北上市の物産・工芸レポート [2010年06月16日(Wed)]
「北上市の物産レポート」「匠の技」をまとめました。匠の熱意、こだわり、技を感じてください。体験・教室もありますので、旅行やドライブのコースに組み入れると、楽しめるレジャーになりますね。
■ガラス彫刻工房 Berry-Na:ガラス彫刻 作品は、サンドブラスト工法により、ガラスなどの表面に彫刻。ひとつひとつ手作業で作られています。ご注文は1個から受けていただけるそうです。記念日やお祝いに最適なオリジナル作品が出来上がります。 ・段彫り 厚さ5〜10ミリのガラスに彫刻していく工法。この人物画の作品の場合、頬の立体感・質感出すのが技の見せどころ。製作日数は2ヶ月余。 ・色づけコーティング グラスの美しさを際立たせるために、薄いながらも深みを出すために匠の技が必要。北上市の 「花(シラユリ)」 「木(「サクラ)」 「鳥(キセキレイ)」 モチーフにしました きたかみ特産品ショップ 「鬼の夢」に出品しています。 ・紹介記事 https://blog.canpan.info/kitakami-style/archive/141 <お問い合わせ> ガラス彫刻工房 Berry-Na 代表 高橋 貫志 (たかはし かんし) 〒024-0331 岩手県北上市和賀町横川目29-235 TEL : 090-8254-5005 FAX : 0197-72-2786 ■夢工房:素材を生かした手作りの工芸 <ほおずき> 収穫したほおずきは一つ一つ丁寧に洗い、皮を取り去り、網状にします。工程全てが手作業です。その技術は数々のコンクールで認められ、今では年間20万本を生産しています。 <貝象嵌> (かいぞうがん) 貝殻の内側にある美しい真珠層を絵や模様に象り、はめ込んだものです。 ・ハローキティ新登場!きらきらの貝や色の異なる木の素材を、丁寧にはめ込んで作った永遠のアイドル! 他にも、「森のシュガー&クリーマーポット、トレー」「ぽちたまシリーズ」「まめまめトレ」等があります。 北上観光物産館アクセス、きたかみ特産品ショップ 「鬼の夢」、展勝地レストハウスに出品しています。 <主な受賞歴> ・ゆめほおずき:平成 6 年 2月 第34回全国物産観光斡旋機関連合会会長賞 ・ほおずきの夢灯り:平成 7 年 2月 日本観光協会会長賞 ・木象嵌茶托・急須台セット:平成10年 2月 通商産業大臣賞 ・貝象嵌 黒檀 箸置き「ミックス」:第49回(平成20年度)全国推奨観光土産品審査会 経済産業大臣賞受賞作品(工芸品の部) http://www.miyagehin.com/minister/49/daijinsyou49.shtml ・紹介記事 https://blog.canpan.info/kitakami-style/archive/143 <お問い合わせ> 有限会社 夢工房 岩手県北上市村崎野20−70 TEL:0197−68−2358 http://www.iwate-yumekobo.com/ ■更木しらゆり会:まゆ玉アクセサリー 『更木しらゆり会』 は、繭(まゆ)玉を使用して髪飾りやアクセサリーなど種類も豊富に作品を制作しています。北上市の花 「しらゆり」と北上市の木 「さくら」をモチーフにした商品を多く手がけています。 1ヶのバラを作るのに、繭玉を1ヶ半使用します。切れ目を入れて花びら状にし、それを2〜4枚に剥いで、分裂させます。 花びらは、キリの先端でカーブをつけ、それらしく形づけます。メシベと茎の部分(芯)を作り、花びらと合体させます。(写真中央) ・結婚式用のブーケ、クリスマスリースや写真立てなども作っていただけるそうです。また、結婚式の引き出物に、「更木桑茶」と一緒にブローチサイズの飾り付けをしたこともあるそうです。 ・紹介記事 https://blog.canpan.info/kitakami-style/archive/144 きたかみ特産品ショップ鬼の夢 、北上観光物産館アクセス、展勝地レストハウス、盛岡のクロステラス内 「賢治の大地館」 に出品しております。 <お問い合わせ> 更木しらゆり会 〒024-0103 岩手県北上市更木32-432 TEL/FAX:0197-66-4473 ■菅原工芸:剣舞こけし 菅原工芸さんは、従来のこけしには無いユニークな新型こけしを製作しています。北上市の代表芸能「鬼剣舞」をテーマに、苦心の末に完成したのが「剣舞こけし」です。 普通のこけしは、丸くてやさしい感じですが、こちらのこけしは、角ばった顔に長い首、頭にはザンバラの毛がついており、鬼の怖いイメージをなくすために表情に最も気を使ってるそうです。 材料の「米ヒバ」をロクロで加工し、塗装は3種類の化学うるしで10回行います。製作は、一日に本体だけで10本位、完成品となるとわずか2〜3本だそうです。絵付けは、カッティングシートを張り付けて仕上げます。 ・紹介記事 https://blog.canpan.info/kitakami-style/archive/145 北上観光物産館アクセス、きたかみ特産品ショップ 「鬼の夢」、展勝地レストハウスに出品しています。 <お問い合わせ> 菅原工芸 岩手県村崎野20−198-112 TEL:0197−68−4248 ■横黒染工場:南部型染 <南部型染とは> 南部藩に伝えられ愛用された正藍染の麻織物を、伝統模様の型で、糊付けし、に花、唐草、絣などの図柄を染め上げたものです。日本的な居間はもちろんのこと、洋風の家具にもマッチします。又、袋、バッグなどの小物は、ちょっとしたお出かけの時にも重宝します。 <作業工程> 原料布の製錬→型の糊付け→染色→水洗い→仕上げ→縫製→製品 糊は、もち粉とヌカを混ぜたもので、糊をつけた所は染まらずに白く浮き出るそうです。 南部型染は、エンジと藍の2色ですが、注文があればカラフルなものも染めるそうです。伝統を守りながらも、現代風にアレンジした模様や、小物を実際に手に取ってご覧ください。 北上観光物産館アクセス、きたかみ特産品ショップ 「鬼の夢」、展勝地レストハウスに出品しています。 ・紹介記事 https://blog.canpan.info/kitakami-style/archive/157 <お問い合わせ> 横黒染工場 岩手県北上市上江釣子18−2 TEL:0197−77−2218 ■平太房:南部裂き織 <裂き織とは> 古い布を生き返らせるための織物で、古布を裂いて横糸にし、木綿の縦糸を織り機にかけて織り上げるものです。現在は、キレイな模様の布を裂いて作っていますが、当時はほいと(こじき)織りとも言われたそうです。 工房の中には、4台の織り機があり、機織り40年と言うベテランのお母さんが、朝からひたすら布を裂きます。素材の柄や裂き幅によって、厚みや色合いも微妙に変わってきますが、このアンバランスが裂き織独特の魅力を生み出し、世界に一つだけの製品が出来上がるそうです。 ポーチ・財布・バッグ・リュック・札入れ・巾着などがありますので、お手にとって感触等を楽しんでみて下さい。 北上観光物産館アクセス、きたかみ特産品ショップ 「鬼の夢」、展勝地レストハウスに出品しています。 ・紹介記事 https://blog.canpan.info/kitakami-style/archive/160 ・「南部裂き織:いわての織物・染物」(いわての生活文化) http://www.bunka.pref.iwate.jp/seikatsu/orisome/data/kougei_017.html <お問い合わせ> 平太房 〒024‐0073 岩手県北上市下江釣子16-122 TEL:0197-77-2857 ■ぐりーんぐれーす:木炭オブジェ 日本一の生産量・質の森林王国岩手が誇る木炭に命を吹き込み、世界に一つだけのオブジェを生み出しています。制作を通じて、森の大切さ、森と人との共生について考え続けていきたいとの事です。 素材は、硬質の木材「ナラ、クヌギ」に限定しているそうです。気孔がタテ、ヨコに多くあるため、自発呼吸力が大きい事がその理由です。大切に焼かれた炭には、脱臭、消臭、調湿効果、シックハウス症候群を撃退、環境ホルモンの除去、静電気除去、リラックス効果等、様々な効果が見直されています。 北上観光物産館アクセス、きたかみ特産品ショップ 「鬼の夢」、展勝地レストハウスに出品しています。 ・紹介記事 https://blog.canpan.info/kitakami-style/archive/167 <お問い合わせ> (株)木戸口工務店 ぐりーんぐれーす 北上市二子町築舘38-1 TEL:0197-66-2722 FAX:0197-66-5310 http://suminouta.net/ ■木目込み人形 <木目込み人形とは> 桐粉を固めて作ったボディの溝に糊を入れて、布地を木目込んでいくので「木目込み人形」といいます。色あせてきたら、布地を新しいものに変えることも出来ます。 ・紹介記事 https://blog.canpan.info/kitakami-style/archive/172 <お問い合わせ> 北上人形ナス民芸 〒024-0056 岩手県北上市鬼柳荒高68-3 TEL:0197-67-2534 ・北上観光物産館アクセス http://www.kitakami.ne.jp/~access21/ ・北上特産品ショップ「鬼のゆめ」 http://www.city.kitakami.iwate.jp/index.html ・技を知るマップはこちら! |