■第30回サポセン講座「NPO運営・人と資金」
[2008年02月14日(Thu)]
■第30回 サポセン講座 2008年1月26日 土曜日 14時00分〜16時00分
会場 市民活動団体交流ルーム (生涯学習センター)
講師 昆野將俊さん (NPO法人)芸術工房 常務理事
参加者 行政(ファミリーサポートセンター職員):2名 一般:1名
市民活動団体:4名 合計:8名
テーマ 「NPO運営・人と資金」〜芸術工房の事例から〜
資料 PPTデータ
1 組織について 2 会員について 3 資金について 4 事業について
====== 開催の目的 ===================================================
協働で何を担当し、どのように資金を廻せば効果的か。活動市民と協働相手が目的を
共有し、互いに活性化する方法を、芸術工房の事例を紹介しながら解説します。
特に、会員通貨の仕組みについては必見です。
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■芸術工房の苦労話を紹介します。
さて、「組織は何のために必要ですか?」の講師の問いかけに
===参加者の発言===
・子育て支援センター設立経緯をお知らせします。
平成17年7月オープン。
子育て支援を目的に大通り保育園(教育委員会)とファミリーサポートセンター
(児童社会課)が運営している。
一般家庭の母親が子育てサークルを立ち上げ、市内の空き店舗を利用した
子育て支援を提案した。転勤族の若い母親がアパート・マンションで孤立した
子育てをしている弊害解消を目的。
盛岡、花巻、水沢、北上に設置されている。
子どもと母親が会員登録してから参加し、集い、遊ぶ場所を提供している。
託児は運営していない。
・北障連の活動をお知らせします。
NPO法人として活動しているがメリットについて疑問をもっている。
その理由のひとつは報告事務が煩雑である。
法人としての活動力や実行力を備えているか。
現在の活動を協働と理解して良いのか疑問である。
・いわてNPO-NETサポートの活動をお知らせした。
市民活動の支援を行っている。
中間支援組織の必要性を感じている。
・芸術工房の活動をお知らせした。
人は、ひとつの目的や要求で会を組織するほうが容易である。
会のミッションは芸術文化の香る心豊かな社会の実現。
さくらホールの開設に向けて2000年に組織を立ち上げた。
(財)北上文化創造に一般市民は参加し難いため芸術工房が
任意団体として活動を開始し、誰でも参加できるしくみをつくり
開始した。さくらホールとの協働をめざしたが難しい状況である。
しかし、努力の結果2005年には協働事業を開始している。
さらには、ショッピングセンターパルとの協働事業「あそびの学校」
を運営している。

△PPTを効果的に活用して説明する講師の昆野將俊さん
■では「誰が活動する組織ですか?」の講師の問いかけに
===参加者の発言===
・ファミリーサポートセンター事業のしくみは、会員が有料(1時間500円)で
子どもを預ける事業である。支援センターを会場に「預かり会員」が子ども
を預かる。平均1日7人の利用申し込みがあるので、7人の「預かり会員」
が必要。
・北障連の活動のしくみは、常勤は1人で、自立支援センター職員が本業、
北障連の事務局長兼務である。
ワークステーション北上は福祉作業所であり、こちらは4名の職員が常勤。
イベント実施は実行委員会を組織化して加盟している団体が運営する。
・いわてNPO-NETサポートの活動は、事業実施の際は理事、会員が5〜7名
協力している。
・芸術工房の活動は、組織を動かす人材が必要。
事業を運営する人数は会員の5%以下と言われている。
会員の全体数を増やすことで活動メンバーが増加する。

△子育て支援センターとファミリーサポートセンターの役割を紹介します。
■「事業収入はどこから調達しますか?」の講師の問いかけに
===参加者の発言===
・北障連/イベントの会券売上げ金・会員の年会費・事業を赤字にしない
・いわてNPO-NETサポート/事業費は委託費
・ファミリーサポート/北上市の事業費
■会員通貨の流れを紹介します。
通貨運用寄付金で運用している。
術工房通貨の単位はアーツ
1 アーツ ・・・・・ 50円
100 アーツ ・・・・・5,000円
1000アーツ ・・・・・ 円
会員通貨は非課税だが現金に換金できない。資材や物品に変換。
地域通貨ではない。
管理は会員通貨帳簿で行なう。現金の預かり金ではない。
芸術工房の活動報酬は全て会員通貨アーツで支払う。
■やろうとする事業はなんですか?←やりたいこと
何がどのようにかわりますか? ←目的
◇目的を明確に
◇受益者を明確に
◇協働相手を明確に

△NPO法人として活動しているが、そのメリットは何か、疑問を抱えている参加者。
■その他
◇芸術イルミネーションパーク整備事業の紹介
企画書作成のポイントは
・画像を効果的に活用
・グラフや図形を活用
・資料はカラー印刷
・視覚に訴える。
■おまけ
経営者(リーダー)の3つの必須条件
1 時代を読む。時間を読む。←将来を読む。
2 人を読む。←人を活かす。
3 数字を読む。←会計、事業の実績を理解する。
※時と人と金を読む。
■意見交換
・イベントの実施に託児を行なっていると伺ったが、託児会員に会員通貨(アーツ)を
支払っているのか。
←託児研修を実施し、修了した会員が託児会員となり、イベント実施の際に託児を
担当、会員通貨(アーツ)が支給される。
講師謝金は会員通貨(アーツ)で支払う。
・芸術工房の活動に感激した。ファミリーサポートの利用料金は1時間500円で、
お願い会員が預かり会員に現金で支払うシステムだが、会員通貨のアイデアを
検討したい。
←岩手県内で会員通貨(アーツ)は芸術工房だけの活動。
西和賀町は地域通貨(ワラビー)を運用している。
・雫石の除雪関係NPO法人のメンバーです。
メンバーの会費3000円、活動期間4ヶ月間の実施。
非営利活動ということでボランティア=無償と誤解する地域住民がいる。
本業(会社員)の休暇を取りながら活動している。
←一般の会社組織は、利益が出たらボーナスが貰えるということになるが、
NPO法人は市民に還元する。行政が業者委託し、除雪作業を行なうより、
地元住民が組織化して除雪することで地域貢献していると考えることが望ましい。
・障害者の新事業に力が入り、NPO法人の活動がおろそかになっているので組織を
固めたい。
北障連は市民税・県民税を免除されている。
←NPO法人化することで、課税対象になる。
さらに事業を実施することで市民税・県民税の課税対象になる。
NPO法人になることで、社会的な認知度があがる。寄付金は税金対象にならない。
◇ふりかえり
・勉強のため参加しました。
・NPOって?という感じで参加させていただきました。
さくらホールの中の仕事はさくらホールの職員の方が全て行なっていると思って
いました。芸術に関わる事なので、メンバーさんも限られると思っていましたが、
様々な発想にびっくりしました。
・NPOに関して、何も知識がありませんでしたが、今回参加し、芸術工房さんの
運営etc.少々わかるところもでてきました。我々の事業がNPOに・・・と望むのは、
まだまだと痛感しています。参加させて頂き、ありがとうございました。
・ビジョンをしっかりもっていきたいと思います。
・改めて、私も「サポセン」の意味が分かりました。ありがとうございました。
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芸術工房さんが実践している「会員通貨」のお話しを伺いました。
サポセン講座の講師のみなさんには、協力いただき頭が下がる思いでいっぱいです。
ご自分がいままで培ってきた、市民活動のノウハウやスキルを惜しげもなく(たぶん)
伝授くだって、感謝・感謝です。
でも、また厚かましく講座の講師のお願いにあがります。
そのときは、是非ご協力ください。
さて、みなさんのアイデア・ご要望お聞かせください。まってまぁす。。。。。
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★☆★ 問い合わせは ★☆★
(NPO法人)いわてNPO-NETサポート 事務局へ
TEL:0197-61-5035 FAX:0197-61-5036
E-mail:npo@npo2000.net
































