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平成森鮮組 大見じねんファーム 大ボラ会

 「貴僧坊」・・・「きそうぼう」と読みます。伊豆のど真ん中、100人に満たない小さな寒村です。 40数年ぶりに帰村した貴僧坊は多くの社会的困難な課題を抱えています。
 NPO伊東里山クラブに入会、さらに平成森鮮組を結成して里山・里地の整備を進めています。「貴僧坊ECOファーム」「大見じねんファーム」を立ち上げ自然農法に挑戦していきます。里山・里地の整備で派生する資材を農業に利用し、竹尽くし農法(竹取物語)や炭素循環農法を実践しています。
         
           NPO伊東里山クラブ 貴僧坊ECOファーム長 
             一般社団法人平成森鮮組平成森鮮組 代表理事 
               大ボラ会事務局長         山下 隆(洋平太)

         連絡先 伊豆市貴僧坊67   メールアドレス yoheita0609@yahoo.co.jp


”かえっこ”大盛況! [2014年11月09日(Sun)]
伊藤さんから、「珍しい野菜の種を分けてもらえるよ」「ドラム缶のロケットストーブが幾つもあるよ」と魅力的な話に誘われ、雨模様の日曜日、山梨行です。
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甲府の「環境リサイクルフェア」で伊藤さんのお手伝い

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おもちゃの”かえっこ”は会場の外まで行列
パニックを心配するほどの大盛況! 私などはアタフタするばかり、伊藤さんは毎年参加して慣れたもの、テキパキと子供たちを指揮していきます。不要なおもちゃを持ち寄り、査定してポイントを付与する。そのポイントで好きなおもちゃとかえっこする。やってきた子供たちをスタッフに組み込む。程度が良く人気のものはオークションにかける。素晴らしいアイデアですね。伊藤さんは、今年で11回目の参加だけど、山梨で「私がやる」という方が出てこないと嘆いていました。伊豆市にも持ってきたいですね〜。

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自転車と家具の抽選会場 家具はオール500円

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この人出、さもありなん

小雨の外会場では・・・
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ミニ水力発電システム

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温度差発電器

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2次燃焼ガスを燃やすバイオコンロ
残りは明日に・・・見どころ満載のフェアでした。(11/12投稿)
一里塚榎、あれこれ [2014年12月12日(Fri)]
エノキは街道の一里塚に使われていたそうです。気を付けて見ると街道沿いに名残があります。
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伊東市内、国道135号線沿い
今朝、自然薯の納品途中気づきました。サクラの古木と抱き合って伸びています。地盤が下がったのか根元が盛り上がって現れています。

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県道12号線沿いの冷川バス停前
いずれも雄々しい樹形、多分100年は越えているんだろうと思います。排ガスに負けずによく残ってくれました。
貴僧坊神社の小丸山をエノキの森にしたいと考えています。国蝶のオオムラサキや玉虫が来てくれるはずです。落葉樹の森は昆虫の棲家になり、その落ち葉は腐葉土を形成して微生物の宝庫に変わります。昆虫が増えれば鳥などの小動物がやってきて賑やかな森になるでしょう。
もやし人工林や放置竹林だらけの里山は、生き物の気配を感じられない寂しい森です。森林国日本の森がこれほど貧相になったのは有史以来初めてでしょう。里山を鮮やかに整備して豊かな森を復活したい;「鮮山豊森」が森鮮組の目標です。

寒くなってきて鶏さんたちが心配。せっかく用意した鶏小屋には入らず、シェルターの隅で体を寄せ合って寒い夜をしのいでいます。
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地盤を少し掘り下げて竹チップを15センチ投入
上を分割した板床で覆う。チップの発酵熱で少しは温かい?

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こんな感じ
周りを囲み、低めの止まり木を置いて藁を敷く。寒さはこれからが本番、これで大丈夫かな〜?

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ファームから向山を覗く
斜面を綺麗にしたので杉檜が丸だし。右隅にU字型のクヌギが見えますが、右斜面をもう少し綺麗にしたいですね。
講演に発奮、グータラしている暇はない! [2015年01月19日(Mon)]
1/19「地域の自然エネルギー活用と温暖化防止を考える」研修会に静岡へsecuredownload[1] (9)+1.jpg

「里山資本主義」著者の藻谷浩介さんと飯田哲也さんの講演を聞きたかったからです。
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全国の自治体のほとんどを訪れ、地域経済の研究をされている藻谷さん。
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地域からのエネルギーシフトを進める飯田哲也さん
お二人は山口出身、同じ小中学校の先輩後輩だそうです。またしても長州人ですね。頑固な理屈家、甘っちょろの豆州人は敵いません。
どこぞの偉いさんがいうように、地方にこそ日本再生のチャンスがあることを再認識した講演でした。この貴僧坊で大いに足搔いてみましょう!
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Posted by 洋平太 at 00:00 | 環境 | この記事のURL
ウンコの本見っけ! [2015年02月17日(Tue)]
今日は雪も雨も大したことは有りませんでしたが、山積みになっているデスクワークに専念することにしました。森鮮組の今期のまとめと来期の詰め、里山資本主義の講義準備、あれやこれが残っています。
郵便を出そうと封筒の入っている書類箱を曳くと出てきたわーい(嬉しい顔)〜。
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興味を惹く本でしょうexclamation&question
これは1月の末に図書館から借りた本です。返却時に見つからず図書館員に訳を話すと「購入して返してください」という。早速ネットでアマゾンに問い合わせると、運よく一冊在庫があり注文しました。なかなか届かないので再度問い合わせると「在庫がありません」。
ナニー! ザケンナヨちっ(怒った顔)。受注しておいて何だちっ(怒った顔)。お詫びに300円のクーポンを付けますだとー要らんワイちっ(怒った顔)
出版社にも問い合わせましたが在庫なし。図書館からは本屋さんで探してくださいと言われ、ほとほと困っていました。良かった〜わーい(嬉しい顔)ですが、この頃は物忘れが多くなりました
ところで、この本は廃棄物を追ったルポタージュです。リサイクルは大量生産・大量消費の抑制に貢献していないどころか、かえって助長している。大量廃棄できる便利さを失わない方便と言い切っています。
何事も効率の名のもとに、一か所に集めて処理しようとするから問題が起こる。ごみ燃料工場のRDF発電の失敗はつい最近ことだ。数十億という巨額の投資失敗を誰が責任を取ったのでしょう?
ここでも、地域でこじんまりと循環させる里山資本主義がヒントになりそうですね〜。

デジカメがうまく使えなかった時期の記録をしていきます。
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森鮮組の鎌倉出張は1/29 1/31 2/3 2/4の4日間でした。キョウリツの粉砕機は古くてすぐにオーバーヒート、だましだまし使い思いの他時間を喰ってしましました。

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クマザサの刈払いは一苦労

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ササやヒメダケの根元が残って危ない。何度も地面を擦るように刈払いしては粉砕していきます。
なんとか依頼された平地の処理を終わることが出来ました。参加隊員の方々お疲れ様でした。
環境カウンセラー研修会に登壇 [2015年03月08日(Sun)]
三島で開催された環境カウンセラー研修会に招かれました。藻谷浩介さんのベストセラー「里山資本主義」の解説を依頼されていたからです。
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本の内容に照らして、自分たちの活動を紹介していきます。30分の持ち時間では無理、時間配分は難しいですね。

その後は3班に分かれて「持続可能な地域モデル候補地」のワークショップ
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湖西市の新所地区が挙げられていました。懐かしいですね。

里山資本主義は、昔からの里山暮らしを再認識しています。そこにある人の絆、自然とのつながりを重要視して、行き詰ったマネー資本主義を見直そうというものです。最近のテクノロジーを手助けに、里山は時代の最先端をいきます。さて、私が残された人生でどこまでできるでしょうか?

スズメのお宿
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鶏のくず米を狙って、シェルターの隙間から入ってしまいました。全部で6羽。入り口を開放してもなかなか出れません。襲う者もいませんが、大丈夫でしょうか?
狩野川クリーン作戦 [2016年05月08日(Sun)]
母の日ですが、例年5月の第一日曜は漁協主催で狩野川クリーンアップ大作戦が行われます。私は組合の一員として参加しています。
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小川橋近くに集合した漁協4区組合員
年々少なくなっているような気がします。狩野川環境劣化→釣りマニア減少、組合活動萎縮・・・どうやら負のスパイラルに陥っているようです。

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鵜除け?
堰堤にロープを張り、ペットボトルを並べています。鵜による鮎の被害は甚大だと聞きます。上流でも鵜を見かけますが、鵜の心配よりも河川環境改善を考えるべきと思いますが・・・ 私は研究者でも学者でもありませんが、直観的に今の狩野川では鮎が繁殖、増殖するとは思えません。安定した水量・水温、変化のある早瀬と淀み、砂利の産卵床・・・山から改善しなければ・・・難しいのでしょうか? 道のりは遠い、でも出来ることはあるはずです。

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一時間の戦果
青のポリバケツは穴もなく使えます。捨てたとは思いたくないので、風で飛ばされたのでしょう。もう葦が邪魔して、ごみの回収は難しくなりました。恒例行事の消化でなく冬場の定期的な清掃活動が必要と思います。 大ボラ会が全面的に協力しますので、組合さんやりませんか?

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発電所対岸の慰霊碑
おじいさんが掃除していたので聞いてみると、狩野川台風で流され亡くなった2軒のお宅の碑だそうです。あれから半世紀以上経つのですね。花や飲み物が供えられ、地主の老人がこまめに掃除しています。ついでに近くのビワの枝を頂きました。時々切らせてもらいます。

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山梨製餡さんの豆滓

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一斗缶の甘夏残渣

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小麦粉と混ぜて一斗缶蓋の型に広げ・・・
ヤギせんべいの開発は、大量に作る装置を考えていますが思うようには進みません。

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多すぎるので耕地のたんじゅんファームに

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エコファームの畑に
防腐剤などおかしなものは入っていないと聞いてますから、悪くはないはず・・・

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コロンはまだ乳を欲しがります。それでも朝晩2回で我慢できるようです。

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チャチャが元気ありません。腹がパンパンに張っていて、べちゃウンチです。変なものを食べてガスが貯まった? 食欲はあるようですが心配です。白っ子ウサもこの2日ほど姿を見せません。心配の種、尽きることなし。
サクラ草喰隊その後・・・ [2016年05月23日(Mon)]
サクラ&ゲンキは八幡山中の太陽光発電所で舌刈り作業を続けています。10日経過しました。
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ゲンキ、少々やつれたかな?

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パネルの隙間からワラビ
通路のワラビは刈り払いしましたが、隙間から出ると影を作り発電効率が悪くなるというので、高枝鋏で切り取りました。サクラたちにもう少し頑張ってもらって、パネル下まで食べてもらいましょう。ヤギレンタルの可能性を探っています。

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犯人はこ奴、黒猫
ウサっ子はとうとういなくなってしまった? ヤギ舎裏に黒猫がじっと中を窺っていました。どうやらこいつが犯人でしょう。こいつを防ぐのは難しい。返しをぐるりと回すか、箱で飼うか? 狭い箱で飼うのも良しとしない、どうしよう? 

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大仁の自然薯圃場
今年はキューリネットを止めて直管で棚を作るつもりで見に来ました。ネットを使わず姫竹が良さそう・・・(5/27上稿)
修善寺のビグミーゴート、いと可愛し! [2016年05月24日(Tue)]
お寺さんでミニヤギが飼われています。
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平日でも外国人で賑わっていました。

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裏山の平地にヤギ牧場がありました。今春生まれた子ヤギが4頭。ピグミーゴートだと思われます。ファームのゲンキたちはザーネン種で3倍近くの体格差があります。チャチャもピグミー種と聞いていたのですが、ここのより培以上大きいですね。たぶんザーネンとの雑種でしょう。無量塾杉本さんに一頭貰えそう?

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ウサも暑いの苦手
四足を延ばしぐったりしています。死んではいないかとハラハラしますね。ヤギもウサも暑さには弱いようです。

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動物との触れ合いが初めてなのでしょうか? 泣き出す子もいますね〜。(5/27上稿)
ゲンキ脱走 [2016年06月09日(Thu)]
発電所で舌刈り作業中のゲンキとサクラ、12日で一か月になるので一旦引き上げる予定でした。ところが午後に城の山奥、小菅のある方から「ヤギがいるけどお宅のか?」と連絡あり、急きょ迎えに走りました。
「鹿かと思ったが、慣れていて近寄っては体を擦り付けてくる。おとなしいな」と感心されていました。ありがとうございます。名札を付けていたので助かりました。
中山間地で暮らしている方が鹿と見間違う? おかしな世の中ですね〜。 ヤギを見るのが特異で鹿は日常的な存在なのですから。
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脱走したのはゲンキ、サクラは柵内にいました。ずいぶんと汚れてしまいました。少しやつれ気味・・・予定変更、今日で引き揚げます。

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上部は鉄条網、上から飛び越えるのは不可能?
どこから脱柵したのか? 下の隙間が広いところがありましたが、這いずり出た形跡はありません。

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一か月の戦果
すっかり食べてくれましたが、ワラビは残っています。秋口には再出動します。

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一か月ぶりの我が家
何か呆然としています。でぶサクラのダイエット成功です。ヤギレンタルを業として確立できるように考えてみましょう。
エジソン孤軍奮闘! 鹿捕り作戦 [2016年07月13日(Wed)]
徳田エジソンは私が尊敬する同志の一人です。森鮮組の最高齢隊士、確か今年で80歳のはず。その人生経験と人脈の広さに驚くばかり・・・少々暴走気味のところがありますがそこがまた魅力となっているジイさんです。
エジソンが執念を燃やして取り組んでいるのが鹿退治。大小の鉄製箱罠や「我楽多」と命名された追込み装置を次々と開発しています。
アイデアは素晴らしいと思うのですが、捕獲実績が伴わないので害獣駆除の”商品”となっていません。
エジソンが自己資金を投入して開発した種々の機器の集大成として”鹿捕獲タコ壺トラップ”の実証実験を始めました。
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ここは段野中野線沿い、K氏所有の梅林計画地
数年前から人工林を皆伐して梅苗木の植樹を続けています。

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ようやく根付いた梅、まだ心配

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鹿野郎にやられ丸裸

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網囲いした菜園もこのありさま
高い授業料を払い続けていると苦笑されるK氏、無理はありません。野獣にとっては、餌にならない人工林を皆伐してくれて、せっせと御馳走を作ってくれる、人間サマザマでしょう。シカもイノシシも喜んでいる?
以前、最終的な形だよとエジソンがミニモデルを見せてくれました。その実証実験をやろうとしています。この場所にタコ壺トラップを設置する孤軍奮闘のエジソンを放っては置けません。
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奥から野獣を餌付けしながら、中央道路に誘う
センサーで確認して、我楽多で下方に追込み上部ゲートを閉める

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下方ゲートに箱罠をセットして入ると自動閉扉
構想通りに展開すればいいのですが・・・正直、私にはわかりません。少々凝りすぎていると思うのですが・・・エジソンがこの4年間執念をもって開発研究を続けている、という事実に脱帽して協力していきます。
今日は上部導入ゲート建てと、中央道両サイドの網張作業でクタクタに・・・この蒸し暑さは応えます。

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猫避難で隔離していたウサっ子を広場に戻しました。
まだ小さく心配ではありますが、1羽だけでは寂しそうなので一緒にします。

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兄妹と再会、じゃれ合いながら離れません。

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7/12、民生委員懇親会
この日は朝から奉仕活動、定例会、子ども課との懇談会そして夜の飲み会と民生の一日でした。
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