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平成森鮮組 大見じねんファーム 大ボラ会

 「貴僧坊」・・・「きそうぼう」と読みます。伊豆のど真ん中、100人に満たない小さな寒村です。 40数年ぶりに帰村した貴僧坊は多くの社会的困難な課題を抱えています。
 NPO伊東里山クラブに入会、さらに平成森鮮組を結成して里山・里地の整備を進めています。「貴僧坊ECOファーム」「大見じねんファーム」を立ち上げ自然農法に挑戦していきます。里山・里地の整備で派生する資材を農業に利用し、竹尽くし農法(竹取物語)や炭素循環農法を実践しています。
         
           NPO伊東里山クラブ 貴僧坊ECOファーム長 
             一般社団法人平成森鮮組平成森鮮組 代表理事 
               大ボラ会事務局長         山下 隆(洋平太)

         連絡先 伊豆市貴僧坊67   メールアドレス yoheita0609@yahoo.co.jp


貴僧坊の里地、向山は・・・ [2014年01月12日(Sun)]
筏場川を挟んで西側は向山といいます。川沿いに田んぼが広がっていました。その昔、家屋もあり人が住んでいたと聞きます。姫之湯との間には金毘羅山があります。
ヤギ子達を連れて探検してみました。
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橋から見ています。中央のこんもりした山が金比羅山、斜面の竹林や人工林が向山です。
平坦地は田んぼで、2年前までは稲作をしていましたが獣害で耕作を諦めたそうです。

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橋のたもとにある松に食らいつくチビ子達
松葉なんて食べなくても、大きい葉っぱの木がいくらでもあるのに不思議です。

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ミナミ、サクラ、ゲンキの順でついてきます。以前はいつもゲンキが先頭だったのですが、ゲンキは最近いじけることが多く、すぐに怒り出します。怒ると頭を振り回すのでご用心!

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金比羅山中腹の柱状節理
ヤギ子達はこういう岩場が大好きです。規模は小さいですが貴重な地域資源です。

大きなヤギ牧場を作れば、獣害対策として有効なのではと構想しています。

貴僧坊周辺の里山林況調査 [2014年01月31日(Fri)]
貴僧坊東側は、段野山というなだらかな山並みが続いています。私の少年時代、この山は開墾畑が広がっていました。
現況は・・・
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墓地周辺
ここは人の手が入っていますが、墓地と県道の間は竹林に覆われています。

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墓地から尾根に続く道が残っています。斜面の霜崩れ土が自然薯用土に使えそうです。軽トラで通れるようにしたいですね。

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尾根の平坦地
当時は左右に畑が広がっていました。尾根伝いに道が続き、耕運機で移動したものです。

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人工林に覆われ猪鹿の棲家になっています。
畑の復活は無理としても、何とかしたいですね〜。間伐すれば立派な林になるんですが・・・。

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手足を伸ばしてリラックス
ファームの動物たちで一番おとなしいのはウサ公たちです。ヤギや鶏たちに追い回されますが、めずらしくのんびりと休んでいます。



森鮮組、初出動! [2014年06月14日(Sat)]
平成森鮮組.docx

平成森鮮組胎動パンチ
まずは安全祈願・・・DSC02800+1.jpg
神社拝殿に森鮮組隊員の安全を祈る

今日の敵は・・
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神社裏の放置竹林
2月の雪害で悲惨な状態になっています。何年も放置されて、猪や鹿が暮らしています。

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平坦地を刈払いして斜面の竹を伐採

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ロープで引いて棚に収める
隊員は未経験、慣れない作業ですが皆さん一生懸命で休憩もそこそこに頑張ってくれました。

今日の戦果は・・
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すっきりハートたち(複数ハート)
谷間なので幸いにも日差しが弱く、暑さもそれほどでもなくて夕刻まで作業できました。
隊員の皆さんお疲れ様でした。
平成森鮮組奮戦記 その1-1  しっかりした組織を目指す! [2014年06月17日(Tue)]
森鮮組がヨチヨチ歩きながらスタートしました。この林野庁の事業を通して、本家「新撰組」に負けない強固な組織にしてゆきたいと思います。ただ新撰組は規律が厳しすぎて暗いイメージですが、私どもの森鮮組は明るく楽しくなければなりません。局長の私が能天気で大雑把な性格ですから、里山整備の使命感を持ちつつ「森と遊ぶ」気持ちでやっていきます。

今日は私一人で出動。先日、隊員が山に積んでくれた枝葉を片付けます。
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右の枝葉の山が今日の敵

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粉砕機でチップ化
山から引き出すのが一苦労ふらふら。同じ方向に積むようにお願いしたのですがゴチャゴチャ、一人作業は捗りません。次回活動日の雨が心配なので頑張りましょう。

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新竹を入れたら詰まってしまいました。柔らかすぎて繊維が絡まっています。新竹は駄目パンチ、棚に収めます。

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数ケ所の陥没地をチップで埋める
地下水の通り道でしょうか? 深くはないですが陥没しています。

今日の戦果・・・
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右の山をやっつけました。手前のチップ小山が陥没地。

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チップ堆積場
カブトムシが産卵してくれる? 周辺が竹林と人工林なのであまり期待できないでしょうか? 生物の豊かな雑木林に変換していきましょう。時間は掛かりますが・・・。
平成森鮮組奮戦記 その2 [2014年06月21日(Sat)]
森鮮組は、第一を除く毎土曜日が定例活動日です。蒸し暑い日ですが、幸いにも雨にならず夕方まで曇り曇りです。これから暑くなり、無理はしませんが確実にやっていきましょう。
今日の敵パンチは・・・
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前回伐採の南側奥と・・

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奥から右へ・・
実はここは今年度の整備地ではありません。活動計画をバタバタして作ったので、地主を勘違いしていました。協定が間に合わないと早合点して今年度の整備から外してしまいました。それでも、風倒木や雪害竹だけでもと片付けました。

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粉砕機で粉砕しながら処理していきます。

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山上の竹も枝葉は下まで降ろし粉砕爆弾

粉砕したチップは窪地と遊歩道に敷いていきます。
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草に隠れて見えませんでしたが、窪地は5ケ所もありました。チップで埋めました。地下水の通り道だと、流失の心配がく〜(落胆した顔)がありますね。この先、様子を見てみましょう。
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粉砕機があると作業が捗ります。
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一枚目と比べてください。随分とすっきり綺麗になりました。平坦地一面に何か植えたいですね〜。芝桜なんかいいけどな〜。調べて見ましょう。
雨の出動! 平成森鮮組奮戦記 その3 [2014年06月28日(Sat)]
土曜は森鮮組の出動日ですが、残念ながら雨雨。明日へ順延の連絡を隊士に連絡していくと、元気印のおじさんでストップ。機材を軽トラに積み込んで準備万端、明日が駄目だから行くよ〜。
言わずと知れた”徳田エジソン”、消し炭用のドラム缶を作ったので試したいとやる気満々。
やりましょう! 山本さんにもお願いして、3人で雨の出動です。
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新作の消炭焼きドラム缶
野焼きは出来ませんので、ドラム缶でしっかりと管理しながら枯れ竹を燃やします。

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竹割り架台

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竹割り治具
エジソンが次々に作ってくれます。

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消炭堆積ピット
土壌改良材として地区の人たちに自由に使ってもらいます。

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右斜面は、地主さんの意向で間伐
タケノコ用に斜面だけ間伐して残します。帯状間伐して裏止めを続ければ理想の竹林になるはずです。
雨やまず濡れ鼠、無理せずあきらめて午前中で切り上げました。エジソンも新作の燃焼結果に納得の様子。明日、頑張りましょう!。
平成森鮮組奮戦記 その3-1 [2014年06月29日(Sun)]
夜明け前はまだ雨雨、う〜ん大丈夫かな? 夜明けとともに天気回復晴れ
昨日の定例活動を今日に順延、4人+αで出動です。
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「舌刈り隊」の活躍

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舌刈り隊の隊長”サクラ”
今回の事業は、別称「華やぎの邑」計画としています。亡くなった「ハナ」さんがファームヤギ牧場の原点、その子供たちに重要な仕事を担ってもらいます。事業で整備する地区周辺の保全管理を、ヤギさんにお願いするのが計画の骨子です。ヤギがごく自然に貴僧坊周辺の里山に戯れ”華やいだ癒しの邑”、そんなイメージです。

今日の敵は・・・
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昨日の続きです。暑くなってきました。隊士は皆さん還暦過ぎ、無理せずやりましょう。
綺麗になってきて気づくと、思っていた以上に日差しが射します。平坦地の活用を考えてみます。

粉砕したチップを袋に詰めて・・・
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大杉田の自然薯の畝へマルチング
まだら模様ですね〜、まだまだ足りません。せっせと運びます。
汗だくの一日、隊士の皆さんお疲れ様でした。
平成森鮮組奮戦記 その3-2 予定外出動 [2014年07月02日(Wed)]
森の力再生の竹林伐採が朝になって中止、山本さんを頼んで2人で予定外の出撃です。
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午前中に左斜面をやっつけました。
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スッキリ

午後からは粉砕機の道を造って、右上の小山が相手です。
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ジャングル状態です。
刈払いして竹を伐採していきます。

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ここは平坦地になっていて、整備後は色々に使えそうですね。

森鮮組の備品・・・
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同機種を2台づつ揃えたので管理上シールを貼りました。
2人でしたが随分と進みました。山本隊士、お疲れ様でした。
平成森鮮組奮戦記 その4 [2014年07月12日(Sat)]
このクソ熱い晴れのに山仕事exclamation、熱血隊士が集まってきます。30代半ばが一人いますが、皆さん還暦過ぎのオジサンばかりです。
くれぐれも無理せず、水分を補給しながらやっていきましょう。
今日の戦場は西側の小山・・・
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すっかり草に覆われています。刈払いしていきます。

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小山をぐるりと囲むリング状の東側平坦地の竹林
これは皆伐して平坦地に榎の森を造ろうと計画しています。

気温30度は越しているでしょう。いつもより早めに切り上げました。
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生茂る雑草の下から倒木が続々出てきました。チェーソでカットしながら片付けましたが、想定外の事態で捗りませんでした。

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熱血隊士の皆様、お疲れ様です。
平成森鮮組奮戦記 その5 [2014年07月21日(Mon)]
先週の土曜を中止にしたので山本隊士と出動です。
今日の相手は、小丸山の平坦地と階段づくりです。
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伐採して枝先は粉砕

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ここに階段をつくります。

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平坦地の伐採完了

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階段を下から見る
竹で作りました。まだ中途ですが3年くらいは使えるでしょう。腐ったら新たに作る、材料はいくらでもあるんですから。
山本さん熱い中、お疲れ様です。
23日には明治神宮武道館の生徒をここに案内します。

ミナミとサクラは・・・
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ゲンキを連れて陣中見舞い
昨晩は鳴き通しだったようですが、大丈夫でしょう。
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