• もっと見る

平成森鮮組 大見じねんファーム 大ボラ会

 「貴僧坊」・・・「きそうぼう」と読みます。伊豆のど真ん中、100人に満たない小さな寒村です。 40数年ぶりに帰村した貴僧坊は多くの社会的困難な課題を抱えています。
 NPO伊東里山クラブに入会、さらに平成森鮮組を結成して里山・里地の整備を進めています。「貴僧坊ECOファーム」「大見じねんファーム」を立ち上げ自然農法に挑戦していきます。里山・里地の整備で派生する資材を農業に利用し、竹尽くし農法(竹取物語)や炭素循環農法を実践しています。
         
           NPO伊東里山クラブ 貴僧坊ECOファーム長 
             一般社団法人平成森鮮組平成森鮮組 代表理事 
               大ボラ会事務局長         山下 隆(洋平太)

         連絡先 伊豆市貴僧坊67   メールアドレス yoheita0609@yahoo.co.jp


大ボラ会89;ホーム刈り払い [2021年05月01日(Sat)]
今回はホーム姫之湯の河原刈り払い作業です。
IMG_3781+1.jpg
ゴールデンウイークですね。結構、県外車を見かけます。アウトドアを楽しむ分には問題ないでしょう。これからレジャーのスタイルも変わるのでしょうね。コロナ禍は収束していませんが、大ボラ会も屋外で密にならない活動なので大丈夫と思ってます。

IMG_3783+1.jpg

IMG_3785+2.jpg
河原に降りるルートを確保します。堤防に根付いた木々を伐採。刈り払いした葦も搬出するので、堤防に古い脚立をたてかけました。

IMG_3789+1+1.jpg
堤防の刈り払い

IMG_3790+1.jpg
刈るよりも搬出が大変です。ごろたの河原は足場が悪いし、脚立から上げるのも一苦労でした。

IMG_3788+1.jpg
軽トラ3台分の葦や雑木を回収、ヤギ放牧場に放り込みあy魏さんの餌にします。後日に食べ残しを粉砕します。

IMG_3792+1.jpg
葦の下から、やはりプラごみが出てきます。次回は貴僧坊の河原刈り払い予定です。
つくづく思うのは、堤防が邪魔して人が川に親しむのを拒んでいる事です。ごく身近に自然と親しめる川の現状が残念です。参加者の皆様、コロナには重々留意して次回もお願いします。
カプリ茶園のお茶摘み [2021年05月04日(Tue)]
カプリコーンの近くに我が家の茶畑があります。体験農園として利用したいのですが、コロナ禍のご時世でできません。
IMG_3793+2.jpg

IMG_3794+1.jpg
手入れしてないので雑草が生えています。2人で半日だけの茶摘みです。姫之湯の製茶工場に出すのですが加工賃が1k当たり500円します。今日のは12k弱で6000円くらいかかるでしょう。例年ですと50kくらいあり、随分と高くなってしまう。来年は手もみを考えてみます。幼少期、このすぐ近くにホイロ製茶器がありました。上半身裸になり、汗だくで手もみする光景をかすかに覚えています。これを復活したらおもしろい!

IMG_3822+1.jpg

IMG_3797+2.jpg
チーちゃんの子供たちをチータとチコと仮に呼んでました。名前が決まりました。チータとウニさんです。ウニは南伊豆の漁師さんの里子になる予定で、漁師さんから名はウニとしてくれと連絡がありました。
JR伊東駅ヤギ除草実験 [2021年05月05日(Wed)]
JR伊東駅さんと何回かの打ち合わせを経て、今日から実証実験です。
IMG_3805+1.jpg

IMG_3803+1.jpg
任地は駅ホームと駐車場の間、ホームに沿った細長い空き地です。フェンスが完璧なので、上部にダミーの電柵線張ればをすぐにも放牧可能でした。ヨツバとブーツを駐屯させます。

IMG_3800+1.jpg
駐屯シェルター

IMG_3811+1+1.jpg

IMG_3808+1.jpg
各種注意書き
街中での除草に取り組むいい機会です。臭いとか鳴き声が大丈夫かの検証ができます。狭いので2週間もすれば除草できるでしょう。その後は雑草の様子をみて、出入りを繰り返します。
動物取扱業申請 [2021年05月07日(Fri)]
前からの課題であった動物取扱業の再申請をしました。やぎさんの不審死が続いたのと、ヤギ舎や放牧場の改修に手間取りましたが目途が立ったので申請しました。2年延びたのでその間に法改正があり、さらにハードルが高くなってました。走り回って何とかクリア、今日は保健所さんの現地調査です。
IMG_3814+1.jpg
沢水が不可だったので水道水の引ける自宅の長屋を改造したメス山羊用の「サクラハウス」

DSC00826+1.jpg
サクラハウス水飲み場

DSC00827+1.jpg
サクラハウス給餌台

DSC00825+1.jpg
サクラハウス出入り口

IMG_3812+1.jpg
やはり水道水を引いてオス用の「ゲンキハウス」

DSC00822+1.jpg
ゲンキハウス水飲み場

DSC00821+1.jpg
ゲンキハウス糞乾燥場

DSC00820+1.jpg
ゲンキハウス給餌台

DSC00824+1.jpg
ゲンキハウス出入り口

IMG_3813+1.jpg
ゲンキハウス内の様子
検査は無事に終了、提出図面通りですねとの事でした。やっと取扱業が取得出来ます。
リード線で制御できるか? [2021年05月10日(Mon)]
フェンスでなくリード線での放牧が可能か?
IMG_3820+1.jpg

IMG_3819+1.jpg
ハンガーレールを利用して試してみました。両サイドは駒につなげ1.8m前後することができます。
首輪側により戻しを付けて絡まないようにしています。チーちゃんにお願いして始めましたが難しそうですね。まだまだ工夫が必要です。

IMG_3817+1.jpg
電柵訓練場はクローバーを蒔いてあるので、よく根付いてくれました。フェンス沿いはヤギさんの口が届く範囲で除草されています。

IMG_3815+1.jpg

IMG_3816+1.jpg
伊東駅に毎日早朝に通ってチビさんたちの様子を観ています。草も少なくなり撤収を考えています。
舌刈り隊、第一次ミッションクリア [2021年05月15日(Sat)]
伊東駅に派遣したブーツ&ヨツバの舌刈り隊、任務完了です。一旦撤収します。
IMG_3830+1.jpg

IMG_3831+1.jpg
5日から10日間で除草完了
今回はお試しの実験でした。心配していた電車の音にもすぐに慣れたようです、鳴き声や臭いも問題ありませんでした。職員さんがこまめに世話してくれて体調も良さそうです。
このような取り組みに批判的な方もおられます。いろいろな考え方があって、心配してくださることは大変ありがたいと思っています。その声を真摯に受け止めて対応していきます。
私は彼らをペットと思ったことはありません。私の同志であり、森鮮組の隊士です。彼らの能力を借りて荒廃した中山間地の環境整備をしていくつもりです。当然ながら彼らの健康が第一優先されます。様子を観ながら隊士の交代、出入りや撤収をしていきます。
街中での除草実験は初めてのことで、私も毎早朝山越えして様子を観ています。なによりも職員の皆様が常時観てくれて、心配があればすぐに連絡してくれました。保健所さんからの指摘もあり、遮光はもう一工夫必要です。

IMG_3829+1.jpg
堂ノ下放牧場は大見川に接しています。堤防からの斜面にはウツギ類やらの雑木びっしり生えています。枯れないように少しづつ切って牧草を蒔きたいと思っています。切った枝葉はヤギさんたちの餌になります。

IMG_3837+1.jpg

IMG_3836+1.jpg
自然薯の畝に商品にならない芋を植えておきました。暖かくなったので芽が伸びてきました。掘り返して植え替えです。購入した種イモは、まだ芽が出ません。今年は川砂で栽培するつもりです。
スマイルポート八岳;芝植えの準備 [2021年05月23日(Sun)]
旧八岳小学校校庭の芝生化が事業決定され準備に掛かりました。
IMG_3843+1.jpg
これはペットボトルを利用した位置出し治具です。中に石灰を入れ蓋に小穴を開けて地面をトントンと叩くと・・・

IMG_3844 (1)+1.jpg
白い点が残り植栽位置が示されます。

IMG_3846+1.jpg
次に穴を掘る治具、ハンドルを数回回すと・・・

IMG_3849+1.jpg
径100_深さ80_の穴ができました。これで何とか出来そうですが、なんとも1万2千ヵ所、大変なのは変わりありません。これらの治具を数個づつ作って、6月26日の本番に備えます。

IMG_3850+1.jpg
除草剤のラウンドアップを散布しました。初めて除草剤を使いました。主義に反し撒きたくはありませんが、芝生化のために敢えて目をつぶります。効果のほどは?
舌刈り隊第二次ミッションの準備 [2021年05月24日(Mon)]
本格的にヤギレンタルが始まります。次のミッションは6月の宇佐美駅、駐屯シェルターを準備しました。
IMG_3851+1.jpg
パレットを利用した小屋
重すぎても長すぎても使えない。軽トラに乗せて移動できるように4分割の組み立て式です。張り出しは日陰のための簾の固定棒です。2頭派遣ならこれで良さそうですね。

IMG_3842+1.jpg
さて誰を派遣するか? 慣れさせるために前回とは違うチャチャとゲンキを派遣します。ただあまり仲が良くない。

IMG_3852+1.jpg
サクラの背中にカラス
サクラさんは2014年の3月生まれですから7歳を過ぎました。ヤギの寿命が12年くらいですからおばあさんになりました。7歳から急に老化するようです。体つきはメスなのですが半陰陽で妊娠能力はなく、小さい時から前足が不自由でした。皮膚も弱く傷が絶えません。余生をゆっくりと過ごすもらいましょう。

IMG_3839+1.jpg
コヤギ屋根散歩
屯所の広場ヤギ舎には、Y君のハチのコヤギ2頭が暮らしています。縄文舞台の隙間から屋根に登ってしまいました。
自然薯の植え付け始まる [2021年05月29日(Sat)]
芽出ししていた自然薯が急に伸びてきました。
IMG_3853+1.jpg
一箱に70〜80本入っています。むらはありますが、これからぐんぐんと伸びてきます。

IMG_3855+1.jpg
採取してきた川砂や赤土を竹受けに敷きます。以前は1m40センチの受け全面に入れていましたが、上部に角スコ2杯を入れました。客土の確保が大変なのと、成長には上部のひげ根が重要だと思うからです。結果は秋まで分かりませんが、そんなに変わりはないはずです。

IMG_3854+1.jpg
これから目出しを見ながら一ヶ月間植え付けに掛かりますが、26日の芝植えまでには終わらせます。

IMG_3858+1.jpg

IMG_3857+1.jpg
エコファーム裏の田んぼは田植えが終わり水が張られています。段差のところの草刈りはこちらの担当ですが手が回りません。ヤギさんにお願いしています。水が嫌いなので田んぼに入らないのですが、万が一入ると苗を痛めます。ファームで作業していて監視ができる間だけヤギさんを入れています。そっか、足の悪いサクラだったら田んぼには降りないので彼女の仕事にしよう。