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2015年06月20日

文化財の虫菌害保存対策研修会 2日目

6月12日、文化財の保存対策研修会、2日目。
心配していた雨も上がり、傘をささずに移動できました。

さてこの日は
・施設におけるIPM業務仕様書の考え方と施設管理チェックリストについて
・博物館における学芸員の役割
・君津市立久留里城址史料館におけるIPMの取り組み事例
・呉市立美術館におけるIPM移行への取り組みと予算措置について
という内容で研修が行われました。

IPM業務に携わっている人からの実務内容に即したお話しが多く、具体的な事例とともに紹介されたので初参加のオカムラもなるほどと理解できる内容だったようです。

私が2日目でのポイントと思った点は以下のとおり。
・IPM業務の内容を切り分けること
「自力…自分たちでできること・自分たちでしなければならないこと」
「他力…外部の専門家に頼んだほうがいいこと・専門家に頼まないと難しいこと」
・資料の脆弱性を知る
・資料を大切に思うという意識を如何に自分の中に植え付けるか
・一般の人にとってモノの価値を認識する場が博物館・学芸員はその場を作る創造者であり、新たなモノの価値を見出す創出者である
・館全体でIPMに取り組むには、全スタッフが当事者である自覚を持てるか?

特に、文化遺産は「精神的支柱」という重要な意味を持つことに共感を覚えました。
伝統文化の理解と継承が、その地に根づいた個性的な文化の見直しに通じ、自分たちのアイデンティティを固めることができる。さらにそのことが他者への新たなまなざしに通じ、多様性に富む豊かな文化を熟成させる基盤になる…。


2日間の研修を終え、様々な学びを振り返りながら、空路山口へ。
明日からの仕事の知識はもちろんのこと、モチベーションUPにつながる研修でした。

社寺きよら:佐々木綾子

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