立花地区交流センター「陶芸教室」
[2021年06月25日(Fri)]
立花地区交流センター主催、三上勝道さん講師「陶芸教室」は、立花地区ににある『香花窯』を会場に受講生12名でおこなわれました。
香花窯には、薪で焼き上げる”穴窯”が有り、釉薬をかけなくても熱と灰で土の表面をとかすことでとても捨てがだい自然な良さの陶器が出来上がるそうです。
受講者さんは、自分のスキルに応じて各々が粘土を捏ね作品を形成します。悩みや疑問が出た時は、受講者のみなさんで意見を出し合い協力して作業を進めていました。
形成してから1週間以上作品を自然乾燥させ、いよいよ「焼き」が始まります。最高温度1200℃を目安に薪を焚いていきます。当番制で窯の火を調整しました。
窯出しの作業は、ドキドキとワクワクが湧き上がる時です。みなさんの作品が順番に窯から出てきました。作品に被った灰を丁寧に払い机の上に並べられます。
窯から出された作品を前にみなさんで、陶器教室を振り返り「陶器談義」が盛り上がりました。協力して出来た作品は、薪の天然灰をかぶり、人手で操った本物の炎で長時間しっかりと焼かれ、自然だけがもつゆらぎの味わいを感じました。