律の成立を受けて、市としての条例を制定することとなり、すでに4回の検討委員会を開催し、このたび「条例案」が教育委員会ウェブサイトにアップされました。


これに対して、私(こぶな)としてパブリックコメントとして先ほど教育委員会あて送信いたしましたので、アップしたいと思います。

↓↓↓

【青梅市いじめ防止条例(案)に対してのパブリックコメント】

青梅市河辺町9−7−6−209
小鮒 将人 46歳 男性

今回、「青梅市いじめ防止条例」の制定には心より敬意を表します。

議事録を拝見しますと、条例制定に至ったのは「大津いじめ事件」で、子供が自殺にまで至ったことがきっかけと伺いました。

さて、報道によると、この事件で加害者の生徒たちは、自殺した生徒に対して以下のような「いじめ」を行ったとされています。

○ 「自殺の訓練」をさせていた。
○ 実家のキャッシュカードで40万円を恐喝
○ 万引きを強要された
○ 死んだハチを食べさせられていた。
○ 死体の画像写真をメールで送信
○ ズボンを下ろして笑いものに。
○ 睡眠薬を飲ませて公園に放置

一応、公にできるレベルでの「いじめ」という事で、記載しましたが、実際はこれ以上のひどい「人権侵害」が行われていたといわれています。私にはこれが事実か否かについての判断は出来ませんが、こうしたことがあったとしても全く驚くことがありません。

といいますのも、私だけでなく、多くの方がそれぞれ学んできた学校で、程度の差はあれ、「いじめ」が行われてきたことを見ているからです。

現代の日本の公教育では、いじめについて「犯罪」という言葉を使うことは難しいようです。確かに教育という観点から、やむを得ないことは分かります。

しかし、上記に掲げた数々の「行為」について、大人が行っていたら「犯罪」として処罰されるはずです。

私は、そうした観点からかつて青梅市議会議員として在籍していた2009年6月の定例議会一般質問において「いじめ防止条例の制定」について提案をいたしました。

私がおおよそ訴えたいことはこの質問の中に入っておりますので、恐縮ですが、以下に掲げたいと思います。

【青梅市議会平成21年6月議会 こぶな将人一般質問より】

「いじめのない学校への対策」について

 私は、いじめ問題について教育行政の中での大きな課題ととらえまして、本市議会において数回質問を行いました。そうした質問の機会におきまして、教育委員会からの答弁により、現在のいじめ対策が一定の効果を上げつつあるということも明らかになっております。

 さて、そうした中でありますが、幸福実現党では、教育問題の中で特にいじめについて大きな関心を持ち、具体的な政策を掲げております。それが、いじめ防止法案及びいじめ防止条例の制定であります。

 なぜこのような条例が必要とされるのか、専門家の意見を紹介いたしますが、PHP研究所から発刊されています「間違いだらけの『いじめ』対策」という書籍があります。この著者である矢部武さんがその理由について説明しております。155ページ、156ページの中で、日本の学校はいじめ対策を講じる必要があるが、実際には行われているようには思えない。アメリカで行われているようにいじめ防止法を作成する必要がある。これがあると、担任もいじめ対策の強化を堂々と行うことができると述べています。

 幸福実現党が目指しているいじめ防止法案、いじめ防止条例もまさにこのことが理由となっております。その詳細についてはまた別の機会に譲りたいと思いますが、その骨子について今回2点掲げたいと思いますので、それらについて教育委員会としての現時点の対応及び見解を伺いたいと思います。

 まず第1点目に、いじめ加害者に対しての罰則についてであります。これから提示していく条例案の中では、このような文言を掲げることとなっております。これからその文言を読み上げたいと思います。

 「加害児童生徒には、学校側より、いじめの悪質さに応じて、退学、転校、停学、短期出席停止、厳重指導、注意処分等を行なう。(犯罪レベルのものは、すみやかに警察とも協議することとする)」、以上で読み上げを終了いたしますが、このような形での文言を掲げております。

 こうしたことを明文化することにより、教師がいじめ加害者に対して毅然とした対応をとることができ、いじめ被害者のみならず、いじめ問題に対して積極的に対応しようとする教師に対して、法的な正当性を与えることができるというものです。

 現在の青梅市では、いじめ問題の発生に当たって、加害者に対してどのような対応を図っているのか。また、こうした罰則についてどのような見解を持っているのかお示しください。

 さて、第2点目のいじめ防止条例の論点とも言えるべき部分が、いじめ問題に正しい対応をしない教師への指導であります。先ほどと同様に、いじめ防止条例の文言には次のような言葉があります。これからその条例案を読み上げさせていただきます。

 「教員が、いじめ行為に加担、黙認、参加した場合は、厳罰に処す」、その厳罰の内容としては「(懲戒免職、停職、免許剥奪、減給、戒告など)学校長、副校長、教頭などが教員のいじめ隠蔽を指揮したり、それに加担した場合は、当該教員より一段と重い厳罰に処す。また、学級担任がいじめ被害を助長、黙認、加担したり、自己の責任逃れのために加害児童生徒側を故意にかばっている疑いが強い場合、学校長は学期中であっても、担任を交代させなくてはならない」、以上で条例案の読み上げを終了いたします。

 従来の教育行政の中で、いじめについて、特に教師に対して、その対処を強く望む法令はないのではないかと思います。

しかし御承知のとおり、現在、日本各地でいじめによる自殺が後を絶たないという状況の中で、特に自殺に至る大きな原因としてとらえられているのが、教師が全くいじめに対処してくれない。逆に、加害者に対して謝らせるなどということにより、教師に対して不信感を抱き、最終的に絶望して自殺に至るものだということを指摘しておきたいと思います。

学校内の問題で、肝心の先生が自分を助けてくれないとわかったときの絶望感は、自殺に追い込むだけのものになってもおかしくはないと思います。そうした意味で、幸福実現党の主張する、こうした教師に対しての、いじめに対処しないときの罰則は、必要なものであると認識しております。

 青梅市における、教師がいじめに対処しないときの罰則について、現在はどのようになっているのか。また、こうした方針を明確化することについて、どのような見解を持っているのか示していただきたいと思います。

以上、転載終了いたします。

まず、最初の柱として「いじめは犯罪」であり、まずは現場の教師が毅然とした態度で、いじめは決して許してはいけないこと、という事を子供たちに教えなければいけません。

今回の条例案には、いじめ加害者への処罰について、「【4】いじめの防止等に関する措置」の中に記載しています。個人的には、もっと強調されないといじめ加害者への防止にはならないのではないかと思いますが、この点については一応の評価をするものです。

一方、大津での事件では、現場の教師、校長および市教育委員会は当初「いじめを把握していなかった」「いじめを認識していなかった」という詭弁で、国民からの怒りを買うこととなりました。

少なくとも、加害者たちによる数々の「犯罪」が分からなかったというだけでも教師失格といわれても仕方がありませんが、実態は知っていたにも関わらず、全く有効な対策をとらず、全くの放置状態であり、事件になってから「隠蔽」に走ったことが明らかになっています。

議事録を拝見しますと、今回の条例制定にあたり、大津の事件で、いじめを「隠蔽」していた事がきっかけになった、と委員長さんが明確に認識されています。

しかしながら、現時点で掲載されている「条例案」を拝見するかぎり、この論点が全くかけていることが分かります。これはで、子供たちの悲劇に至った原因に全く対処していないといえます。

従いまして、私は、今回の条例案の中に

1、 隠蔽を行った教師に対する厳格な処罰
2、 隠蔽を放置した教育委員会関係者に対する厳格な処罰

が入ることを求めます。

もし、入らないなら、入れないという判断をした明確な理由も市民に対して公表すべきかと思います。これも強く求めます。

私も、市議として「いじめ問題」に関わってまいりましたが、これは簡単に根絶ができるような簡単なものでないことが良く分かります。しかし、こうした行政からの明確な意思表示があり、それに伴い厳格な処罰の規定を設けることで、大きな前進が図られると思います。

こうした青梅市の取り組みには、心より敬意を表するものです。

また、今回のパブリックコメントは、私の個人ブログ、フェイスブックなどで公にさせていただくと共に、今後の青梅市での議論についても大いに注目してまいります。

よろしくお願いいたします。

以上
「青梅マラソン」は、2月19日開催です!! [2012年02月14日(Tue)]
今回は、久々に地元がテーマです。いよいよ第46回青梅マラソンが開催されます。すでに、青梅市内では地元で出場されるランナーのみなさんが、実際のコースを走っている姿が見られるようになりました。

さて、青梅マラソンについては、政治的に見ても様々な出来事がありました。本日はその中のいくつかをピックアップしてみたいと思います。

1、「東京マラソン」との関係について

当初、石原知事は5月上旬の開催を模索していたようですが、どういう経緯をたどったのかは、明らかになりませんでしたが、最終的には2月上旬ということになりました。そこで、黙っていられないはずなのが、青梅マラソン主催者としての青梅市でありました。竹内市長を中心として様々な「抗議活動」がおこなわれましたが、結局、圧倒的な国民的な人気の声にかき消されてしまいました。当時、石原知事自身がスターターになるということで決着したと記憶しています。しかし、笑ってしまうことに、東京マラソンとの相乗効果で逆に青梅マラソンの参加者が増えた、という情況に至りました。このことについて、関係者のみなさんは黙っていますが、結果としてはよい方向に向かっています。

2、個人的には42.195キロにできない事が残念。

多くの方もお感じになっているかと思いますが、青梅マラソンは30キロと10キロの二つ種目があり、フルマラソンである42.195キロではありません。私も市議時代にこのことについて、関係者に確認したことがありましたが、実際のところ青梅市としてもフルマラソンにすることを一つの目標にしていた時期もあったようでしたが、交通安全上、許可がでず、やむを得ず断念した経緯があるそうです。とは、言いつつも、半ば市民マラソンの元祖として、あまり宣伝しなくても自然に参加ランナーの数も多く、いわゆる経営努力的なものが足りなかったということは言えると思います。その結果の一つが、@に挙げた東京マラソンの出現でありました。

3、第40回記念大会は、雪のために中止に

私の父もちょうど40回は記念大会になるので、10キロの部で出場を予定していたそうですが、大雪のために中止となってしまいました。朝から、青梅市周辺が真っ白になったことを思い出します。準備をされていた関係者の方は、本当にお気の毒でありました。

さて、青梅マラソンも2月19日に開催されます。今年のスターターは、女子レスリングの吉田沙保里さんと聞いております。特に30キロの部での、スタートしてから最後尾まで確か10分程度かかり、観客として見ていると、壮観、の一言です。よい天気に恵まれることを期待しております。

西多摩支部長を拝命しました。 [2011年12月18日(Sun)]
去る15日に、宗教法人幸福の科学西多摩支部長を拝命しました。

2009年の総選挙以来、幸福実現党党員として、国難打破の活動を中心におこなってまいりました。政治活動を停止することはありませんが、今後は、宗教法人の支部長として地域のみなさまのお役に立たせて頂きます。

すでに、ツイッター、フェイスブックなどで多くの方から激励の言葉をいただきました。心より感謝御礼申し上げます。

しかしながら、党員の立場は変わりませんので、先ほど申し上げましたとおり、私自身が政治活動をやめることはありませんので、このブログも継続してまいる所存です。

今後ともよろしくお願い致します。

小鮒将人
「青梅ふれあいまつり」中止決定に軽いショックを受けました。 [2011年04月04日(Mon)]
このブログでもたびたびアップしているとおり、現在は、目前に迫ってきた品川区議会議員への準備を進めているところではありますが、夜の時間帯に地元自治会の総会が開催されましたので、出席いたしました。

市議として2年間、この自治会総会にも参加させていただきましたが、現会長さんも非常に素晴らしい方で、例年開催されてきた「青梅ふれあいまつり」の実行委員長もつとめられ、さらには支会(自治会の地域連合)の会長にも就任され、地域の活性化に非常に尽力されておられてきました。

元々は、品川区内にて支援者の方への打合せなどがあったのですが、たまたま今年度は住んでいるマンション管理組合の理事になっている関係から、参加する事になりました。ここ数カ月、こうした地元での会合への出席が中々出来ていなかったのですが、2年前までのよくこのような会合に参加した事を思い出しました。

この会合は、今年度の事業計画も日程となっていますので、説明がありましたが、驚いた事に、多くの事業が「中止」または「検討」となっていました。とくに、夏のイベントとなった「青梅ふれあいまつり」についても、中止に決定したとの報告がありました。

これについては、もちろん、祭りどころではない、という感情的なものと同時に夏の時期には、間違いなく電力が足りなくなる為に節電ということでの開催中止という事も大きく影響していると思いました。

もちろん、時節柄でありますので9月の防災訓練は、行う予定との事でありましたが、おおよそ大きな事業はなるべく控えよう、との判断に至ったものと思います。今回の事業計画を発表する立場として執行部のみなさんも非常に悔しい思いをされている事と思いますが、私も正直、軽いショックを受け、思わず質問をして市民まつりの判断について今一度確認したのですが、現時点では「チャリティー形式のイベント」としてお考えになっているとの事でありました。

実は、こうした自粛・節電に関しては、私自身気になることがあり、JR河辺駅北口のエスカレーターが今回の震災を受けて全く動いていない状態が続いています。確かに、このような節電、自粛ムードの中で時間を区切りとめていることは理解できます。しかし、特に河辺駅の階段は急こう配になっており、お年寄り、足の具合のよくない方などにとっては、危険であると思っております。そうした中、依然としてエスカレータが止まったままになっているので、担当となっている「市役所の福祉総務課」にぜひ、再稼働していただきたいと伝えたところ、説明としては
@  計画停電のおそれがあり、もし、ちょうど利用されている方が、止まった時のことを考えると逆に危険だ。
A  もし、動かすとなると、職員がいちいち河辺駅にいかなければならないので、無理。

との回答でした。確か、品川区内でも公共施設での節電はかなり推進されているようで、総務省の支持であるのかもしれませんが、かなり節電が徹底されていると感じます。

しかしながら、河辺駅北口でのエスカレータは、階段を使用するときと比較して危険性も少なく、現時点で止めてまで節電しなければならない状況の中では非常に違和感があります。また、びっくりしたのですが、ここの管理が青梅市の総務福祉課が行っているとのことでしたが、道路関係の部署が管理された方がよいのではないかとも感じました。

どうしても、地元の行政で気になることがあると、確認してしまうのですが、全国的な自粛ムードの中で、あまり明るい事を言い出しにくい雰囲気がでてきてしまいますが、やはりここは、そうした闇を打ちはらい、発展的な方向をバンバン打ち出していくことが大切ではないかと感じました。

そうした意味で「青梅市民まつり」についても、できれば開催の方向性を模索いただけるとありがたいと思いました。
第45回記念 青梅マラソンの開催!! [2011年02月20日(Sun)]
20日は、45回の青梅マラソンが開催されました。普段はのどかなJR河辺駅周辺は、参加のランナーのみなさんの熱気でいっぱいでした。

1万7千人もの方が全国からお見えになったと報道で分かりましたが、奥多摩街道、青梅街道もランナーであふれかえり、たしかスタートしてから、最後尾の方がスタートラインにつくのに10分程度かかったのではないか、と聞いたことがあります。

この青梅マラソンは、石原都知事肝入りの「東京マラソン」と日程が重なっているということで、一時は存亡の危機にたちましたが、結果として相乗効果で青梅マラソンにも恩恵を受けることになったとおもいました。

ぜひ、今後も末永く続いてほしいと強く願いました。




西多摩に左翼勢力が強かった理由について [2011年01月04日(Tue)]
今回は、西多摩ローカルの話題について述べてみたいと思います。私は、2005年に都議会議員選挙に出馬した時点に、民主党に入党以来、多くの「左翼」の方とお付き合いをしてきました。もちろん民主党は当時も今も、完全な左翼政党ではなく、さまざまな政策を議論していますが、その拡大の経緯が労働組合や、社会党の多くの議員・職員を抱え込むことになったことから、半ば左翼的な声が大きくなり、現在に至っているわけです。

さて、その中で感じたのは、西多摩は非常に左翼的な方の力が強い、ということでした。元々、西多摩は、東京都という行政区分に所属してはおりますが、政治的にも保守思想がつよくもちろん、政党としては自民党の支持者が非常に多い地域であります。そうした中にも関わらず、私が民主党に在籍して感じたことは、左翼的な思想をもっている方の非常に強い信念であります。

私は、元々保守的な政治思想をもってはいましたので、彼らの主張を理解することは全くなかったのですが、しかしながら、そうした方々の主張する姿勢については、非常に強い信念を感じ、その姿勢そのものについては、尊敬の念を抱かせるだけのものがありました。

私は、そうした方が多く西多摩に在住していることについて、なぜ、そうした状況になっているのか、不思議に感じ続けており、いつか機会があれば調べてみたいと思っていましたところ、しばしばその理由について、断片的に分かるようなことを見てきました。

たとえば、日野市も実は共産党の方が市長を務めていた地域で、非常に左翼的な色合いが強かったのですが、これは、あの新撰組の幹部を輩出した地域ということで、左翼という事より、もしかしたら、反政府的な活動の土壌になったのかもしれません。多摩地域にはこうしたところもありましたし、また、教科書で勉強した「秩父事件」が発生した時について、この事件についても改めて調べてみたいと思うのですが、経済的な貧困と反政府運動の流れがあり、地域として、反政府運動の起こりやすい地域でもあったようです。

これらは、まだ推測の域をでないのですが、今回、1月1日西多摩新聞18面、19面にわたって、フリーランスジャーナリストの川島憲治氏による「西多摩に徘徊した山村幸作対」とのタイトルで、戦後、左翼陣営がこの地域を基盤とした活動の実態と西多摩に左翼活動家が多かった理由について大作を執筆されています。

この寄稿によりますと、元々、この地域に活動家たちが入り込むことになったのが、1951年から1955年までの4年間であったとのことであります。当時の共産党の理論的な分裂の結果、地下指導部が組織され、武力革命を推進した。その中で、西多摩地域では「小河内ダム」の建設が進められてきたが、共産側は、これを横田基地への電力供給する「軍事ダム」と位置づけ、徹底的な反対闘争を行うことを意図し、この地域の住民に対して「山村工作隊」を組織して、宣伝活動を行ったということでありました。

その中では多くの学生が、この地域に入って活動を行ったのですが、この寄稿では、もっぱら早稲田大学がその供給源になっていたとのことでした。予断ですが、私が早稲田の出身ということで、なぜか、左翼の方は暖かく迎えていただいたのですが、もしかしたら、そうした歴史があった事も関係があるのかもしれません。

さて、この寄稿では、西多摩での工作の実態について、生々しいタッチが書かれていますが、その中ではたとえば、現在のマスコミの重鎮であるナベツネ(渡辺恒雄氏)が、それらの工作隊の山小屋を訪れ、一問一答のスクープを放ったことは、私も彼の自叙伝の中で読んだ記憶がありました。非常に危険な、取材であり、生命も危うかったそうです。

基本的には、この4年間の活動においては、地元の方にほとんど受け入れることはなかったのですが、唯一、喜ばれたのは「医療工作」であり、共産党系の診療所から診察していただいたことだそうです。なかなか、当時の西多摩には医療を受ける機会がほとんどなかたとのことで、現在の青梅市内にも、当時に「医療工作」としてきた方が、診療所を営んでおり、政治の世界で活躍されている方もいらっしゃいます。結果としては、地元の方に喜ばれていますので、私自身はこれを否定するつもりはありません。

この寄稿を拝見する限りでは、小河内ダム建設阻止ということが大きな原因であったようですが、横田基地への反対闘争もあり、この地域で活躍していた左翼の方のキャラがかなり立っていることの理由がよくわかりました。ただし、現在は、西多摩では、ほとんどが保守系の政治思想を持っていると思われ、左翼はあまり支持をうけてはいないと思います。

しかしながら、一時期は、共産革命の一つの戦場として、この西多摩で相当な戦いがあったことは、今回の寄稿で初めて分かりました。非常に勉強になりました。執筆をされた川島氏とはぜひ、じっくりと話を聞かせていただきたいと思います。
「地方議会」の定数削減について [2010年12月21日(Tue)]
久々に、西多摩のトピックとさせていただきます。

本日12月17日の「西の風」新聞一面に「青梅市議会定数4削減し24へ」との見出しで、議会にも大ナタが振るわれたことが記載しています。

【以下、西の風新聞転載させていただきます】

議員定数の削減など議会改革を検討していた青梅市議会の議会運営委員会の浜中啓一委員長らは、市議会28の定数を4減らし24とする条例改正案を、16日の本会議に提案する。(小鮒注:この記事は12月17日のものです)(中略)
厳しい財政状況が続く中で、(中略)定数減の検討が進められている。


【以上、転載終了いたします。】

先月まで、沖縄戦の支援を重点的に活動を行っていましたが、今後は、4月の統一地方選挙に向けての動きが出てきます。

さて、私が、市議会在籍当時から「定数削減」についての議論はありました。たしか、青梅市自治会長経験者OBのみなさんよりも、そうした要望が出されていた関係で、議員定数の削減は、ほぼ間違いない状況ではありました。西多摩においても、定数削減はトレンドのような感じになり、次々と具体化していっているのが、現状であると思います。

そうしたトレンドについては、非を唱えるものではありませんが、私自身は、定数削減そのものについて、マスコミが伝える「財政状況が厳しい」という大義名分について、大きな疑問を持つものであります。

と言いますのも、もし「財政状況」が理由であれば、まず議論すべきは議員報酬の削減であるからです。今回の青梅市の件では、それだけの割合の報酬減とすればよかったと思います。なぜ、このような議論になるのかというと、議会のあり方そのものの否定につながる流れになると感じるからです。

例えば、他の自治体では、すでに10数名しか議員が在籍していないところもあります。確かにそれだけの削減を進めてきたということなのでしょうが、私は強く疑問に思うのは、それだけの人数で適正な運営が可能か、という事です。自治体の様々な事項について、議論するのに、ごく少数の人数で議論をすることについて、もしその人数が適正である、住民にとって最も適正な運営になる、ということであればそれでよいと思いますが、昨今言われている「財政状況」だけを大義名分にするのであれば、説得力に欠けると思います。

しかし、そうした動きについて、市民からの反応はおおむね好評であるようです。この現象をどのように捉えるべきかというと、残念ながら地方議会不用論への流れの一環と見ざるを得ません。私も実際に多くの地方議員と、お付き合いをさせていただきましたが、概ね、多くの支持者の賛同を得て議員になっている方が多いので、人格的にもさほど問題はなく、尊敬を得ている方でもあります。

ただし、そうした議員の人格が、マスコミが報道している利権にありついている古いタイプの一方的なイメージ先行型になっていることも大きな原因であり、また、議会の活動が全く見えない事も原因の一つであると思います。

そうした「地方議会不用論」の文脈の中で、定数削減を好ましいと思う方が増えたとしてもそれは理解できるのですが、さきほど申し上げましたとおり、単なる「財政が厳しいから」という事で、定数を削減するのは、全く主旨からはずれていないか、と思います。もし、定数削減ということで議論をするのであれば、その自治体で最も市民の利益になる議会のあり方は何人であるべきか、という論点にならなければいけないと思います。

ゆえに、町村議会で、現に行われているような10人程度の議会のあり方が本当に町村民にとってよいことなのか、これは議論しなければならないと思います。繰り返しになりますが、本当に財政問題であるならば、報酬の削減をまず議論すべきではないかと思います。

今回は、なかなか論点として出てこない地方議会の定数削減について述べてみました。みなさんのご意見をお待ちしています。


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「横田基地友好祭」でF22(ラプター)を見ました。 [2010年08月26日(Thu)]
去る、8月21日(土)、22日(日)に東京都福生市の横田基地において恒例の「友好祭」が開催されました。横田基地は、東京という日本の首都に所在している唯一の米軍基地であります。戦前は、立川基地として、同じく陸軍の航空隊の拠点として、重要な場所でもありましたが、終戦直後の占領政策の中でも、この立川→横田基地は、引き続き重要な使命を持つことになりました。

民主党時代、ここに勤務していた方とよく話をする機会があったのですが、朝鮮戦争の時にもこの横田基地からB52が、毎日のように飛び立っていったとのことでありました。さまざまな歴史を経験してきた横田基地でありますが、今後は「軍々共用」ということで、自衛隊との共有を進めることになっています。石原知事が公約として掲げた「軍民共用」の道はかなり遠そうです。

私自身は、昨年の総選挙ではまさに、この福生市であり、横田基地が所在している東京25区から出馬したのですが、その時に非常に残念なことが一つありました。地元の青年会議所が主催した公開討論会の議題に「横田基地に関しての候補者の見解を問うこと」がなかったことです。実は、私も主催団体であった青年会議所の会員であったのですが、たしか、JCは、憲法改正を掲げており、まさにこうした横田基地の軍民共用化などについては、その見解をとうてほしかったのですが、全く関心がなかったのか、はっきり言って情けなく思いましたが、結果としてなんら議論になることなく、投票に至ったわけです。

さて、話がだいぶそれてしまいました。そうした中ではありますが、今回、横田友好祭に参加し、現在の米軍の航空勢力を確認するとともに、日本の国民が基地をどのように考えているのか、沖縄で激しい運動が展開されているように、基地反対運動が見られないか、注目してみました。

当日は、多くの国民が最寄の駅の一つであるJR牛浜駅に、多くの家族連れの方がいらっしゃりました。昨年のこの祭りの時には、饗庭広報本部長代理も応援に駆けつけてくださり、同じように暑い中、熱弁をふるっていただきました。

さて、肝心の祭りですが、予想の十倍以上もの大変な方が、お見えになっていました。まつりですので、歌や、踊りなどや、さまざまな出店があり、多くの方が楽しんでいる様子でした。

私の目的であった、飛行機の展示ですが、会場をより進んだ奥の場所を中心に展示されていました。最も、近い場所に展示していた戦闘機には、多くの方が並んで、順番を待っていました。マスコミで、大きな反戦のキャンペーンを目にしている私からは、非常に驚いたわけですが、どうも日本では、こうした戦闘機にたいしても全く拒否感をもたない多くの方がいらっしゃるのを実際に目にして、私たちももっと明確に主張してもよいのではないか、と感じました。

また、画像の通りに、他の航空機など、多くの人が写真を撮ったりしていました。単なる鉄道を撮影するのと同じような感覚で趣味としている方も多いと思いますが、そうした方も含めて、より一層、国防というものに意識を向けていただけるように活動していきたいと強く感じました。

最後に、タイトルにありますF22ラプターですが、近くで見る限りでは、リアルな戦闘機というよりは、模型を大きくしたような印象で、本当に戦うことができるのか、非常に穏やかなオーラを放っていましたが、これも今回の目玉の一つでもありましたので、同様に多くの方が、写真撮影を行っていました。この戦闘機は、日本の見ならず、全世界でアメリカのみが所有しており、当面は外国に売却しない方針とのことであります。当然、ステルス戦闘機の技術は、宇宙人なみの先進性がありますので、極秘事項にしたいということなのでしょう。
しかしながら、現在のアメリカについても、日本同様に中国よりに傾いており、日米の装備についてもやや距離感がでている中で、日本も思い切って、独自の航空機製造への検討を始めてもよいのではないか、と思いました。

80年代のFX騒動以来、全く日本独自の航空機製造が止まっていると聞いています。このままでは、日本の技術は止まってしまいます。平成22年のFXには、F35が国際的な共同制作を行うことになりそうですが、もうそろそろ、自らの足で立つだけの気概を持つ時がきていないでしょうか。


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青梅市役所新庁舎オープン!! [2010年07月20日(Tue)]
青梅市庁舎は、一昨年より建設工事が始まっておりましたが、いよいよ20日(火)に新庁舎がオープンいたしました!!

旧市役所庁舎が老朽化していた中で、すでに新庁舎建設は、1990年代から市政の大きな課題でありました。私自身も市議会でお世話になっていましたが、確かに耐震性などもかなり不安視されていたこともあり、青梅市民の悲願の一つでもあったかと思います。ただし、2007年の市長選の折りに「市議会棟建設反対」を掲げた候補者が立候補したこともあり、大変な騒動になったことも思い出しました。

私自身は、この議会建設に関する意思決定の現場にいたわけではありませんが、在籍当時の状況をお伝えすると、まず、1990年代半ばにはすでに青梅市には「庁舎建設特別会計」として100億円程度の資金を積み立てていました。本来は、90年代に建設する予定だったのですが、当時の市長さんが、救急医療体制の整備を優先した結果、大幅にずれ込んでしまったのが、まず一つの経過であります。

もうひとつ、議会棟の建設に至った経緯なのですが、どうも、市議会議員と当時の市役所の部長級以上のメンバーによる投票により設計図の決定を行ったようです。もちろん、市長さんも一票、市議会議員も一票、職員も一票ということで、トータルで60票の中で職員が占める割合が圧倒的に多かったため、議会棟などを含む今回の設計図に決定したことについては、当時の職員の意見が反映されたものと考えたほうがよいと思います。もちろん、こうした決定方法にしたこと自体について責任を負うべきということもありますが、イメージとして持たれているように、市長あるいは市議会が独断的に決定したわけではありません。これは、強調しておきたいと思います。

こうした経過はあったものの、現在の議会のあり方を考える中で、特別に建物を建てたということに対しては、経過をよく知らない市民からの批判は出てくると思います。当面は、議会棟として使用されることになろうかと思いますが、今後については、議論になることでしょう。もしかしたら、来年4月の市議会議員選挙の一つの争点になるのかもしれません。

ただし、ここ数日、ご覧のとおり写真を撮ってみたのですが、完成してみると非常にきれいで、大きな庁舎になりました。多くの部署に分散していましたが、これで機能的な庁舎になったことと思います。


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青梅しょうぶまつり、開催中! [2010年06月03日(Thu)]
青梅では、6月になると「しょうぶまつり」になるという事で、会場の吹上付近は、大変なにぎわいになります。ちょうど携帯電話のポイントが切れるという事で、新しい機種変更をしたところでしたので、よい機会と思い、撮影してまいりました。

素人の撮影ですので、ご勘弁ください。


残念ながら、5月下旬の段階で開花しているのは一部にとどまっています。



政界の混乱をよそに、きれいな花が咲いています。



「しょうぶまつり」は6月1日より30日までとなっています。

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