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平成森鮮組 大見じねんファーム 大ボラ会

 「貴僧坊」・・・「きそうぼう」と読みます。伊豆のど真ん中、100人に満たない小さな寒村です。 40数年ぶりに帰村した貴僧坊は多くの社会的困難な課題を抱えています。
 NPO伊東里山クラブに入会、さらに平成森鮮組を結成して里山・里地の整備を進めています。「貴僧坊ECOファーム」「大見じねんファーム」を立ち上げ自然農法に挑戦していきます。里山・里地の整備で派生する資材を農業に利用し、竹尽くし農法(竹取物語)や炭素循環農法を実践しています。
         
           NPO伊東里山クラブ 貴僧坊ECOファーム長 
             一般社団法人平成森鮮組平成森鮮組 代表理事 
               大ボラ会事務局長         山下 隆(洋平太)

         連絡先 伊豆市貴僧坊67   メールアドレス yoheita0609@yahoo.co.jp


防災訓練、そして水神社の山葵植え付け [2013年09月01日(Sun)]
9/1は防災の日。貴僧坊でも訓練があります。
老若男女総出で、可搬ポンプや消火栓の実体験、応急手当の実習に励みました。
いざというとき、どれだけの事が出来るかが減災の鍵となる。それには、日ごろの訓練が重要という事です。

終了後、水神社の山葵植えですが・・・
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これは、一週間前25日の山葵採り

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26日の収穫体験
埼玉からのお客で、残りを大サービス。全て採り終えました。

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そして、まずは耕耘から
陸の農作業と変わりませんね〜。専用の耕運機と、水中ポンプでゴミと泥を除く。

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横一列で苗植え

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1200本の苗を植え終わりました。1年後の楽しみです。
お疲れ様です。

Posted by 洋平太 at 23:30 | 貴僧坊 | この記事のURL
小さくても楽し、貴僧坊秋祭り! [2013年10月13日(Sun)]
10/13、14日は貴僧坊の秋祭り。
こじんまりとしたお祭りであるが、それなりに風情がある。

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各役員が祭典委員を兼務して準備する

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ワッショイ、ワッショイ演劇
小学生わずか4人、お手製の神輿で村内を一巡

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神社参道に竹灯篭を・・・
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ロウソクの柔らかい光がいいね。

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ジグソーで子供たちの名前を掘った。モモさんの冥福を祈りつつ、ファームのヤギ子達も仲間入り。

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境内で酒を酌み交わす。ささやかにも楽しの宴の夜。


Posted by 洋平太 at 00:00 | 貴僧坊 | この記事のURL
秋祭り、禰宜さんの引き継ぎ儀式 [2013年10月14日(Mon)]
10/14 昨日の宵祭りに続き、今日が祭りの本日。神主さんをお呼びして厳かに神儀。
各地区が祭りを週末に移行しているが、貴僧坊は13,14日で固定している。今年は、たまたま連休であるが来年は平日になる。神儀だから無理に賑やかにすることもないか? これも良しとしよう。
儀式の後は、庁屋で直会
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談論風発、実りの良し悪し、今後の村落の行く末、話題は尽きることなし

神社は、3人の総代さんと4人の禰宜さんが管理する。この本祭りで交代の儀式が行われる。
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神様の僕であるから、やはりお神酒 なみなみと注ぐ

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平伏しないと飲めない
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今年の禰宜さん、お疲れ様でした。

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新禰宜さん
これから一年間お願いします。

宴はところを変えて続く。飲み過ぎにご用心!




Posted by 洋平太 at 00:00 | 貴僧坊 | この記事のURL
水神社の新穀感謝祭 [2013年12月01日(Sun)]
今日は神社の新穀感謝祭です。神主を迎えて秋の実りを祝います。
神様は写真がお嫌いのようで、祭壇は撮れません。神主さんにお願いしてお供え物だけ写しました。
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鯛など買ってお供えするのは、主旨に合わない気がします。できるなら貴僧坊で収穫された物を供えたいですね。小さな集落ですが、神への敬虔な気持ちを失ってはいません。人口や戸数が減り続けています。いつまで維持できるのか、暗澹した気持ちに囚われます。

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一農園圃場清掃中のチビ子達
昨日、収穫祭であらかた掘り獲ったのでヤギ子達を放しました。芋の蔓が残ってますから、喜んで食べてます。
フェンスの再検証を兼ねて、日中は放牧します。

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シャモのチャー
夏に丸裸になっていたシャモは元のフサフサに戻りました。病気かと心配でしたが、安心しましたわーい(嬉しい顔)
Posted by 洋平太 at 00:00 | 貴僧坊 | この記事のURL
貴僧坊山林部の山見 [2014年04月13日(Sun)]
区の役員で共有林の山見です。山の現況を確認して今年の整備作業を決めます。昨年度は出来ませんでしたが、今年はやりたいですね。
雪の被害が心配でしたが、思ったほどでなく安心しました。
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森を見ないで、何をしているのでしょう?

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ワラビ!
雪で少し遅いようです。

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ぽっかりと空いた穴
多分、神代杉の掘り跡でしょう。

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鹿除けのフェンスで入れません。
カワウツという共有林ですが、川や山葵沢を渡らなければならないので、何年も見ていませんでした。ワイヤメッシュを縦に並べた2mのフェンスで囲まれてしまいました。山葵を守るために仕方ありません。

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手前の山葵沢
伊豆市の誇るべく棚田風景です。

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可憐な白い小さな花
Posted by 洋平太 at 00:00 | 貴僧坊 | この記事のURL
母、落胆! 大畑にイノシシ [2014年07月04日(Fri)]
母が野菜作りを楽しんでいる貴僧坊の真ん中、大畑にイノシシとハクビシン猫が・・・
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これはスイカ
ハクビシンの仕業です。見事に皮だけ、綺麗に食べるんですね〜。感心している場合ではありません。

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まだ芋になっていないのに、サツマイモを掘り返してしまいました。

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イノシシの足跡
かなり大きな奴です。
母はがっかりもうやだ〜(悲しい顔)です。
母の強い希望でワイヤーメッシュで囲みました。
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このままでは、効果はそれほど期待できません。イノシシはフェンス下を掘り、ハクビシンは頭が入れば通り抜けられます。このフェンスに網を張ったり、周囲にトタンを敷くなど補強しないと奴らを防げません。
この大畑は周囲をぐるりと民家が囲っています。加えて、写真右のお宅に2年前まで大型犬がいました。”小町”というラブラドールで、とても賢い犬でした。考えてみれば、この大畑に害獣が来るようになったのは小町がいなくなってからです。
電気策やフェンスでは完璧な防御は出来ません。森鮮組の里山整備と華やぎの邑計画を急ぎたいと思います。

交通安全リーダーと語る会・・・
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5・6年生の交通安全リーダーが各地区の危険個所をピックアップ
小学校体育館で、警察や交通指導員との話し合いの会が開かれました。今の子供たちは大変です。
通学途上、車の危険から逃げることができません。大人の注視も限界があります。何よりも、自分の命は自分で守る覚悟が必要です。
子供たちは”みちくさ”が出来なくなりました。道草しながら、小さな自然に触れたり、転んで擦り傷や痛い思いをしたりと小さな危険を経験する。こうして身を守るスキルが自然と身に付きます。
いざという時に役に立つはずです。いっそ、遠回りでも車の通らないあぜ道などの通学路を考えて見てはどうでしょうか。
水神社のお祭り 男衆講 [2014年07月06日(Sun)]
水神社は年4回のお祭りがあり、今日は「男衆講(おとこしこう)」です。
田植えから2ヶ月近く、稲が順調に育っているのを神様に感謝しつつ農休みにして飲み合う、というところでしょうか? 男衆だけ? 女衆は無いの?

午前中は草刈りの共働作業”役(やく)”です。普通役と山林役があり今日のは普通役。共同墓地、ゲートボール場のミニ公園、公民館周辺の草刈り作業です。地域の事はその住民が汗を流して解決する。この先人口減が続きますが、ぜひとも残したい慣習です。
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元、デイケアサービスなどの福祉施設「貴僧坊の里」
貴僧坊の公民館として市から借りることになりました。ようやく移管され、区民が使えます。
寝かせておいた看板の出番です。
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若い者にお願いして80p掘り下げ・・・
道路地盤で固く私では無理、若人の力は素晴らしいexclamation×2
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ウン、よろしいわーい(嬉しい顔)のでは・・・


墓地から段野山の尾根に向かう林道・・・
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人が通れるように草刈り
キャンプ場から依頼あり、貴僧坊エコファームまで里山探検をしたいという。7/23は明治神宮の武道場の生徒、8/10はボーイスカウトの団体です。
引き受けましょう。小一時間歩きながら貴僧坊を案内します。今朝がたには、沼津のボーイスカウトの団体が8/14・15に神社裏でキャンプをしたいと依頼されました。
貴僧坊が子供たちの第二のふる里になって、大人になっても訪れてくれる? そうなったら良いですね〜。森鮮組の里山整備も急ぎたいと思います。

作業終了、神社で神事のあとは・・・
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昼酒は効きますね〜。談論風発、飲み過ぎにご用心!

ファームのチップ堆積場を覗くと・・・
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あちこち穴だらけでカブちゃんがモゾモゾと這い出してきます。ファームには近くに森はないので、神社裏にチップを利用したカブトムシの森を作りましょう。
水神社、山葵の収穫 [2014年07月27日(Sun)]
水神社の宮沢という山葵沢は、区の所有で氏子が管理しています。先週に続き共働で収穫です。
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山葵、芽苗、茎に分別
一本一本綺麗に仕上げていきます。なかなか手間の掛かる作業ですね〜。
東京から駆けつけたKさんや、姫之湯のIさんも応援してくれました。

さて今年の出来は・・・
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見事!
なかなかの豊作のようで、加工屋さんに引き取られました。売り上げは神社の経費などに充てられます。
(この記事はデジカメ行方不明で30日に書いています)
出雲は遠し、大社夜祭に参拝 [2014年08月07日(Thu)]
8/6、7と出雲に行ってきました。片道700k弱、弟と交代で10時間の旅程です。
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所属している大仁神社さんの参拝に合流
3時間の神事で、母の足を心配していましたが大丈夫でした。10時間も車に乗ってきた後であり、境内も歩き通しですから疲れているはず。この年代のお年寄りは、決して弱音を吐きませんね。

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ウサギさん
あちこちに置いてあるようです。因幡の白ウサギはずるがしこいイメージですが、ここでは縁起物としています。

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さざれ石
角礫岩ですが小礫が積層していて、まさに君が代の”さざれ石の巌”ですね。
夜祭は暗闇の中で行われました。神様は写真がお嫌い、大国主命を見ることは叶いません。

宿泊は玉造温泉
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旅館入り口、竹生け花と苔玉

8/7は母の米寿
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兄妹4人が久しぶりに揃い、楽しい出雲行でした。
(8/10に投稿しています)
神社裏にテント群 [2014年08月14日(Thu)]
ボーイスカウト沼津第17分団のキャンプが始まりました。神社裏の森鮮組整備地に、先発隊がテントを設営、日曜までのキャンプだそうです。
ゲンキを連れて訪れてみました。
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水神社の山葵収穫体験がきっかけで、毎年貴僧坊の上耕地でキャンプしていました。上耕地が太陽光発電で工事をしていてテントを張れず困っていたようです。タイミングよく森鮮組の整備が間に合いました。
この先、キャンプだけでなく森林で自然体験できるといいですね。来期の森鮮組活動に組み入れたいと思っています。団長と今後の交流をお願いしてきました。

温室シェルターのウサ公達は・・・
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穴を掘って自由に出たり入ったり

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出入り口

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リラックス
一羽は下の薪小屋の周辺で暮らしているようです。
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4羽のうち一羽が確認できませんでした。無事だといいんですが。
ウサギは夜行性・・・
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道のど真ん中で寝そべっているラビ
大きくなれば害敵からも逃げられますが、子ウサギはやられてしまいます。鳥小屋の奥で生まれた子ウサギが猫に襲われました。ネオを移しても一時的にしか効果が続きません。罠を仕掛けます。