9月29日(日)、手稲区民センターの一室で【出張ココサポ】を開催しました。この日は、札幌弁護士会さまのご協力で、【無料弁護士相談会@出張ココサポ】・・・ということで、10時から16時半まで6名の弁護士さんが交代で相談対応を行いました。
弁護士さん…というと、どうしてもちょっと敷居が高い気がしてしまいませんか?
でも、さまざまな法律のことを知っているので、どんな相談でも、解決へ向けての糸口や、方法を教えてくれる心強い味方です。
北海道NPO被災者支援ネットから札幌に避難されている方々にお送りしている「生活支援ほっとニュース」でお知らせしている弁護士さんの相談、というと、原発事故被災者支援北海道弁護団からのお知らせがほとんどなので、一般相談を弁護士さんにする機会に巡り合えない方が多いのではないか…と思っていたら、札幌弁護士会の弁護士さんも同じように感じていて、今回の開催となったのです。
この日は、合計4名の方が区民センターにいらっしゃいました。お近くの方がご夫婦でおしゃべりに立ち寄ってくれたり、弁護士さんへの相談にいらっしゃったり…。おひとり、入口まで来て頂いたけれど、「また来ますね!」とおかえりになってしまった方もいて、お部屋づくりが入りにくかったかな、と反省点もあり。
おしゃべりには、弁護士さんも一緒に、コーヒーを飲みながらいろんな話を聞き、いろんな話をしました。震災により被災された方からお話を聞くのは、被災をしていない私たちにとってはとても大切なことです。今はマスメディア、インターネットなど、さまざまな情報発信源があり、情報収集のツールにはなりますが、ひとの心の中にしっかり語り伝えとして残るのは、やはり、人から人へ伝え、伝えられることではないかな、と感じました。
津波が起きたときは、人にかまわず高いところに逃げるんだよ!という語り伝えがあったと聞きます。それによって多くの命が救われたとも。
この日のおしゃべりは、「お話を聞いた」のではなく「いろんなことを伝えられたな」と感じる時間でした。
弁護士相談会も、また、開催していきたいと考えています。法律に係ることだけじゃなく、くらしのちょっと厄介な相談事を抱えている方は、またの機会にお気軽にお立ち寄りいただければと願っています。
手稲区西区方面の出張ココサポ、次回は11月に予定しています。ご近所の方、どうぞお気軽にお立ち寄りください!お待ちしています。