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平成森鮮組 大見じねんファーム 大ボラ会

 「貴僧坊」・・・「きそうぼう」と読みます。伊豆のど真ん中、100人に満たない小さな寒村です。 40数年ぶりに帰村した貴僧坊は多くの社会的困難な課題を抱えています。
 NPO伊東里山クラブに入会、さらに平成森鮮組を結成して里山・里地の整備を進めています。「貴僧坊ECOファーム」「大見じねんファーム」を立ち上げ自然農法に挑戦していきます。里山・里地の整備で派生する資材を農業に利用し、竹尽くし農法(竹取物語)や炭素循環農法を実践しています。
         
           NPO伊東里山クラブ 貴僧坊ECOファーム長 
             平成森鮮組局長 
               大ボラ会事務局長         山下 隆(洋平太)

         連絡先 伊豆市貴僧坊67   メールアドレス yoheita0609@train.ocn.ne.jp


脱石油農業、竹尽くし農法「竹取物語」に挑戦しています [2013年01月14日(Mon)]

私たちは、石油文明にどっぷりと浸かって暮らしています。車や暖房の燃料はもちろん、このPCもですがありとあらゆる物が石油由来の資材で作られています。とにかく型を起こせば、安価で軽量な製品がいくらでも作れるのです。しかも同一均質、耐久性抜群とくれば申し分ありません。農業もしかりで、ホームセンターに行けば何でも揃います。

つい半世紀前まで、農業と里山は密接に関連していました。里山から様々な資材を取り込んで利用していました。もちろん竹林もです。常に人の手が入り、良好な状態が維持されていたのです。合理性を言い訳にして、怠惰な人間は里山を見捨てると、あっという間にそこは野獣の棲家になってしまう。田園将蕪の原因はここにあります。

なんとかして里山の、特に竹林の資材を農業に利用したい。

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集落からごく間近の放置竹林:なんとも凄まじい竹の成長力

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竹チップ:伐採した竹材を粉砕 ふるいにかけ粒を揃えて乾燥・・なんと手間のかかることか

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枯れ竹の消し炭:ドラム缶でガンガン燃やし水で消火 土壌改良剤

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燻炭炉:クラブのメンバーが自動消火の炉を作ってくれた。

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焼きあがったチップ燻炭

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竹チップに魚アラを混ぜて熟成:竹肥として使うまで時間のかかることよ

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魚腸と竹酢液、それと燻炭を混合して熟成まで待つ:追肥の液肥として使う

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昨春、竹資材を使った野菜の栽培実験

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ナス、キュウリ、シシトウなどを植えてみた

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収穫されたナスとキュウリ:ろくに手入れしなかったので雑草がはびこっていたが、それなりに出来るものですね。

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ビニールなどの石油系ゴミ:野菜の畝作りは全て手作業、その際に出てきたほんの一部。とても拾いきれないほど。機械だと再び土の中に混じりこみ、いつまでも解けないで残る。

















竹うなぎ [2013年02月04日(Mon)]
洋平太は、ブログを日々の記録簿と位置付けている。
公開が前提であるから、書けないこともあるが日々に綴っていこうと思っています。

で、昨年ではあるが心残りのテーマを綴りたい。

手応えあり、初めての自然薯栽培
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年末に掘りあげた栽培自然薯
左は伊豆の国市の自然薯組合に教えてもらった畔シートで、右は竹取物語の竹筒で栽培した。
畔シートは細く真っ直ぐ、きれいすぎて味気ない。竹筒は適度に曲がり、筒一杯でおもしろい芋ができた。

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びっしり生えたひげ根
培土にチップ燻炭をまぜた効果である。

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手応えあり

組合から種芋100本購入。単価が350円、高あグッド(上向き矢印)3万5000円也。
50本を組合の畔シート、残り50本を竹筒で比較栽培。

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斜にカットした竹を半割、焼きいぶして培土を詰め麻ひもで筒状に結束
高野代表と二人で丁寧な仕事をしたものだ。半分は、焼きいぶし半割のみを使った。

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チップ燻炭と霜崩れ赤土を混合した培土と竹筒
燻炭の混合比も1割〜3割と3段階で試験栽培

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畝に置いた種芋
元気そうな芽と吸収根、期待を込めて土を被せる。

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畝に竹チップマルチ
保温と草止めのマルチ
組合では松の枯れ葉を使う。集めるのに大変苦労しているそうだ。

初夏、鳥か何かに種芋を突かれた。
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無残、芽もやられた
多分、犯人はキジではないかと思うが分からない。
チビ子達も脱柵しては蔓を食べ、切ってしまう。すこし甘やかしすぎたかな・・・・。

昨11月末、会員の送別会で試し掘り、自然薯パーティ。わーい(嬉しい顔)粘りもあり、旨いexclamation&question
年末まで少量ずつ掘り取り。先腐れあり、筒外れあり、こぶ芋あり、未熟ありと散々の結果で歩留まりは3割。

商品にならない芋を埋戻し、種芋用とした。それをすべてイノシシにやられた。なんとも悔しいむかっ(怒り)

試験販売してみた。
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竹取物語の自然薯 竹うなぎ

竹を使い包装、説明文とレシピを添付した。
「山芋変じてウナギと化す」といわれ、別名「山うなぎ」。
竹尽くし栽培にちなみ「竹うなぎ」とした。完売したが、種芋代回収までには至らず赤字

ではあるが、手ごたえあり
今年は規模拡大して、栽培してみる。










竹取物語ジャガイモ植え付け [2013年04月01日(Mon)]
ジャガイモ「アンデスの赤」植えました。

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アンデスの赤 種芋
前日、大きいものは半カットして灰をまぶしておきました。

培土は残り物を活用します。
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自然薯用赤土を再度篩にかけます。

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これは燻炭を篩にかけた残りです。
これも再度ふるって、赤土と混ぜます。少量なので新兵器は使わず手動です。

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ミキサーで混合

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円形に掘って培土を入れ、種芋を置きます(左)。現代農業に超浅植えの記事があり、真似てみました。
この上からマルチシートを全面に敷きますが、竹取物語ではチップで覆います(右)。

うまくできるかな〜? 乞うご期待exclamation×2
軟白ウドの試し掘り [2013年04月28日(Sun)]
先週は竹林伐採作業に集中してました。
一日中、竹と格闘してぐったり。事務仕事もできず、なんとも情けなしちっ(怒った顔)
気持ちばかり先行して、思うように進まない。体力の衰えを感じます。
マッ、あせらずボチボチと・・・

冬に仕込んでおいたウドを掘ってみました。
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軟白ウド 
早速食べてみました。
ちょっと香りが弱いようですが、シャキシャキしておいしいですよわーい(嬉しい顔)
収穫量が少ないですが、売ってみましょう。
春の味を楽しんでください。

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ギョウジャニンニクの苗
竹うなぎの会のYさんが育ててくれた苗です。
堂の下圃場に植えます。

あれ〜?
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またか? でぶったか?
モモのお腹が大きい。ゲンキの様子を見ながら気を付けてはいたが・・・
また、妊娠したかも・・・

竹取農法 やってみなはれ! [2013年05月08日(Wed)]
「竹取物語」はまだ確立した農法ではありません。
ひらめき思いつくまま、試行錯誤の繰り返しです。

昨年、ナスなどの苗野菜を竹筒に植えてみました。根の張りが悪く、それなりにしか出来ませんでした。多分、筒が細すぎたのだと思います。そこで今年は・・・
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竹取爺さんの野菜物語
竹を花びら状に並べ、苗床を大きくしました。
外周に竹肥、中心部は1割燻炭用土を使いました。

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トマト、白ウリ、カボチャ
少し寂しいので増やします。
朝づくり、夕づくり [2013年05月16日(Thu)]
竹林整備の毎日ですが、このところ暑いので体力の消耗激しくふらふらバタンキューです。
気力はありますが、体力の衰えは覆うべくもありません。情けなしもうやだ〜(悲しい顔)

老体に鞭打ち、早朝、夕方に農作業しています。チビ子達の世話もありますので、少ししかできませんが・・・。
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つくね芋
左の種芋を30〜50グラムにカットして、腐敗防止に墨汁を塗ってます。畝に丸穴を掘り、1割燻炭用土で植えつけました。

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短形自然薯

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改良型の短い自然薯を取り寄せてみました。
竹うなぎと同じように植えます。竹筒が80センチと短いだけが違いです。
グレーの畔シートは上部の受けに使いました。あまり感心しませんが、昨年の栽培で筒から外れて垂直に伸びたのが1割ほどありました。その防止策です。

本番の自然薯は5/26日に来ます。「竹うなぎの会」分と合わせ320本、忙しくなるぞ・・・

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キクラゲ
作業中に見つけました。少量だったので採りませんでしたが、おいしいだろうな〜?

防草竹すだれ 有機農法は雑草との闘い! [2013年07月20日(Sat)]
一昨日の竹林伐採作業中、竹の跳ね返りを顔面に受けパンチ負傷。傷は大したことなく目も異常なしで、一安心です。ただ「お岩さんモバQ」状態になっているので、とても人前に出られません。

負傷のことはともかくとして、中山間地で医者を探すのって大変なのですね〜もうやだ〜(悲しい顔)。重傷ならば救急車にお願いすればいいのですが・・・。
あちこち電話して、伊豆赤十字病院が「すぐに来れるなら受ける」とのことで、行きましたが間に合わず駄目。翌朝、行くと「今日は外科は休みです」だとちっ(怒った顔)。伊豆の国市の総合病院を紹介され電話すると「整形外科を探してくれ」という。
なんなんだよちっ(怒った顔)、これ。応対は丁寧だし間違いではないだろうが、受け取る方は「ていのいいタライまわし」と感じてしまう。
結局、走り回って電信柱の広告で見つけた修善寺の整形外科で診てもらいました。その個人病院は、患者さんで溢れんばかりでした。伊豆赤十字病院が平日にも関わらず、ガランとしていたのとは雲泥の差です。たまたまだったのでしょうが、総合病院がさびれ(湖西でもそうでした)、個人病院が繁盛する、なにか制度上の欠陥があるんでしょうか?

山村で暮らすのは大変? 抱える問題は多岐にわたるが、中でも教育と医療の不備は深刻です。若者が居つかないのは理解できます。なにか解決法はないものですかね・・・。

で、伐採作業を休んでーーー
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繁茂する雑草の中にサツマイモ?
母のようにこまめに草取りが出来ませんから、この状態ですもうやだ〜(悲しい顔)
除草剤は勿論、農薬は使いません。有機農法は雑草との闘いだと聞きます。せっせと草取りをすればいいのですが、そんな性分でもなし時間もない。

そこで竹ですだれを作り、草を抑えようと思います。
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1.8mの太竹を割って、ひもで繋いで・・・

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イモの畝に被せて、ひもで両サイドをつなぐ。
隙間は竹チップで埋め、光を遮断して雑草を抑える。
これでどうでしょうか? 作るのは大変ですが、多分4年ぐらいは持ってくれるでしょう。
空いた時間を「防草竹すだれ」製作に充てます。

猛暑にダウン ヤギ子も野菜もそして私も [2013年08月24日(Sat)]
この暑さの最中での竹林作業は応える。何とも情けないもうやだ〜(悲しい顔)
日記代わり、と思って始めたブログも間が空きすぎる。なにしろ風呂上りで横になれば、そのままダウンしてしまう。気持ちに体が伴わない。年は取りたくないものだ。

野菜も元気がない。一農園の八田郎圃場は元が田んぼだから、用水路はすぐ近くにある。堰き止めて如雨露で水やりしていた。
ン、待てよひらめき。直接、水を引いてみるか・・・
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グーexclamation水がしみ込んで苗まで届く。
これは良さそうで、大雑把な洋平太らしい。秋の収穫まで面倒見てやらねば・・・。

用水路は圃場のすぐ横にあるので、堰き止めて引き込むが・・・
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ギョギョ、なんと泡だらけ
家庭洗剤が入り込んでいる。このまま大見川に流れ込む。
80年代に化学洗剤の河川環境悪化が大問題になり、随分と改善されたが、それで解決したわけではない。食器洗いに、洗濯に化学洗剤の効果は強力だと思う。
護岸整備と合わせ、カジカもホタルもいなくなる。失ったものは大きいもうやだ〜(悲しい顔)
環境に負荷を掛けない洗剤はある。昔は灰汁を使ったし、木炭と塩でも洗濯はできる。しかし、化学洗剤には勝てない。少しぐらいの汚れを我慢できるか? もっと白く、さらに柔らかく、しかも殺菌とテレビのCMに洗脳された現代人には無理である。解決の糸口はどこにあるのだろう?

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ピーチ大きくな〜れ
モモは抗生物質のお蔭か、少しは良いようだ。チビさんたちが乳首に吸い付くと、痛いのだろう、すぐに足をあげて止めてしまう。心配はピーチ姫。ミナミの半分しかなく、足腰もひ弱そう。モモが搾らせないので、粉ミルクを朝夕飲ませてますが、十分とは思えない。なんとか生きてほしい。
一農園圃場は、もう一か所あります [2013年08月28日(Wed)]
一農園八田郎圃場は2ヶ所に分かれています。
残暑の中、代表と二人でフェンスを張り終わりました。
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ぐるりと650uの放棄地を囲みました。デコボコで使いにくそう。
さ〜て、何を植えますかね。

借りていた「さくら草喰隊」のフェンスも使いました。さて草喰い実験の結果は・・
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柵の内外の違い、はっきり分かります。
効果ありわーい(嬉しい顔)です。リースビジネスにつながればいいのですが・・・。

昨日雨上がりの早朝、ピーチがぐったりと横たわっているではないか。ワァ〜駄目かがく〜(落胆した顔)
走り寄ると、生きている。バスタオルでゴシゴシと濡れた体をふき取る。丸桶に入れて・・
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1時間後、自分で丸桶から出て歩いてる。ほっとわーい(嬉しい顔)します。

ミルクを飲ませ・・
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夕方には姉妹でスヤスヤと。
やれやれ、まだまだ気の抜けない日々が続きそうです。



なんとか耕作できるかな? [2013年08月30日(Fri)]
一農園圃場は2ヶ所、便宜上、自然薯のA圃場に対してB圃場と呼びます。
B圃場の山を削り、なんとか耕作できるようにしています。
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厄介なのはススキの根株
スコップで少しずつ崩していきます。

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小さな畑の出来上がり
燻炭と竹肥をばら撒き、ホンダで漉き込む。フェンスで囲ったので三菱がBまで入れない。なんと計画性のないことかがく〜(落胆した顔)。小型のホンダで少しずつ、山を平らにしていく。

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3っつの島状の畑と長畝になりました。
緑の苗木はクヌギ。地主さんが植えたもので、税金対策でしょうか?
これで耕作可能、ニンニクを植えるつもりです。

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モモ&ミナミ
ピーチは台下にいます。体力がないので、上まで上がれないのです。元気はあるのですが、まだまだ油断できません。
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